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ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権2回戦 vsバニーズ京都SC
なでしこリーグの最終戦から1ヶ月が経ち、レディースファンが首を長くして待っていた、今年の女子サッカーシーンの最後を締めくくる皇后杯の2回戦が佐久市陸上競技場で行われた。

昨日の快晴ポカポカ陽気から一転、どんより重い雲が垂れこめ冷たい風が身に染みる佐久陸だったが、11時からの第1試合(ちふれASエルフェン埼玉vs愛知東邦大学)では見えていなかった浅間山も、やっぱりパルセイロの試合は見たかったのか第2試合のピッチ内練習が始まる頃には厚い雲が切れて顔を出し、それまで降っていた小雨もやんで日も射してきた。
やっぱりレディースの『晴れ女パワー』は今年も最後まで健在だ。
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さて、今日の対戦相手、関西第1代表でチャレンジリーグ所属のバニーズ京都は、現在のなでしこリーグの前身であるL・リーグ発足当初から活動している古豪(当時は宝塚バニーズ)で、ウチのレディース発足初年度の2010年にはディビジョンは違えど同じチャレンジリーグに属し、その年のウチの最終順位は東地区4位だったものの上位3チームが学校系で昇格の資格が無いため棚ボタ式で出場した入替戦出場チーム決定プレーオフで対戦した縁もある、オールドファンには懐かしいクラブだ。
その時の試合は0-2で負けてしまったが、それ以来の公式戦での対戦となる今日の試合はさすがに「あの時のリベンジ」と言うには年数も両者の現状も開いてしまったけど、2つ上のカテゴリーという事で格の違いを見せ付けてスカッと快勝したいところ。

今後遠征できない者としてはしっかりとその目に焼き付けておきたい、ホームタウンで行われる今年最後のレディース公式戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 3(2-1・1-1)2 バニーズ京都SC
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格下との対戦だけにスタメンを大きくいじってくるかと思われたが、これから勝ち進んでいくためにも主力の試合勘を取り戻したいという思惑からか、FWに期待の大型新人・#23鈴木陽が入った以外はリーグ戦と変わらないオーダーで臨んだが、その懸念されていた試合勘の鈍さが早い時間に露呈してしまう。
立ち上がりからバニーズ優勢で試合が進むと、前半10分に相手が攻め込んできたところ、GK#1池ヶ谷夏美が飛び出しを躊躇して中途半端なクリアを相手に取られ、先制を許してしまう。
普段は思い切ったセービングが持ち味の池ヶ谷選手らしからぬミスによる、痛恨の失点だ。

バニーズは先週行われた1回戦で、格上のなでしこ2部に所属しているニッパツ横浜FCシーガルズを延長戦の末撃破しており、また今年のチャレンジリーグで全体2位に入り来月のなでしこ2部との入替戦も控えている、いわばウチと違って『まだ今シーズンのリーグ戦が終わっていない』状況であり、ジャイアントキリングのモチベーションも含めてチームのコンディションは高い状態で維持されているだろうから、公式戦から遠ざかっているウチとしては試合の入りに気を付けなければ・・・と思いながら見ていたが、そんな心配がこんなに早い時間に現実となってしまった。

しかし、ウチにはそんなピンチを救ってくれる頼りになる百戦錬磨のベテランがいる。
失点から僅か4分後の前半14分、中盤で相手ボールをインターセプトした#22中野真奈美が、相手の守備陣やGKの位置を冷静に見極めて打ったループ気味のミドルシュートがゴールに吸い込まれて試合を振り出しに戻す。
リーグ戦終盤では得点力不足に苦しんでいただけに、リードされたままズルズルと時間が過ぎてしまうとウチも焦って点が取れないまま終わってしまうんじゃないかというイヤな予感も頭をよぎっていただけに、早い時間に追い付けて本当にホッとした。

そして、このゴールの前後からようやくウチもペースを取り戻して試合の主導権を握ると、前半30分、ゴール前の混戦からのこぼれ球を#17小泉玲奈が決めて勝ち越し、1点リードで前半を終える事ができた。

さぁ、こうなったら後半はゴールラッシュで早いうちに試合を決めてしまおう!と期待したが、ハーフタイムから急に天候が悪化し、センターポールのフラッグがちぎれてしまいそうなほど強烈で冷たい北風が吹きすさぶ風下側に立たされ、またしても不安がよぎる中で後半開始。
それでも、そんな不安を吹き飛ばすように、開始早々の8分に#22中野真奈美が再びゴールを決めて2点差に突き放す。
リーグ戦の途中に移籍してきてからなかなかチームにフィットできず、持ち味を発揮できていなかった中野選手だが、この大事な試合で見事に結果を出すあたりは「さすが!」の一言であり、皇后杯の今後に向けて、そして来シーズンに向けて非常に明るい材料となってくれたのが本当に嬉しい。

しかし、強風の風下側という不利な条件ゆえ更なる追加点を取って早く安全圏に逃げ込みたかったが、逆にこのゴールから先は相手にペースを握られ、ウチが守勢に回る場面が増えてくる。
ウチとしても立ち上がりの失点以降は守備陣もいつもの集中力を取り戻してしっかり対応できていたし、攻撃陣も#9山崎円美や#24神田若帆を投入して膠着状態を打開しようと試みたがうまくいかず、逆にアディショナルタイム突入直前に一瞬の隙を突かれ1失点を許してしまった。
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それでも、残り時間が僅かだった事もあり何とか逃げ切って試合終了。
最後は薄氷を踏むようなヒヤヒヤものの勝利だったが、とにもかくにも勝ててよかった。

久々の公式戦、悪天候、コンディションもモチベーションも高い対戦相手・・・と厳しい条件が重なった試合だったが、男子の天皇杯と同様、上位カテゴリーとして「勝って当然」という状況の中で下位カテゴリーチームの捨て身のチャレンジに受けて立つ難しさがある試合を、こうして逆転勝利で乗り越えたのは非常に価値があるし、大量得点で楽勝するよりも苦しみながらの辛勝の方が、選手達にも危機感が出て気を緩める事無く次の試合に臨める分、逆に良かったんじゃないかと思う。
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皇后杯の次なる試合は来週の日曜日(11/12)に静岡県の藤枝で、明日行われるなでしこ2部・ASハリマアルビオンと1回戦を勝ち上がった東北第1代表でチャレンジリーグの常盤木学園高校の勝者と対戦する。
リーグ戦の最終順位は、ハリマが2部7位、常盤木がチャレンジリーグ全体6位といずれも中位に終わったが、前記の通り『負けたら終わり』の皇后杯では上位カテゴリーとしての試合運びの難しさもあるし、決して楽観視してはいけない。
それでも、今日の対戦で選手達の試合勘も戻っただろうし、次は更にコンディションを上げ勝ち切ってくれるものと期待している。

来季に向けての選手動向はまだ分からないが、とりあえずは現体制で臨む今年最後の大会だけに、1試合でも多くこのメンバーで試合ができるよう、選手・スタッフ一丸となって勝ち進んでいってほしい。
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2017/11/05(日) 14:57:34 | | #[ 編集]
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