ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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惜別2010~海野剛・要田勇一へ愛を込めて~
パルセイロがJFL昇格を決めた最高に嬉しい記事の後、本当に久し振りの更新となる今日は、毎年避けては通れない退団選手に関する事。

ちょっと前の発表だったが、トップチームの“契約満了”選手が発表された。

今年の退団選手は今のところ6選手で、そのうち4名は僅か1年での退団となった。
自分は今年はトップチームの試合を見る機会が非常に少なかったし、出場選手もほとんど固定されており、これら4選手についてはあまり印象が無いというのが正直なところ。
ただ、その中でも本城選手は何度かプレーを見て「いい選手だな」と思っていたのでもったいない気がするし、他の選手達も僅か1年での退団は寂しいが、いずれもまだまだ若いし、JFL昇格という劇的場面に立ち会えた長野での経験を糧に、新天地では是非とも頑張ってもらいたいと思う。

そして、海野剛選手。
s-写真00044

在籍中の3年間は、棗正志・ノグチピント・諏訪雄大といった正GKの控えに回る事が多かったが、小柄ながら1対1や接近戦に強く、どんなに相手がフリーな場面でも果敢にボールに向かいガッチリとセーブする勇気溢れるプレースタイルで、自分は去年まで付けていた背番号1のキーパーユニを本気で発注しようと思っていたくらい大好きな選手だった。

そんな海野選手、先の地域決勝ではPK戦での強さを買われて、引き分けが濃厚な試合に後半44分から出場する『リリーフGK』としての活躍が記憶に新しい。
その起用方法や、地域決勝でのPK戦4試合中で勝ったのが1回だけという結果は、本人にとっては甚だ不本意だったと思うが、その貴重な1勝である1stラウンドの福島ユナイテッド戦は間違いなく海野選手がたぐり寄せた勝利であり、あれがなければまたしてもファイナル進出がならなかった可能性が高かっただけに、海野選手はJFL昇格の“影の立役者”と言えるんじゃないだろうか?

海野選手ほどの人材なら、活躍できるチームはまだまだ沢山あるだろう。
これからも、そのガッツ満点のプレーで、新天地の守護神としてチームやサポから愛される存在になってほしいと心から願っている。

最後に、要田勇一選手。
彼は自分にとって特に思い入れの強い選手だったので、写真もドーンとたっぷり掲載の“えこひいき”で。
s-写真00195

自分が要田選手を初めて知ったのは、Jリーグのテレビ中継を見ていた時だった。
確か途中出場で出てきたと思ったが、そのいかつい風貌で重戦車のように相手を蹴散らしてゴール前に突進して行き、そのいかつい風貌に似合わぬキレ味鋭いシュートで瞬く間にゴールをあげたシーンを見て、一発で彼のファンになった。
そんな要田選手がパルセイロに入団すると聞いた時は飛び上がるほど嬉しかったし、我等がチームのオレンジのユニを着て初めてピッチに立った時には、鳥肌が立つほど感激したものだ。

そして、その後の活躍は皆さんご存知の通り、地域リーグとしては破格の実力と存在感で、我々サポを大いに魅了してくれた。
s-写真00148

ところで、自分がパルセイロの試合を写真に撮っていていつも感じるのだが、要田選手は、もちろん正面からの姿もカッコいいが、後姿がこれほど絵になる選手も珍しいんじゃないかと思うのだ。
彼の広い背中からは、これまで様々なクラブで培ってきた経験が滲み出してくるようで、他の選手には無いオーラをひしひしと感じるんである。
s-写真10195

自分が撮った要田選手の写真の中でも特に印象深いのが、上の1枚である。
これは、要田選手が大怪我を負ってリーグ戦を棒に振ってしまった去年、怪我が癒え復帰を果たした全社全国大会前の壮行試合での選手交代時の写真だ。
この背中には、久し振りにピッチに立てる喜びと、「やってやるぞ」という決意に満ち満ちており、上がった画を見て思わず息を呑んだものだった。

また、もう一つ彼の魅力は、そのゴツい顔(よーさん失礼!)からは想像できないような、優しさに満ちた笑顔だろう。
特に地域決勝ファイナル最終戦、彼にとって思い入れの多い市原臨海のピッチで昇格を決め、試合後のベンチで町田本部長と抱き合った時の、喜びと安堵に満ちた最高の笑顔が忘れられない。
s-写真00174

今季は、特にリーグ戦後のポストシーズンになってからは出場機会も減ってきており、自分の中でも「もしかしたら・・・」とある程度の覚悟は出来ていたが、はやり正式に発表されてしまうと本当に寂しいし、来季にJFLのエンブレムを袖に付けたオレンジユニを着てプレーするよーさんの姿が見られないのは残念でならない。

ただ、プロフィールの所属クラブを見ても分かるように、これまでも様々な山や谷をいっぱい経験しているし、何よりも長野での4年間の経験と実績は、必ずやこれからの人生に役立つ事だろう。
JFLのチームに入ってウチを苦しめるのもよし、他の地域リーグのクラブを昇格に導くのもよし、東南アジアなど海外に活躍の場を求めるのもよし、要田勇一のサッカー人生はまだまだ終わっちゃいないと信じている。

