ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2017第2節 vsY.S.C.C.横浜
先週の開幕戦では、アウェイで苦手のSC相模原を撃破し、東京・西が丘でのホームゲームだったJ3創設初年度以来3年ぶりの開幕勝利をあげた我等がパルセイロ。
自分も敵地まで見に行っていたが、まだまだ課題はあるものの、選手個々の動きに去年はほとんど見られなかった“意図”が明確に感じられたし、高い位置から積極的にボールを奪い攻撃に繋げるという『浅野イズム』が随所に垣間見られ、今後に大きな期待を持たせるナイスゲームだった。

そして迎えたホーム開幕戦は、この日を待ちわびた多くのパルサポで、南長野改め長野Uスタジアムの先行入場列も、ビクトリーロードから長野五輪聖火台前を超えて公道にまで達しようかというところまで延びていた。
今年もこれから12月第1週まで、レディースも含めて、毎週のようにこの聖地に通うパルセイロを中心に回る生活が始まるが、山あり谷ありの厳しいシーズンになると思うけど、このビクトリーロードを笑顔で下って帰れる試合を数多く見たいものだ。

そして、その大事な“始めの一歩”である今日の対戦相手・Y.S.C.C.横浜は、去年は2-0・3-0ときっちり2連勝させてもらったが、どんな状況でも気持ちを前面に押し出して向かって来る姿勢には自分も大いにリスペクトしているし、選手層や順位の差が大きい割に結構な苦戦を強いられたり、時には手痛い勝ち点を奪われるなど、決して楽に勝てる相手ではない。
ただ、今年こそ優勝&昇格を絶対に実現させたいウチとしては、まだ今シーズン2試合目とはいえ、去年の3位と最下位という最終順位に見合う内容で快勝し、今後に向けて弾みを付けたいところだが、その注目の試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 3(1-0・2-0)0 YS.C.C.横浜
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長野のキックオフで始まった試合は、出だしから相模原戦で見せたように前線から積極的にプレスを仕掛けてボールを奪いペースを掴むと、早くも前半5分に得たコーナーキックを#3大島嵩弘が頭で合わせて先制ゴール!
スコアレスの時間が長くなると、引いて固める相手の守備をなかなか崩せないのがウチの悪いパターンだけに、とにかく早いうちに先取点が欲しいと思っていたが、それにしてもこんなに早く取れるとは思わなかった。
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そんな記念すべき今季ホーム初ゴールの後も、選手達は「そんなに走ってスタミナ最後まで持つのかな・・・」なんて余計な心配をしてしまうくらい全員が本当によく動き、それにつられてボールも小気味よく回って、久し振りに見ていてワクワクするようなパルセイロらしいサッカーが展開されていく。

ただ、そうやってアグレッシブにボールを奪い敵陣深くまで持っていくまではいいのだが、それからゴールに至るまでの道筋がなかなか見えてこない。
去年までのように無意味な横パスやバックパスの連発なんて事は無かったし、何度か惜しいシュートもあったのだが、全体的にはゴール前での連携がうまくいかず、これだけ押し込んでいるのだから前半のうちにもう1点欲しかったが、結局は追加点が奪えないまま尻すぼみ的な感じで前半が終わってしまった。

こうなると流れはどうしても相手の方に傾くもの。
後半は風上側に立ったYS横浜が前半のウチのプレーを見ているように積極的なプレスから攻勢を仕掛け、ウチは受け身になって時に目を覆いたくなるようなミスも出る等、あれだけうまく機能していた守備がバタバタし始めた。
前半に抱いていた「スタミナ大丈夫?」なんて余計な心配が現実になってしまったのか?
そんなハラハラする展開に、自分は焦る選手の肩を叩いて「落ち着いて行きや~」(byゆりやんなんとか)と言ってやりたい気持ちでいっぱいだった。(←それこそ邪魔だからアッチ行ってろ!)

