ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2016プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ第6節 vsベガルタ仙台レディース
なでしこリーグカップ予選の後半戦最初の対戦は、カップ戦負け無しでBグループ首位を走るベガルタ仙台レディースを、今シーズン初めて南長野に迎えて行われる。
今年ここまで仙台とはリーグ戦・カップ戦と共にアウェイでの開幕戦で対戦し、2-3・1-2と善戦はしたものの2連敗という悔しい結果に終わっているが、ようやく我々のホームで、質・量共になでしこ屈指となったサポーターを味方にして試合ができる。
幸いにして、昨夜から断続的に降り続いていた雨もピッチ内練習が始まる頃にはすっかり上がるなど天候も味方につけ、心配していた観客数も2,107人と今シーズン開幕からの連続2,000人オーバーの動員記録を更新。
そんな熱心なパルサポの声援を追い風に何とか強豪から勝ち点を奪い、決勝リーグ進出に望みをつなぎたいところだが、その試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(1-1・1-0)1 ベガルタ仙台レディース
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今日は#11齊藤あかねと#18五嶋京香が戦列復帰して前節のウイークポイントだったトップ下とサイドバックに対する不安も解消され、また仙台の高さに対抗してか長身でフィジカルも強い#23野口美也が今季初めてセンターバックに起用された。
前節は怪我人多発で布陣がイレギュラーとなった事も敗因の一つだったが、この大事な上位決戦をほぼベストな布陣で臨む事ができてまずは一安心。
そして選手達は、今日も最初から積極果敢な攻撃で仙台陣内に攻め上がる。
前節の悔しい完敗を引きずる事なく、何の迷いも無く首位チームに立ち向かっていく様は見ていて実に頼もしく気持ちいい。

しかし、そこはさすが首位を走る仙台だ。
ウチとの直接対決を見るのは初めてとなる仙台の第一印象として、とにかく背が高くて体格の良い選手が多いので、コーナーキック等のセットプレーには要注意だな・・・と思っていたのだが、一進一退のまま迎えた後半38分、その不安なコーナーキックから#6川村優理にヘッドで決められ先制を許す。
今やすっかり代表に定着した川村選手は、生で見ると高身長なだけでなくフィジカルも強い上に動きもしなやかで、そんな川村選手の高い身体能力に完全にヤラれてしまった形となった。

できればウチが先に点を取って主導権を握りたかったのが、逆に相手の得意な形でゴールを献上する事になってしまったが、その僅か2分後、DFからのフィードを受け絶妙なタイミングで裏に抜けた#6國澤志乃が、飛び出してくる相手GKの動きを見計らって技ありのループシュートを決める。
本人にとってもチームにとっても、そしてサポにとっても嬉しい嬉しいなでしこJAPAN初選出の快挙を自ら祝う価値ある同点弾!・・・って、ちょっとコレ、あまりにも出来過ぎな展開でしょうが!!
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といっても、今年のウチはそんな“出来過ぎ”なシーンが何度も起きているし、もうここまでくると、このゴールももはや“必然”と呼びたくなってくる。

この前半終了間際の劇的ゴールでチームの勢いもスタジアムの空気も完全にウチの流れになったが、仙台もそうはさせじと、後半最初から#24有町紗央里、更に後半28分には#10浜田遥と攻撃の切り札を続けて投入。
スタメン出場し仙台1点目のアシストとなるコーナーキックを蹴った#23中野真奈美と合わせて大原学園出身の3選手が新生・南長野に揃い踏みとなり個人的には感慨深いものがあったが、試合自体を見てみると、攻撃陣が厚くなった相手に対してウチもいよいよここからが本当の戦いだと、祈るような気持ちで戦況を見守る。

しかし、今日のウチは守備陣の頑張りが素晴らしかった。
持ち前の高さとフィジカルを武器に激しくゴールに迫る相手に対しても決して臆する事無く、時に体を張って相手を潰しに行き、その反面冷静なラインコントロールでオフサイドにかけるシーンも多く、ヒヤリとするシュートも守護神#1池ヶ谷夏美のファインセーブで切り抜ける等、「ミスやセットプレーにだけ気を付けていれば、流れの中で失点する事は無いな」と安心して見ていられた。

