ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2010年総括&来年の展望~信濃グランセローズ編~
自分には何の関係も無い(ケーキはしっかり食べたけど)クリスマスも終わっていよいよ暮れも押し迫ってきたが、そういえば今年は仕事が忙しすぎてリーグ戦後もブログを書く気力がなかなか起こらず、自分が応援しているチームの今年のシーズン総括をやっていなかった。
まぁ別に誰に頼まれた訳でもないけど、自分の中のけじめとして書き記しておかなければ・・・という訳で、今年のシーズンを振り返るシリーズ、まずは信濃グランセローズ編。

今年のセローズは、千葉ロッテでコーチをしていた佐野嘉幸氏を監督に迎え、チーム初となる『NPBでのコーチ経験を持った監督』の下でこれまでの屈辱を晴らす成績を期待したが、前期は優勝の群馬に12ゲームの大差を付けられての限りなく最下位に近い2位、後期はやや混戦で最後まで僅かながらプレーオフ進出の可能性を残したものの、結局最後は定位置の最下位と、またしても残念な結果に終わってしまった。

去年までの選手を半分以上入れ替え、最初のうちは新しい選手を中心にうまく戦力が回っていたように感じていたが、試合は週末だけとはいえ長距離遠征を含むハードな日程に慣れていない選手が多かったためか、次第に歯車が狂い始めてしまい、独立リーグとはいえ(いや、むしろ独立リーグだからこそ)“プロ野球”で1年を通して満足にプレーする事の難しさを、選手達は痛切に感じたんじゃなかろうか。

また球団や我々ファンも、ただ単に監督や選手を代えただけではチームはすぐには強くなれないという、団体競技の難しさを改めて思い知った年だったと思う。

ただし、同じ負け試合でも去年までのような覇気の無い戦いを見せ付けられるような事が少なくなり、結果は出ないながらも選手達に最後まで諦めない姿勢が見られたのは、今後に向けてほんの少し明るい材料ではあったんじゃないかと思う。

そんなセローズの2010年だったが、この中で個人的に今年のMVPを選ぶとすれば、選手ではなく私設応援団の『レッドセローズ』の面々に贈りたいと思う。

今年もセローズは本当に厳しい試合が続いたが、そんな中でも、彼らは最後まで手を抜かずに明るく応援を先導し、決して選手や首脳陣にスタンドから文句や抗議をする事はなかった。

サッカーの応援では、チームが不甲斐ない結果を出した時は強烈なブーイングを浴びせたり、試合の途中で応援をボイコットしたり、「フロントを出せ!」と騒いで首脳陣に抗議したりする場面が時折見受けられ、それがさも当然と受け止められる傾向がある。
まぁ、そういった行動に出るサポもチームやクラブを少しでも良くしたいという強い“愛情”の裏返しであり、気持ちは十分に理解できるが、やはり傍から見てカッコいいものではなく、逆にライトなファンの気持ちを遠ざけてしまう事にもなりかねず、自分はあまり好きになれない。

その点、レッドセローズの面々は、どんなに敗色が濃厚な場面でも応援の手を緩める事なく、チームの逆転を信じてマジメに、必死に応援していたのが非常に印象深かった。

また、彼らの応援は年々進化しており、チャンスやイケイケや形勢逆転を望む場面など、様々なシーンに合わせて毎年趣向を凝らしたテーマを作っており、自分もチャンスの時にかかる“ワッショイ”や“アルプス一万尺”、そして今年登場した逆転への奮起を促す“旅人よ”(by爆風スランプ)などは、普段仕事をしていても時折口ずさんでしまうほど秀逸なテーマだと思う。

そして、そんな真摯な態度に触発されてか、周囲でもトランペットやドラムに合わせて手拍子をとる観客が年々増えている。
NPBの外野スタンドやサッカーのゴール裏のように、声出し応援をやりたい人が集まる隔離された環境ではなく、昭和40~50年代のように内野スタンドの一般客席に陣取って応援を先導するスタイルでは、座りながらじっくり試合を見守る普通の観客から応援の手拍子をもらうのはとても難しい事だと思うが、彼らは年を追うごとに確実に手拍子の数を増やしており、これまでは目先の結果だけで心無いヤジを味方に飛ばす“評論家オヤジ”が多かったスタンドの雰囲気もだんだん良くなっていると実感する。

