ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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パルセイロ2016年シーズン総括~レディース編~
どーも、11月のトップチーム最終戦以来、1ヶ月以上ぶりのご無沙汰でございます。
こちら一応生存しております。 今月中旬にビッグハットで行われたアイスホッケー全日本選手権の中継に一瞬映り込み、晴れて“BSデビュー”も果たしました。
・・・と、そんなどーでもいい話はともかく、いよいよ年末も押し迫ってきた事だし(自分の中では全然そんな気分になっていないけど・・・)、毎年この時期恒例のパルセイロ今シーズン総括記事、今日はレディース編をアップいたします。

まずは今シーズンの成績をおさらいすると、12勝1分5敗の勝ち点37で堂々の3位!
開幕前は「とにかく降格争いの渦に巻き込まれず6位くらいで1部残留を果たせたら十分合格点をあげられるだろう」なんて思っていただけに、ジェフ千葉レディースを除く8チームから勝ち星をあげ、2位のINAC神戸と勝ち点同数という成績を見てみると、今でもフワフワと宙に浮いたような気持ちになると共に、本当にウチの娘達はどえらい事を成し遂げてくれたもんだ・・・と改めて驚かされる。

今シーズンを振り返った時、監督や選手は開幕戦のアウェイ・ベガルタ仙台レディース戦を一番のキーポイントに挙げていた。
自分はこの試合は実際には見ていないが、フィジカルに長けた強力攻撃陣が揃う仙台相手にボコボコにされるんじゃないかと不安だったのが、後半10分過ぎまでウチがリードを奪うなど予想以上に互角に渡り合った試合内容に、自分も「こりゃ意外とイケるかも・・・」と勇気と希望が湧いてきたものだ。

そんな大きな期待を胸に臨んだホーム開幕戦で、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻を相手に押し込まれながらも5-2の快勝で記念すべき1部初勝利をあげると、翌週のホーム・浦和レッズレディース戦では、「勝てはしなくても強豪相手に善戦できれば・・・」なんて予想を覆して、気持ち的にも内容的にも相手を上回っての勝利で勢いを付けた。
個人的には、この勝利に加え、シーズン途中に挟まったカップ戦で浦和が調子を取り戻す前にリーグ戦での対戦を終えるという日程的な幸運もあって、浦和に2つ勝てたという事が大きなポイントになったと思う。

そして、その後の大躍進は皆さま周知の通り。
今季移籍してきた#13児玉桂子の古巣への恩返し先制弾で波に乗ったアルビレックス新潟レディース戦、本田監督が作り上げた地域密着の大先輩クラブとの死闘を#10横山久美の魂のこもった2ゴールで制した岡山湯郷Bell戦、そして圧巻は、“なでしこ版銀河系軍団”に対して6,700人超の大声援の後押しを受けて0-2のビハインドをひっくり返したINAC神戸戦と、破竹のホームゲーム5戦全勝で一躍今年の女子サッカーの台風の目と化す。
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この勢いは翌週の日テレ・ベレーザ戦でホーム初黒星を喫した後も衰えず、シーズン折り返し後も高槻・浦和と苦手のアウェイ戦で2連勝すると、なでしこリーグカップを挟んでリーグ再開のホーム・ジェフ千葉レディース戦はちょっと悔しい負け方で落としたものの、これで崩れる事なく新潟・湯郷のアウェイ2連戦とホーム・伊賀FCくノ一戦を3連勝し、アウェイ・神戸戦に0-5と惨敗したショックを引きずる事無く、圧倒的強さで早々にリーグ優勝を決めたベレーザに対して相手のホーム最終戦で2-0の完封勝ちをやってのける大サプライズ!
そして最後は、4,000人を超えるサポーターに1年間の成長ぶりを披露するように、開幕戦で敗れた仙台との3位の座をかけた直接対決に勝利して有終の美を飾った。

日本女子サッカーの最高峰リーグで、ワールドカップで世界の頂点にも立った錚々たるメンバーを相手に、逃げる事なく真正面から思い切ってぶつかっていき、最初から最後までパルセイロ・レディースのスタイルを貫き通して戦い抜いただけでも素晴らしいのに、更に3位という考えられない結果を出したとは、本当にいくら選手達を誉めても誉め足りない。
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また、そんなチームの頑張りと共に素晴らしかったのが観客動員の凄さだ。
ホーム開幕戦での2,554人から始まって最終戦の4,370人まで、最多がリーグ・神戸戦の6,733人、最少でもカップ・仙台戦の2,107人と、カップ戦を含めたホームゲーム全13試合で一度も2,000人を下回らず、年間総動員42,540人・1試合平均3,272人(リーグ戦のみなら3,647人)という数字を叩き出したのは、「1,000人で合格点、1,500人で大入り、2,000人なら万々歳」という相場のなでしこリーグにあって、まさに“天文学的”ともいえる快挙だ。(ちょっと大げさだった?)

