ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
countdown
北九州の想ひ出~其の一・かしわめしと折尾駅~
先週はサポミやファン感があり、皆さん来年に向けて既に気持ちを切り替えているものと思うが、自分は雨の北九州以来パルセイロとはご無沙汰で、気持ちもまだ何となくあの時から抜け切れていない感じ。

そこで今週は、試合結果以外は最高に楽しかった北九州で仕入れたネタを紹介しつつ、自分の気持ちの整理をしていきたいと思うので、現地に行った人も行かれなかった人もしばしお付き合いください。

自分の場合、遠征の楽しみは『色気より食い気』(もっとも“色気”とは何の縁も無い人間だが・・・)という事で、北九州で堪能したご当地グルメのご紹介を。

まず今日は、電車で試合会場に行く時に必ず乗り換える折尾駅の名物駅弁『かしわめし』。

何といっても、『折尾といえばかしわめし、かしわめしといえば折尾』と言うくらい全国的に有名な駅弁で、今回の遠征で自分が一番楽しみにしていた食べ物だ。
s-写真00011

そもそも『かしわ』とは薩川コーチの前所属チームに非ず、西の方の言葉で鶏肉の事。
写真だと普通の鶏そぼろご飯に見えるが、食べてみるとその美味さに驚かされる。

鶏肉は単なる挽き肉ではなく細かく裂いたような感じで、肉の食感がしっかりと残っており、甘辛く煮込んだタレが染み込んで何とも味わい深い。

そして、下に隠れているご飯も白飯ではなく鶏ガラで炊き込んだもので、薄味ながら上に載った具と絶妙なバランスを見せ、この一見単純な駅弁がなぜ全国に名を馳せるのか一口食べて大いに納得し、自分は結局3日連続で食べてしまった。

そんな名物駅弁を擁する折尾駅だが、駅自体もなかなか興味深いものがある。
s-写真00005
s-写真00006

築堤上の鹿児島線と平地の筑豊線がクロスする場所に位置する駅は日本初の立体交差構造を採用し、東京で立体交差駅としてお馴染みの秋葉原駅(山手・京浜東北線ホームと総武線ホーム)の大先輩。
また、駅舎は大正5年に改築された西洋風の瀟洒な造りで、交差する両線ホームをつなぐ連絡通路にはレンガ積みのアーチが残るなど、かつて筑豊の石炭産業華やかなりし頃の栄華を今に伝え、一見の価値がある。

但し、小倉方面から向かう時、福北ゆたか線(筑豊線折尾以西の別名)経由の普通列車に乗ると、本線から150mほど離れた短絡線上の独立ホームから一旦改札を抜けて駅前広場に出なければならず面食らう事となる。

自分は鉄道好きなのでその辺の事は当然知っていたが、長野からツアーを使わず単独で来たパルサポで、事情が分からずこの『短絡線駅の罠』にハマった人も結構いたとかいないとか・・・

ちょっと話が逸れてしまったが、折尾駅の鹿児島線下りホームにある立ち食いうどん屋には、かしわめしの具の鶏肉を入れた『かしわ入りうどん』や、鶏ガラ炊き込みご飯のおにぎりなど、安いながら美味なメニューもあるので、再来年のニューウェーブ北九州戦遠征(“来年の”と言えないところがツラい・・・)には鉄道ファンならずとも是非立ち寄って、筑豊の歴史の一端に触れてみてくださいマセ。

【追記】
この記事を書いた後で調べてみたら、来年度にも折尾駅舎を取り壊し、効率の悪い立体交差を改良するとの計画があり、保存を求める市民団体と話し合いの最中との事。
結果的には取り壊す前にこれらの施設に触れられてラッキーだった訳だが、これだけの施設は『文化遺産』として是非とも保存してほしいというのが自分の率直な願い。
とはいえ、基本的には地元の人の利便性が最優先であり、部外者の郷愁など二の次になってしまうのかもしれない。
いずれにしても、寺社建築の旧長野駅舎の取り壊しの際にも起こったが、保存と開発との狭間で揺れ動くこの問題、どのように決着するのやら・・・
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.