ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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プレナスなでしこリーグ2017年シーズンプレビュー
昨日はトップチームの快勝で大いに盛り上がったが、気が付けば女子サッカーも来週に開幕を迎えるという事で、今日はレディースチームとなでしこリーグ1部の今シーズンの展望について書いてみたいと思う。

今年の1部リーグは、岡山湯郷Belleとコノミヤスペランツァ大阪高槻が降格し、それに代わってノジマステラ神奈川相模原とちふれASエルフェン埼玉が昇格し、去年と同じく10チームのホーム&アウェイ2回戦、全18節で争う“短期決戦”型となった。
そんな今シーズンも、例年通り日テレ・ベレーザとINAC神戸レオネッサの2強を中心に優勝争いが繰り広げられていくと思うが、その他の要注目として、仙台から川村優理選手が加入したアルビレックス新潟レディースと、千葉から菅澤優衣香選手が加入した浦和レッズレディースという、大型移籍を実現させた2チームを挙げたい。

皇后杯では過去6年で4回も決勝戦に進むまでの実力がありながら、いずれもあと一歩で涙を呑んできた新潟は、上尾野辺めぐみ選手や大石沙弥香選手といった優れたFWがいるだけに、そこへ地元・新潟県出身の日本代表・川村選手が加わって後ろに座り、あの長身と身体能力の高さを生かした前線へのボール供給やセットプレーでの攻撃参加によって、攻撃力に厚みが出てチーム力が格段にアップする事は確実だろう。
また、3年前にはリーグ優勝を果たしながらも、その後は主力選手の移籍や若手選手への切り替えに苦戦して下位に甘んじている浦和だが、リーグ屈指の司令塔・猶本光選手や強力なキャプテンシーのある柴田華絵選手など中盤に良い選手が揃っているので、そこへ日本代表のストライカー・菅澤選手が加入すれば、日テレ・神戸の2強(そして僭越ながらウチも混ぜてもらって・・・)に負けないくらいの得点力となるに違いない。

更に、満を持して1部昇格を果たしたノジマステラ神奈川相模原も忘れちゃいけない。
一昨年の2部では、ウチが6-0・6-0・4-1という“神スコア”での3連勝でお先に昇格させてもらったが、あの時も内容自体はどちらに転んでもおかしくないくらい拮抗していたし、去年のノジマは年々実力が底上げされていく2部リーグを14勝4分け負け無しの圧倒的な強さで勝ち上がり、昇格に対する女子サッカーファンの注目度は去年のウチをはるかに凌ぐ、まさに『ゴールデンルーキー』と言えるクラブだ。
今年のなでしこリーグのポスターも、ウチのスーパーエースよりノジマの田中陽子選手の方が目立つ場所に置かれているし。(←それはちょっと考え過ぎかと・・・)

また、その他のチームも来るべきシーズンに向けてしっかりと準備してきているだろうし、今年の1部は去年以上に厳しいリーグになる事は間違いない。
去年は、取られたら取り返す、他に例を見ないイケイケドンドンの超・攻撃的サッカーと、群を抜く観客動員で女子サッカー界に強烈な旋風を巻き起こし、1部初参戦で3位という素晴らしい結果を残したパルセイロ・レディースだが、他チームから研究されマークがキツくなる今年は、下手をすれば降格争いの渦の中に巻き込まれてしまう可能性だって絶対無いとは言い切れないだろう。
それだけに今年のレディースに関しては、去年と同じ3位を目標に掲げる監督や選手達には大変失礼で弱気な考えかもしれないけど、まずは1部残留を現実的な最低ノルマとして、そこからどれだけ順位を上げていけるかというところが焦点となってくるんじゃないかと感じている。

去年の試合を冷静に振り返ってみると、パスやトラップ、走力や判断力のスピードなど、技術的な部分や一つ一つのプレーの質はまだまだ1部の諸先輩クラブに及ばない点が多く感じられた。
本田監督が去年を振り返ってのインタビューで、「たまたま3位になった」とちょっと苦笑い気味に言っていたが、あれは謙遜や選手が慢心するのを引き締める意味もあるとは思うけど監督の率直な感想の部分が多いと思うし、失礼ながら自分も実力が伴っての順位とは思っていない。
総得点は38で日テレと神戸の上位2チームに続く3位と好位置につけながら、総失点は34と1部に残留した8チーム中最下位で、特に失点数がブービーの千葉と浦和より10も多いという事実が、本田監督に「たまたま」と言わせた何よりの根拠だろう。

取られたら取り返すスリリングな展開は見ている分には面白いものの、今後末永く1部に定着し真の強豪チームになっていくためには、トップチームのようにある程度安心して見ていられるくらいディフェンス力の強化が求められるが、そこはこんなド素人に指摘されるまでも無く、クラブはしっかり対策を行っているだろう。

今年の新加入選手を見てみると、誰もが知っているような大物選手の獲得は無かったものの、GKには日テレから身長172cmと長身の#31望月ありさ選手が加入し、ただでさえ#1池ヶ谷夏美・#21林崎萌維の2選手がしのぎを削るハイレベルなスタメン争いに割って入りそうな感じだし、神戸から移籍のMF#15野口彩佳選手は、手薄なボランチに入っての活躍が期待される。
特にボランチに関しては、ウチは#6國澤志乃選手のワンボランチが効きまくって特徴的な攻撃サッカーのスタイルを築けているのだが、さすがにワンボランチでは攻守にわたって一人の選手に負担がかかり過ぎるリスクがあり、さりとてウチには他にボランチをこなせる選手が見当たらなかったので、ここに野口(彩)選手が入ってダブルボランチを組めば、最終ラインにかかる負担が減って守備も強化されるし、得点力もある國澤選手が上がっていける機会も増えるので、ますますマークがキツくなってくるであろう#10横山久美選手のサポートとして攻撃面の強化にもつながるだろう。

もちろん、短所を補うだけでなく長所を更に伸ばす事も必要だが、長野が誇るスーパーエース・横山選手は先のアルガルベカップで4ゴールをあげるなど代表でも確固たる地位を築き、リーグ戦でどんなに研究されマークされてもその壁をブチ破る活躍ができると確信しているし、その他の選手に関しても、#9山崎円美・#14泊志穂・#19藤村茉由といったFW陣がプレシーズンマッチで結果を出してしっかりアピールしており、更に去年の皇后杯で公式戦初ゴールをあげた#24神田若帆選手やU-19代表合宿にも召集された新加入・#23鈴木陽選手など、お姉さま達のポジションを脅かす若い力にも大いに期待したいところ。

いずれにしても、『2年目のジンクス』という不安はあるものの、ウチの選手達なら、どんな時もひたむきにサッカーに取り組む姿勢と底抜けに明るいパワーでこの厳しいリーグを乗り切って、去年と同様に、我々をドキドキ・ワクワクさせてくれる魅力的なサッカーを繰り広げてくれる事だろう。
今年は守備面でも進歩した、一皮むけた“オトナのサッカー”に成長してくれる事を期待しつつ、それでも決して受け身にならず、ウチの代名詞ともいえる常に前へと向かう攻撃的な姿勢を忘れずに全力でピッチを駆け回り、また我々を魅了する素晴らしい試合を展開してほしい。

まずは来週の開幕戦、相手は前記の通り大型補強でチーム力を格段にアップさせた浦和レッズレディースという事で、初っ端からかなりの苦戦が予想されるが、去年の順位はきれいさっぱり忘れてチャレンジャー精神を前面に押し出し、ホームの大声援を追い風に思い切ってぶつかっていきましょう!
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