そして、そんな多くの観客の声援に選手達が発奮し、普段以上に体が動いて気持ちのこもったプレーで強豪を撃破し、そんな選手達のハッスルプレーや勝利の快感、そして女子サッカーならではの魅力を楽しいと感じた観客がリピーターとなり、また次の試合で多くの観客が入って選手達も更に頑張る・・・という好循環を生んだのも、1部参入初年度で3位という結果を得た大きな要因だろう。
これぞまさに、チームとサポとの相乗効果で好成績を勝ち取ったという地域密着クラブの理想の具現化であり、リオ五輪予選敗退という沈滞ムードの中で始まった今年の女子サッカーを長野の地から盛り上げていけたという実績は、手前味噌ながら我々サポも大いに胸を張って自慢していいと思う。
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そんな訳で、昇格初年度としてはこれ以上ない結果を出して最高のシーズンとなった今年のレディースだが、だからと言ってあまり手放しで喜んでばかりもいられない。
確かに今年は並み居る1部の強豪チームを破って大躍進したが、1つ1つの試合を冷静に振り返ってみると、ウチもこの1年でかなり成長したとはいえ、選手個々のプレーの質やチームとしての連携等は、まだまだ1部の先輩である相手チームの方が上回っていると感じた事が多かった。
他所には無い、絶えず直線的に前へと向かう超攻撃的なウチのサッカーが怖いくらいにハマった今シーズンだったが、どこかで少しでも歯車が狂っていたら、もしかしたら苦戦の末に何とか残留を果たせたというような厳しいシーズンになっていたかもしれない。

ただ、運や勢いだけでは日本最高峰のリーグで年間3位なんて順位には決してなれない訳で、この結果は選手達の努力と最後まで決して諦めない強い気持ちで勝ち取った素晴らしい勲章であり、チームにとっても選手個々にとっても大きな財産となった事だろう。
今年は新参者としてほとんどノーマークだったのが、来年は“リーグ3位の強豪”として他の全チームから徹底的に研究され、今年のように自由にやらせてもらえないのは確実だし、チームが1部定着を盤石なものとして今より高い場所を目指していく上では、もっともっと選手の質を高め層を厚くして数多くの課題を克服していかなければならないが、だからといって変に小さくまとまる事無く、無理に王道サッカーをやろうなんて意識せず、常に縦方向を意識して前へ前へと突き進む、見ていてワクワクするようなパルセイロ・レディースのサッカーを、これからも突き詰め磨き続けてほしい。

来年は満を持してノジマステラ神奈川相模原という“大型ルーキー”が上がってくるし、古豪・ちふれASエルフェン埼玉も再昇格を果たして、今年以上に気が抜けない非常に厳しいリーグになるだろう。
また、これからチーム自体にも、『2年目のジンクス』とか『3年目の浮気』とか様々な困難が襲ってくるだろう。(←3年目のヤツはちょっと違うと思う・・・)
でも、いつまでもチャレンジャーとして謙虚に、貪欲であり続け、どんな時も常に明るく、ひたむきに、前向きにサッカーに取り組むレディースらしさを忘れなければ絶対に大丈夫。
立ち塞がる壁も「バカ言ってんじゃないよ~」なんて歌いながら(←だから3年目のは違うってば・・・)、中央突破で蹴散らしていきましょう!

この1年間、我々を熱くさせ、驚かせ、楽しませ続けてくれた本田美登里監督始めパルセイロ・レディースの選手・スタッフの皆様には、改めて心の底から感謝いたします。
来年も今年以上に猛烈なオレンジ旋風を巻き起こし、また信州・長野から全国に向けて女子サッカーの面白さを発信していこうじゃありませんか!!
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2016/12/27(火) 02:02:13 | | #[ 編集]
夢のような世界
お久しぶりです。昇格クラブでここまでの順位は、ベガルタやINACでも成し得なかったことで、また観客動員も今年度なでしこリーグで圧倒的な1位…
まさかこんな短期間でパルセイロが女子サッカー界に衝撃を走らせるようなことになるとは思いもよりませんでした。
来年以降はおっしゃる通り厳しいでしょうが、そもそも日本にたった10クラブしか無いトップリーグの一員で、サッカーを志す女の子たちや、日本各地の女子クラブの憧れる場所に立てたこと自体が嬉しいです!
更なる高み…リーグや各カップ戦で優勝して欲しいのですが、ここまで夢を連れてきたチームの方々に感謝と賛辞の気持ちです!
また、自分はここ数年家から近いノジマステラや大和シルフィードの応援もしているのですが、今女子サッカーにのめり込むようになったきっかけは、友人のご縁で応援をはじめたパルセイロレディースです。
早足に見えても一歩一歩進んできたこのチームは、来年も楽しませてくれると確信しています。
長文失礼しました。来年もまた熱いレポートをご期待しています。
2016/12/31(土) 21:25:32 | URL | nidone #-[ 編集]
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