そんな嫌な流れが変わったのが後半26分、それまで獅子奮迅の動きで疲れが見えた#13勝又慶典に代わり、パルサポの誰もが心配し出場を切望していた“あの男”を遂に投入。
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この交代に、スタンドからは驚きと嬉しさと期待が入り混じったような、これまで聞いたことのない地から沸き上がるような歓声が起こり、それを聞いて自分は思わず背筋がゾクゾクっとなった。
あの瞬間、確かにスタジアムの空気は変わった。
そしてその5分後、#2松原優吉のロングスローを起点としたゴール前の混戦からのこぼれ球を“あの男”が頭で押し込み、待望の追加点!
長野のエース#10宇野沢祐二、みんなお前のゴールを、その笑顔が見られるのを首を長くして待ってたゾ!!
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本当に苦しい状況の中、ノドから手が出るほど欲しかった追加点を、欲しかった時間帯に、決めてほしかった選手が決めてくれた。
こんなに劇的でシビれる展開はないでしょう!!!
そして、このゴールで完全に息を吹き返すと、その7分後の後半39分、「オレも忘れてもらっちゃ困る」とばかり、#7佐藤悠希が高い位置でボールを奪いゴール前でフリーになると、慌てて前へ出てきたGKの動きをよく見て技ありのループシュートを決めてダメ押し!
地域リーグ時代からの生え抜き選手である大島・宇野沢にJFL2年目入団の佐藤と、長年チームを支えてきた3選手のゴール揃い踏みという最高の形で、ホーム開幕戦を見事勝利で飾る事ができた。
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それにしても、3-0という結果もさることながら、今日の試合は本当に見ていて面白かった。
冒頭でも書いたけど、選手達の動き一つ一つに明確な“意図”が感じられたし、どの選手も自信と自覚を持って思い切ってプレーしているように見えた。
また、ゴールは生え抜きの3選手だったけど、新加入選手についても、新守護神の#16阿部伸行は混戦の中でも常に落ち着いたセービングで、時に大胆にエリア外に飛び出して長野のゴールマウスを最後まで死守したし、#22国領一平・#24新井純平のダブルボランチは攻守の要として文字通り“舵取り”の役目を十分に果たしていたし、後半途中出場の先陣を切った#19三上陽輔も前線でタメを作ってイヤな流れを何とか断ち切ろうという努力が伝わってきたし、既存選手と新戦力の融合もうまく行っているようだ。
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ちょっとキツい言い方をすると、一昨年は“決まり事”にがんじがらめに縛られて見ている方が息苦しくなるようだったし、去年はハッキリ言ってサッカーではなく単なる“球蹴り”レベルの酷さだったから、新監督就任から短期間でここまでガラッと変われるものかと感心すると共に、やっぱりサッカーって(チーム球技全般にも言えるけど)監督の影響力が本当に大きいんだな~・・・と改めて感じた。
文中でも指摘したように、ボールを奪ってからゴールまでの過程や後半開始から途中までの守備のバタバタなど、今後に向けて課題はあるが、まだ開幕2試合目だし、これから試合を重ねていく中で改善していけばいいだろう。
そして、試合後にゴール裏で選手と一緒に肩組んでラインダンスで喜びを分かち合う監督やコーチ陣を見て、このスタッフなら必ずやってくれるものと大いに期待している。
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次節はアウェイでのガイナーレ鳥取戦。
この鳥取というチームも、非常に堅い守備でウチにとって苦手なチームの一つだし、開幕戦は若手のホープが集まるガンバ大阪U-23を敵地で2-0で破り、今日は優勝候補の一角・栃木SCと1-1で引き分ける等、あちらのチーム状態もなかなか良いようだ。
鳥取もJ2ライセンス再取得で気合が入っていると思うし、ウチとの対戦はロースコアの神経戦となる事が多く、今回も苦戦は必至だと思うが、この2試合で見せたようなアグレッシブなプレーで堅い堅い鳥取のゴールをなんとかこじ開け、是非とも勝ち点3を持ち帰ってきてほしい。

【 おまけ 】
今日は選手入場時にゴール裏でビッグフラッグのお披露目もあり、その上層階まで達するデカさと眼光鋭いライオンの目のデザインに度肝を抜かれた。
ウチのゴール裏も、なかなか思い切った事をやってくれますな。
選手達も、このビッグフラッグが目に入れば自ずと気合も入ってくる事でしょう。
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でも、自分の中で一番のツボだったのは、バックスタンドの一番アウェイ寄りに貼ってあったこのダンマク。
懐かしの在来線『あさま』号の方向幕をモチーフにした、“エル特急『あさの』号長野行き”。
そして行先の下の英語には『FOR J2 LEAGUE』と書いてあり、日本語の字体も特徴的だった本物の189系の方向幕とほとんど同じという芸の細かさ。
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今年はこの動き出し上々な特急『あさの』号に乗って、目的地のJ2リーグまで突っ走っていきましょう!
あ、でも在来線だけに、県境の峠は補機の機関車連結して越えなきゃネ。(←少なくとも20歳以下の若者には意味不明なボケで申し訳ない。。。)
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コメント
この記事へのコメント
ウノの笑顔、ビックフラッグ、特急「あさの」長野行き
保存する画像たくさん。あざーす(笑)
2017/03/21(火) 20:50:02 | URL | #-[ 編集]
特急あさの幕、あえて在来線にしたのは、新幹線のように平坦で楽な道ではないよ。必ず難所の峠はあるんだよ、ということを示唆しているようで深いですね。
2017/03/30(木) 10:03:38 | URL | #-[ 編集]
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