ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2016プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ第5節 vs浦和レッドダイヤモンズレディース(+トップ試合雑感)
なでしこリーグカップも折り返しとなる第5節の対戦相手は、ここまで2勝1敗・得点数6・失点数3と全く同じ戦績で同率2位の浦和レッズレディース。
リーグ戦では超・予想外の最下位に低迷している浦和も、カップ戦に入って遂に本来の実力を発揮し出したようで、リーグでは2連勝させていただいたウチとしても、改めてその真価が問われる大事な試合になる。

決勝トーナメント進出のためには絶対に負けられない、生き残りをかけた直接対決、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 3(1-1・2-3)4 浦和レッドダイヤモンズレディース
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今日のウチの布陣は久々に#3矢島由希と#23野口美也が両サイドバックに起用された他、#6國澤志乃がトップ下に入り#5木下栞がアンカーに付くという具合に変わった。
選手紹介では本来トップ下に入るはずの#11齊藤あかねやカップ戦出ずっぱりだった#18五嶋京香、またスーパーサブ的存在になりつつあった#28山崎円美といったあたりが呼ばれなかったが、そういえば信毎朝刊のプレビュー記事で『怪我人が多くなっている』と書かれているのを思い出し、その怪我人がこれらのメンバーだったらこの先ちょっとキツくなるな・・・という嫌な予感が頭をよぎった。

それでも、試合が始まれば出場した面々がいつも通りの思い切ったプレーでグイグイと前へ攻め込み、立ち上がりからしばらくはウチが優位に試合を進めていく。
普段はワンボランチとして中盤の底にどっしり構えていた國澤選手も今日は積極的に攻撃参加していたし、代役の木下選手もソツなくアンカーの役割をこなしていた。

しかし、復調なった浦和もサイド攻撃からリズムを作り徐々に盛り返していくと、前半29分に見事な速攻から#24長野風花に決められて先制を許す。
う~ん、長野で長野が浦和の長野にヤラれてしまった・・・なんてしょーもない話はともかく、この選手は公式ガイドブックには載っていなかったので帰宅してから検索してみたところ、2014年のU-17女子ワールドカップ代表にも選ばれた若手のホープとの事で、カップ戦に入ってから積極的にスタメンで使われるようになったが、こういった若い選手の台頭が今の浦和の好調を支えているのだろう。

ここまでの試合の流れからいってもこの失点は非常に痛かったが、どっこいウチにはこの人がいる。
前半もこのまま終わるかと思われた38分、ディフェンスラインからのフリーキックを受けた#10横山久美が絶妙なタイミングで相手のマークを外して見事なミドルシュートを決めて同点に。
さすがはスーパーエース、本当に頼りになります。
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そんな訳で、前半は相手に押し込まれる場面もあったものの、ウチも何度かチャンスを作り出しているし、このまま我慢強く相手に喰らい付いていけば勝機もある。
まずは早い時間に追加点を取ってウチのペースで試合を進められたら・・・と期待したが、その肝心な“次の1点”は残念ながら浦和に入ってしまった。
後半7分、ゴール前の混戦から#11後藤三知の渾身のゴール。
自分は試合前のアップを見てこの後藤選手から並々ならぬ気迫を感じており、腕にキャプテンマークを巻いている事もあって試合中も闘志あふれるプレーぶりで少々嫌な予感がしていたのだが、それが現実となってしまった。

とはいえまだ1点差だし、時間も十分にあるから全く諦める事は無い・・・と思っていたが、これで勢いに乗った浦和が攻勢を仕掛けてウチは受け身に回る時間が増えてくると、後半17分、ウチの守備陣のクリアミスから相手にチャンスを作られ、最後は#13白木星に決められて痛恨の2点差に。
ウチも相手の猛攻に何とか耐えながら反撃の機会をうかがっていただけに、このミス絡みの失点は精神的にかなり響いた。

