ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
countdown
プレナスなでしこリーグ2017第9節 vsちふれASエルフェン埼玉
強い日差しが降り注ぎ真夏日一歩手前の暑さとなった今日は、早くもリーグ戦の折り返し地点。
そして、#10横山久美選手のホームでの試合も今日を入れて残り2試合となり、土曜日開催で地上波テレビ中継が入るという動員には不利な要素が重なったにもかかわらず、2,525人という多くの観客がUスタに足を運んだ。
自分はシーズンシートを持っている事もあって、一般入場が始まって10分後くらいに余裕コイて会場入りしたが、本日発売の横山選手移籍メモリアルグッズのキーホルダーは瞬殺との事で、クールなデザインで購入必至だったペナルティ様謹製の応援Tシャツも自分が行った時点でXO以上のキングサイズ以外は完売という大盛況ぶりで、迂闊にも買いそびれてしまった・・・(クラブ及びペナルティ様、限定150とか200とか言わずに是非とも再販を!!)

そんな訳で、スタンドの雰囲気も横山選手への期待で膨れ上がる中で行われた、今年2年ぶりに1部再昇格を果たしたちふれASエルフェン埼玉との試合結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 6(2-0・4-0)0 ちふれASエルフェン埼玉
s-P5200003.jpg
s-P5200011.jpg

ここまで1勝1分7敗で最下位に沈んでいるエルフェンが相手だけに、ホームゲームで無類の強さを誇るウチのワンサードゲームになる事も予想されたが、さすがエルフェンも年々レベルアップしてきている2部を勝ち抜いてきただけの事はあり、ひとたびボールが渡れば、『エルフェンの代名詞』ともいえるなでしこジャパン経験者の#7薊理絵選手を中心になかなかのテンポで攻撃を仕掛けてくる。
それに負けじとウチの方も、今年の課題として取り組んでいたボールを横に展開してサイドからの崩しではなく、久々に縦方向にゴリゴリ押していくレディースらしい攻撃で応戦し、成長著しいウチの守備陣の安定したディフェンスやエルフェンGK#20高橋麻美選手のファインセーブ等で両者なかなか点は動かなかったものの、見ていて非常に面白い展開で、気が付けば時計の針が30分を越えていた。

そして、「このままスコアレスで前半を折り返すのもナンだし、そろそろ点が欲しいな~・・・」と思い始めた前半38分、敵陣エリア内で#13児玉桂子→#14泊志穂と繋いだ流れるようなワンツーを受けた#10横山久美が相手DFを振り切って豪快に決める、コンビネーションと個人技が見事に融合したファインゴールでパルセイロが先制!
更にその5分後には、エリア内で#10横山からパスを受けた#9山崎円美のシュートは相手に阻まれたものの、そのこぼれ球を#11齊藤あかねが押し込んで追加点を奪い、ここまで押し込みながらもなかなか波に乗れなかったチームに俄然勢いが出てきた。
s-P5200023.jpg

後半はUスタ名物のホーム側からアウェイ側に吹き抜ける風の風上側に陣取ると、まず13分にコーナーキックからの折り返しを相手がクリアしたボールを#5木下栞がヘッドで決めて3点目を取り、その3分後には、#6國澤志乃からの鮮やかなスルーパスを受けた#10横山久美が追いすがる相手DFを振り切って、最後はGKとニアサイドのポストの僅かな隙間を通す『これぞヨコヤマ!!』な真骨頂ゴールで4点目。
更に終盤の43分には、#10横山からのスルーパスを受けた#14泊志穂が横山ばりに相手DFを振り切ると、「後はワタシに任せて、久美さんは安心してドイツに行ってらっしゃい!」と言わんばかりに、角度の無いところからファーサイドネットに豪快に突き刺す5点目をあげ、仕上げはアディショナルタイム、#20内山智代からの縦パスを受けた#10横山久美が放ったループシュートがきれいなアーチを描いてゴールに吸い込まれて見事にハットトリックを達成し、MCの「よこやまぁ~・・・」に合わせてスタンドが「久美ぃ~~!!!」と大合唱したところで終了の笛が鳴る、これ以上ない最高のタイミングでタイムアップとなった。
s-P5200024.jpg

それにしても、試合後のインタビューで3点目について聞かれた時に「監督から“置くような感じでチップキックで”って言われてたんで」と答えていたが、最後の最後あの状況の中でそれを試して、しかも成功させてハットトリック決めるか?!
それに他の選手があげた3得点にも全て攻撃の起点として絡んできているし、以前書いた事の繰り返しになるけど、横山久美という選手は、周りから期待されればされるほど、注目が集まれば集まるほど、その実力をフルに発揮して結果を出す事ができる、我々が持つ普通のモノサシでは測り切れない類まれなスーパースターだ。
s-P5200040.jpg

ただ、確かに今日の主役は横山選手だったけど、決して彼女一人だけの試合ではなかった。
以前の横山選手は、アイスホッケーでいえば“ノーアシスト”と記録されそうな個人技オンリーで強引にゴールをこじ開けるような得点が目立っていたが、今日はいずれもフィニッシュは卓越した個人技ではあったものの、1点目は児玉選手と泊選手、2点目は國澤選手、3点目は内山選手と、3ゴールとも周囲とのコンビネーションから生まれており、他の選手の成長も見て取れる。
また華やかなゴールラッシュに隠れがちだが、守備面でも全員が最後までハードワークを貫いて相手に得点を許さなかったのは素晴らしい事で、この結果はまさしくチーム全体で掴み取った価値ある勝利だと思う。

あと、ちょっと余談になるけど、今日は少年サッカーのチームが観戦に訪れていたが、ボールを持った相手に複数人が素早くプレスをかけにいく場面だったり、ボールを奪ったら全員が前を向いてゴールに向かっていく場面だったり、少年・少女達のお手本となるようなプレーが沢山見られた。
チビッ子達も横山選手のゴールシーンだけ見てはしゃいでいないで、こういったハイレベルなプレーを生で見て何かを感じ取り、今後の練習や試合に役立て上達していってほしいものだ。

そんな訳で今日は最高に楽しい時間を過ごさせていただいたが、悲しいかな今後はカップ戦も含めて3試合連続でアウェイ開催となり、今度Uスタに戻ってくるのは6月24日まで待たねばならない。
その1ヶ月後のホームゲームは横山選手の日本でのラストマッチとなり、その日を迎えるのが今から何とも複雑な心境ではあるが、そんな先の事より、まずは次節の仙台戦をどう戦うかが重要だ。
苦手なアウェイゲームで、しかも相手は順位を争う直接のライバルにしてタレント揃いの強敵・仙台だけに苦戦は必至だと思うが、前節で7試合ぶりのゴールをあげ今日はハットトリックと調子を戻してきた横山選手を筆頭に、全選手が今日の試合の冠スポンサー様のCMのような強い気持ちで挑んでいってほしい。
s-P5200027.jpg
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/05/21(日) 00:42:49 | | #[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.