ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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撮影快調 !? の『信州ダービー』記録映画に関する一考察
先週日曜日の信毎朝刊に、『東京の映像製作会社がパルセイロと松本山雅を題材にした記録映画を撮影している』という記事があった。

そういえば、開幕戦の南長野の入場口に『映画を撮影しています』という貼り紙と聞き慣れない東京の会社の名前があって気になっていたのだが、なるほど、そういう事だったのか。

記事によると、地域リーグでも突出する動員数を誇る『信州ダービー』に着目し、歴史的にライバル意識が強い長野と松本の地域性をサッカーを通じて表現する狙いだという。

自分は父親の仕事の都合から県外で生まれ、小さい頃から転勤で色々な街に住んでいて、小~中学校時代の3年半ほどは松本で暮らしていたので、長野と松本の異常ともいえる強いライバル意識の理由も、特に地理的な見地から十分に理解できているつもりだが、両者の事情や背景を知らない外部の人達から見れば、同じ県内の都市同士の仲がこれだけ悪いというのは、本当に不思議に映る事だろう。

しかし、こんな土壌だからこそ都市と都市との“代理戦争”の意味合いを持つ『信州ダービー』は盛り上がるのであり、これは両者の歴史的・文化的な背景を考えると、例えばスペインの『エル・クラシコ』(FCバルセロナvsレアル・マドリード)に匹敵するものを持っているといっても過言ではないだろう。

ウチと山雅を語る時、『J昇格』という結果だけを追い求める人達からは両者の合併論が幾度となく飛び出しているが、このブログでも事ある毎に言っているように、サッカーのクラブは高校野球や高校サッカーなどの『都道府県対抗』ではなく、あくまでも『都市』や『地域』が単位である。

それに、前記のように『信州ダービー』には他所の県にはない本当の意味での“ダービー”としての要素があるので、両チームが共に成長・成熟してしのぎを削っていけば、まだまだ日本では欧米に遠く及ばない真の『スポーツ文化』を、とかく“スポーツ後進県”と言われる我等が長野県から発信する事ができるんじゃないかと思っている。

この制作会社のプロデューサー氏は、「特定のシナリオは決めず、撮影を進めながら展開を考えたい。試合の勝ち負けよりも、それぞれのチームカラーを通して見えてくる地域性にスポットを当てたい。」とコメントしているが、自分も特定のシナリオを決めない方針は大賛成だ。

その事を踏まえて、制作会社やプロデューサー氏にお願いしたいのは、『J昇格のための合併論』など目先の目標や商業主義に固められた余計な知識を持たず、スポーツを愛するまっさらな気持ちで両チームに向き合い、クラブがその地域にサッカーチームを持つ事の本当の意義と、サポが私生活の貴重な時間とお金を削ってまでそのクラブを必死で応援する事の本質を、しっかりと掘り下げてほしい。

また、“地域性”というテーマを意識し過ぎて変に社会派に偏り、サッカークラブという本来のモチーフを置き去りにするような内容にはしないでほしい。

そして願わくば、「カテゴリーがどうであれ、長野県には、そして日本のサッカー界・スポーツ界には、AC長野パルセイロと松本山雅FCの2つのクラブは必要だ」という結論を導き出してもらえたら最高だ。

とにかく、来年に予定されている映画の公開を楽しみにしながら、今シーズンもオレ達の街・長野のクラブであるパルセイロを、純粋に応援していきたいと思う。
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コメント
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連絡
本題とは関係ありませんが…
オバマさん家の飼い犬が
あなたの名前パクッてますよw
2009/04/17(金) 00:24:20 | URL | B-737 #TO.QWiMc[ 編集]
B-737様、どーもです。
いや~、実はオバマ君がこのブログの熱烈なファンで、この前「あなたの名前をウチの犬の名前にいただいてもよろしいですか? Yes,We Can!」と電話があったんですよ。

・・・・な~んてアホな妄想はともかく、今をときめく大統領と共通項があるのは嬉しい反面、犬と同じ名前ってどーなんでしょう??
2009/04/17(金) 21:19:30 | URL | ぼー #-[ 編集]
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