それでも、その2分後に上手い連携から#10横山久美が2点目のゴールを決めて望みを繋ぎ、更にDFの#2田中菜実に代えて#20内山智代、疲れの見えた#8大宮玲央奈に代えて#9濱垣香菜と攻撃的な選手を投入して打開を図るも、逆に後半40分に受けた猛攻から再び#13白木星に突き放され、アディショナルタイム突入直前に#10横山久美が意地のハットトリックを決めるも時既に遅しで、浦和が逃げ切り勝ち。
ウチとしては、なでしこファンから“魔境”と呼ばれ無類の強さを発揮しているホーム・南長野で、リーグ戦での日テレ・ベレーザとの試合以来の2敗目を喫してしまった。

今日はスコアを見れば1点差の惜敗に見えるが、内容的には肝心なところで失点を許してしまっての“完敗”といっていいだろう。
とにかく、相手の正確なサイドチェンジや素早い突破に翻弄されて完全に相手のペースにはまってしまい、点差以上に実力差を痛感した試合だった。

ただ、自分はこの結果に関しては当然悔しい思いもあるけれど、意外とサバサバと敗戦を受け止めている。
リーグ戦での対戦成績や両者の順位からついつい忘れがちになるが、原点に立って考えてみれば、ウチは1部にあがりたての新参者で、対する浦和は絶えず1部の上位に君臨し2年前はリーグ優勝もしている強豪チーム。
今年はたまたまここまで浦和が不調に陥ってしまっていたが、今日の試合は両者の本来の実力が出ただけで、自分がシーズン前に「1部ではこういった戦いぶりになるんだろうな・・・」と予想していた事がようやく半年遅れて現実のものになったに過ぎない。
今日の浦和の戦いぶりは、去年の冬に南長野で行われた皇后杯で、「来シーズンはこんなスゴいチームと戦う事になるのか・・・」と戦々恐々観戦していた“強い浦和”の片鱗を見せた、敵ながら拍手を贈りたい見事なものだった。
確かにカップ戦の決勝トーナメント進出を見据えれば、ライバルの浦和にはもう少し眠っていてほしかったところもあるが、勝負の世界はそんなに甘いもんじゃないし、むしろ春からの快進撃で「ウチは強いチームなんだ」と勘違いしかけている選手やサポに現在の本当の“立ち位置”を知らせ、1部リーグの厳しさを教えてくれたという意味では、見事にウチを打ち負かしてくれた浦和には逆に感謝しなくちゃならないだろう。
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そういった意味を含めて、自分が今日の試合を終えて心の底から思ったのは、
リーグ戦で早々に浦和サンと2つ当たっといて本っ当によかったぁ~~~
という事だ。
もしリーグ後期のアウェイ浦和戦がこのカップ戦の後に控えていたら・・・と思うとゾッとする。

という訳で、今日の試合は反省点は多かったとはいえ、決して悲観したり落ち込んだりするものではないと思うので、選手達はしっかりとこの現状を受け止め、気持ちを切り替えて更なる成長に向けて精進してほしい。
次節は早くもカップ戦最後のホームゲーム。そして迎え撃つは、現在Bグループ首位を走るベガルタ仙台レディースだ。
仙台とはリーグ戦もカップ戦もアウェイで惜敗しているが、初のホームでの対戦となる今度の試合に勝てば再び決勝トーナメント進出の可能性が出てくるので、南長野の声援を後押しに思い切って強豪に挑み、チーム全体の力で大金星を狙ってほしい。
それとオールドファンとしては、仙台に所属する中野真奈美・有町紗央里・浜田遥の大原学園出身トリオのプレーも楽しみにしたい。