そんな守備陣の奮闘に支えられて攻撃陣も相手に負けじと落ちる事のない運動量でチャンスを作り出し、思わず身を乗り出すような白熱した攻防が続いたが、試合も終盤を迎え引き分けも頭にちらつき始めた後半40分に得たフリーキックのチャンスに、#10横山久美が放ったシュートが相手の長身GK#21ブリトニー・キャメロンの頭上を越えて吸い込まれるようにゴールネットに突き刺さり、土壇場でパルセイロが勝ち越し!!!
今日は相手の徹底マークでなかなか良い形でボールを持てなかったが、「それならフリーキックで決めるまでよ」とばかりにしっかりと結果を出した横山選手には、ただただ脱帽するばかりだ。

そして、その後の仙台の怒涛の反撃も選手全員が最後まで集中力を切らさず体を張って守り切り、遂に強豪・ベガルタ仙台レディースに初めて勝利する事ができた。
力で押してくる相手に対しても力負けせずに真っ向勝負で掴み取った、まさに“快勝”と呼ぶにふさわしい実に気持ちいい勝利。
しかも点を決めたのが来るべきスウェーデン遠征に代表選出された國澤・横山の2選手とあって、嬉しさも倍増だ。
ピッチ中央での挨拶が終わった後、ベンチに引き揚げてくる横山選手に向かって本田監督自ら大きく手を広げて抱きしめにいっていたのが印象的だったが、きっと監督も今日の勝利は本当に嬉しかったんだろう。
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試合後には代表合宿に出発する2選手の挨拶があったが、これで2人とも気持ちよくチームを離れ代表の活動に集中する事ができるだろう。
それにしても、我々のクラブから日本代表が2名も選ばれ、南長野から代表合宿に送り出してやる日が来ようとは・・・
何度も言うけど、今日の試合展開も含めて、こりゃ本当に“出来過ぎ”でしょう!!
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(ところで、横山選手の力強い決意発表と対照的な國澤選手のホンワカした語り口に、観客全員が腰くだけ・・・も、もとい、大いに癒されました。初体験となる代表戦では、同じポジションに阪口夢穂選手という偉大な先輩が控えているけど、その持ち前のマイペースさとワンボランチという“特殊技能”を武器に、是非とも並み居る代表メンバーの中で存在感を発揮してほしいものだ。 そして横山選手、この試合でもシビれるゴールよろしくです!)

この結果を受け、Bグループは順位こそ変わらないものの、首位・仙台との勝ち点差は1まで肉薄し、また2位の浦和は今節は試合が無いものの同じ勝ち点となって、予選リーグを三つ巴の展開に持って行き決勝トーナメント進出に希望を繋げられたのは本当に大きい。
とはいえ、今日で予選リーグのホームゲームが終了し、残り3試合を全てアウェイで戦わざるを得なくなるウチにとっては、ここから先が正念場となる。
しかも次節は日本代表選手が抜けるという事で、ウチの屋台骨を支える國澤選手と横山選手が揃っていなくなるという未だ経験した事のない事態となり、チームとしての総合力が試される試練の場となる。
ただ別の見方をすれば、今までなかなか試合に出られなかった選手にとっては自分を売り込む千載一遇のチャンスであるとポジティブに捉えて、各選手が次節のスタメン奪取に向けて気合を入れて練習に励み、晴れて試合出場を勝ち取った選手には、パルセイロ・レディースの誇りを胸に思い切って戦い勝利を掴み取ってほしい。
対戦相手となるアルビレックス新潟レディースは、幸か不幸か今回は代表に選出された選手はおらず、ほぼベストメンバーで向かって来るハズなので厳しい戦いになると思うが、これまでのような積極的な攻撃姿勢と成長著しい守備の安定力を発揮できれば、必ずや結果はついてくると信じている。

さて、レディースの試合はこれから9月のリーグ戦再開初戦までホームゲームが無く、アウェイゲームも自分は時間的にもフトコロ的にも厳しくて遠征の予定が立たず、彼女達の躍動する姿が丸々2ヶ月も見られなくなるのは少し寂しいが、自分を含め長野から多くのパルサポが応援しているので、敵地でも勝ち点を積み重ねて是非とも決勝トーナメント進出を果たしてほしい。
因みに自分は、もし決勝トーナメントに進めたならば、その時は必ず試合会場に足を運ぶつもりだ。

レディースの選手の皆さん、ワタシを“葉っぱ”(柏の葉公園総合競技場)か“みきぼー”(三木総合防災公園陸上競技場)に連れてって!!
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2016/07/12(火) 20:14:32 | | #[ 編集]
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