自分はこれまで、どんな競技でも弱いチームを好んで応援してきたせいか、「応援対象のチームが弱ければ弱いほど、愚直に選手を後押ししていきたい」というのを応援のモットーとしているだけに、まさにそれを体現している彼らの努力には本当に頭が下がる思いで、種目や応援の形態に違いはあれど、これからJFLの荒波に揉まれる事となるパルセイロのゴール裏にも、彼らの姿勢には見習うべきところがあるんじゃないかと感じており、そんな彼らに文句無く今年のMVPを贈りたいと思う。(ただし、表彰や賞品・賞金はとーぜん用意してないのでアシカラズ)


そんなセローズではあるが、来シーズンに向けて朗報がもたらされた。

これまでの島田直也投手コーチと竜太郎打撃コーチ兼任選手が解任され、守備・走塁コーチとして、NPBでのコーチ経験も豊富でヤクルトの2軍監督時代にファーム日本一に輝いた実績もある猿渡寛茂氏が、投手コーチとして、台湾プロ野球の強豪・統一ライオンズや五輪での台湾オリンピックチームで投手コーチを務めた若手の理論家・酒井光次郎氏が加わり、打撃コーチ兼任の佐野監督と共にBCLでも屈指の豪華首脳陣誕生となった。
(なお、来年は竜太郎氏は選手専任としてセローズに残り、島田コーチは四国アイアンドリーグ・徳島インディゴソックスの投手コーチに就任した。両氏の今後の活躍にも大いに期待したい。特にウチに残る竜太郎、本当に頼むよ!)

島田・竜太郎両コーチともこれまでチームのために頑張ってきたものの、NPBでのコーチ経験が無い両氏には、結果的には基礎があまりできていない選手達を指導するには荷が重すぎたんじゃないかと感じたが、その点、これだけ経験豊富な首脳陣が揃えば、チームの建て直しには非常に期待が持てる。

とはいえ、先に『監督を変えただけではチームはすぐには強くならない』と書いたように、この首脳陣をもって来年すぐに優勝できるとは思っていない。

BCLの優勝常連チームである群馬や石川を見ていると、一つ一つのプレーに対してとにかく基本がしっかりしている印象が強いし、特にNPBのファームチームとの交流戦でウチとNPBの選手を見比べると、ウチの選手達は基本がほとんど出来ておらず雑なプレーが多い事を痛感するので、ここは結果を焦らずじっくりと腰を据え、まず来年は基礎の基礎からみっちり選手に叩き込み、2年目で実戦に生かせるように熟成させ、3年目で“優勝”という名の花を咲かせるよう、長期計画でセローズをどこに出しても恥ずかしくないような立派なチームに変えてほしいと願っている。

さて、自分自身の事でいえば、今年の観戦数は全部で7試合と去年よりは若干増えたが、それでも後援会の招待券10枚を使い切るまではいかなかった。
また、長野オリスタ以外での観戦は中野・松本・大町が1試合ずつとなったが、個人的にスタンドの雰囲気が大好きで観戦を楽しみにしていた上田や小諸など東信での試合に行けなかったのが残念だった。

来年はパルセイロもJFLに上がって試合数が一気に増えるし、これまで以上にBCLの観戦チャンスが減ってくる可能性が高いが、それでも来年も出来る限り球場に足を運び、“ダメ息子”達が力強く成長していくであろう過程を辛抱強く見守っていきたいと思う。

いくらパルセイロが上のカテゴリーに上がっても、“野球好き”な自分は、これからもずっとグランセローズとBCLを熱く応援していきます!!
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コメント
この記事へのコメント
私も「南海ホークス」とか「広島カープ」とか、そんなに強くないチームを応援して来たので、ぼーさんのスタンス、共感できます。

来年はグランセローズにとって「成長のシーズン」になってほしいですね!
2010/12/27(月) 22:06:56 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
お互い悲しい性ですな~・・・
自分も物心付いた頃はご他聞にもれず巨人ファンでしたが、あの“江川事件”以来キッパリ決別し、その後は弱いチームやマイナーリーグ一筋の“裏街道”を歩む人生です。
ただ、だからこそ応援にもやりがいを感じますよね。
セローズはそのあまりの弱さゆえ、地元からもバカにしたり関心を示さない人が多いですが、そんな人達を見返し、振り向かせるようなチームに育って欲しいと願っています。
2010/12/28(火) 12:23:31 | URL | ぼー #-[ 編集]
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