そして・・・

明治安田生命J3リーグ2016第15節@大阪・吹田サッカースタジアム
ガンバ大阪U-23 1(1-0・0-1)1 AC長野パルセイロ
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レディースの試合と同時刻に始まったJ3前期最後の試合は、選手の負傷で中断している時に思い立って携帯速報をチェックすると0-1で負けており、「あちゃー・・・」と思いながら得点者を見たら、な・な・なんと『藤本淳吾』とな!?
やいガンバ! J3相手のU-23チームにジュンゴ入れるなんて反則だろーがっ!!(泣)
しかもゴールキーパー藤ヶ谷だし。。。
その後も何度かチェックしても試合は動かず、一縷の望みを託した最後の更新も0-1のまま“終了”となっており、「あーあ、ハズレくじ引いちゃったよ・・・」と肩を落としたが、スタジアムのビジョンは『1-1』と表示されており、「後半アディショナルタイムに勝又選手がゴールして引き分けとなりました」とのアナウンスが。
いや~、なんという劇的な幕切れ! まずは勝又選手、本当によくやった!!!
Jリーグ公式HPの監督コメントによると、何度もあったチャンスに決め切れなかったところもあって、勝ち点3を持って帰れなかったのは残念なところもあるが、今日は上位陣では鹿児島・大分・富山の3チームが敗れる波乱が起きており、その中で最後まで諦めず勝ち点1をもぎ取れたのは、数字的にもメンタル的にも非常に大きいと思う。

これでJ3も前期の全ての対戦を終え、パルセイロは7勝5分3敗・得失点差+5の4位で折り返す事となった。
今日は上位陣で唯一、栃木SCが勝利して首位に立ったが、ウチとの勝ち点差は僅かに4であり、とにかくモタモタしまくった割には差が離れておらず、まだまだ十分に優勝を狙える位置にある。
とはいえ2位から5位までが勝ち点3差にひしめく大混戦なうえ、ライバルチームは鹿児島を除いてJ2経験チームという事で、非常に厳しい状況にあるとも言えるだろう。
だからこそ、後期はホーム・アウェイにかかわらず、“勝ち点1”に満足せず貪欲に“勝ち点3”を狙い、この厳しいサバイバルゲームを生き残って悲願を達成してほしい。
まずは次節のブラウブリッツ秋田戦、相手もこれ以上順位を落とすまいと必死で向かって来ると思うので、それを凌駕する強い気持ちで必ず勝利を掴み取ろう!!
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コメント
この記事へのコメント
みんなそう思った
リーグ戦、浦和が本調子になる前に2つやって、しかも両方勝った事を(笑)
あれが本来の浦和だし、今のベレーザに対抗出来る唯一のチームだと思ってます。
ただ、そんなガチの強豪に、おっしゃる通り点差以上に完敗しましたが、それでも相手に深い爪痕を残した我らがレディースに拍手です。
負けても熱い!! これがパルセイロL!!
少なくとも、レッズのチームとサポさん達は、「魔境」の片鱗を垣間見た事でしょう。
更に、日が落ちて真っ暗になった南長野も効果抜群ではなかったかと(笑)
取り敢えず、トップのロスタイムがレディースと違い、しっかりあって本当に良かった。
2016/07/04(月) 18:52:24 | URL | レディースファン #-[ 編集]
レディースファン様
浦和も遂に復調してきましたね。
思えば4月の南長野でのリーグ戦で「勝つどころか、到底歯が立たないだろう」と思われた浦和に勝ってからウチの快進撃が始まり、浦和が低迷に陥ったと思いますが、今回の浦和の戦いぶりを見る限りでは、なでしこリーグもようやく正常な勢力分布に戻りつつあると感じますし、ここからがウチのレディースの正念場だと思います。
もちろん、今までのウチの成績はまぐれやラッキーだけでは出しえないものだし、選手達も謙虚さと共に自信も大きく持って、これからの勝負どころでもガンガン行ってほしいですね。
そして最後のロスタイムのくだり、バカウケです!!
本当にトップの試合のレフリーが“あんなん”じゃなくてよかった~~
2016/07/06(水) 20:29:28 | URL | ぼー   #-[ 編集]
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