自分は、パルセイロというチームに要田選手がいた事を誇りに思うし、要田選手と同じ空間にいられた4年間は本当に幸せでした。

ありがとう。 そしてまた会う日まで、お元気で・・・
s-写真00004
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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございました!
本当に本当にその通りです!
まさか、あの要田選手が長野に来るなんて?そう思っていたのが昨日のようです。
北信越のレベルの低さ(色々な意味で)にいらだちイエローをもらい、その北信越でエースになって怪我をして一年棒に振り…本当に色々な意味で北信越に大きなものを残して下さいました。
ありがとうございました。これからもその人柄で周囲の人を明るく上を向いて歩けるように導いて下さい。感謝!
2010/12/23(木) 19:13:23 | URL | 長野市サッカーファン #QXRaNfI.[ 編集]
毎年、今頃の季節は退団選手のニュースで淋しいですね。
海野選手の「カチューシャ」の替え歌の応援歌、先日の臨海でおぼえたのに、残念です。
海野君も他の若い選手たちも、早く新しいチームが見つかることを願っています。

そして、何よりもYODAさん。
ジェフ時代から好きな選手だったので、長野で活躍してくれたのは本当に嬉しいことでした。
来年、臨海でオレンジのユニを着てジェフ・リザーブズと戦う要田が見られないのは残念ですが、まだまだ頑張ってほしいです。
良い写真たくさん、ありがとうございます。
要田には「またどこかで会いましょう。」と言いたいですね。
2010/12/23(木) 19:39:51 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
私も要さんの大ファンでした。
寂しいですなぁ。
いつかコーチとして戻ってきたりしたらうれしいですね。
2010/12/23(木) 20:13:20 | URL | まるいたろう #-[ 編集]
海野は、本城での3試合全て出場しましたよね。そして雨の加古川戦。
あの悔しさは今年の昇格でリベンジできたでしょうが、
JFLで彼のプレーが見られないのは残念です。
茅野戦で魅せた彼のスーパーフリーキックは今でもはっきり覚えています。
GKとしてはかなり小柄。でも的確なコーチングや、負けて涙する真剣さが素敵でした。
第3GKとして残すという選択肢はなかったのでしょうかね。
彼の新天地での活躍をお祈りします。

要田。千葉時代をそれなりに知っている私ですが、長野に来ると聞いた時にはびっくりしました。
2008年ですっきりJFL昇格していれば、もっと違う展開に彼もチームもなっていたことでしょうね。
去年は怪我で一年を過ごし、今年は復活するも控えにまわることが多かった一年。
彼が見せた臨海での涙は、本人にしかわからない様々な思いがあったことでしょう。

さよならじゃなくて、いつかまたどこかで!
2010/12/23(木) 20:56:28 | URL | 某コテ #mQop/nM.[ 編集]
>長野市サッカーファン様
本当に、要田選手のパルセイロ入りは、長野だけでなく北信越にとって衝撃的な出来事でしたね。
レフリーの不可解な判定に食ってかかっていたのも、今となっては懐かしい思い出です。
そして、北信越に様々な功績を残してくれたよーさんには、いくら感謝しても言い尽くせないですね。

>パオロロッシ様
海野選手のチャントは、他のどの選手のヤツより歌に力が入る秀作でした。
もうあのチャントが歌えず、海野選手の勇気溢れるプレーが見られないのは残念ですが、今は1日も早く移籍先が見つかるのを祈るばかりです。
そして、“犬好き”な自分としては、要田選手が長野にいる事が自分の中での何よりのステイタスであり、自慢の種でした。
来季、ジェフリザのサポにオレンジユニのよーさんをこれ見よがしに自慢できないのが残念でなりませんが、まぁその役目はノザに譲るとして(笑)、よーさんにはこれからも彼らしさを失わず突き進んでいってもらいたいものです。

>まるいたろう様
タケシといいよーさんといい、素晴らしい人材を失って本当に寂しいですよね・・・
しかし要田“コーチ”ですか。
なんか、薩川監督と組めばバリバリ硬派なチームが出来上がりそうで楽しみ。
是非とも実現してほしいですな。

>某コテ様
あー、ありましたね。海野選手のキャノン砲フリーキック!
あれには本当にド肝を抜かれましたが、あのようなケレン味のなさが海野選手の最大の魅力でした。
選手としてまだまだ十分やれるハズなのに、本当にもったいないものですが、ただ選手は試合に出てナンボだし、海野選手ほどの実力なら正GKを務められるチームは沢山あるはずなので、移籍先で全力で頑張ってほしいと願っています。
要田選手に関しては、今思えば巡り合せの悪い4年間だったような気がします。
バリバリに働けた4年前はチームやリーグが彼の実力に付いていけず、ピークだった2年前に昇格を直前で取り逃がし、大橋や野澤といったよーさんが生きそうな選手が入ってきて期待された去年に1年を棒に振る大怪我・・・
ただ、今年臨海で昇格を決められた事で、本人にとってはハッピーエンドで長野を去る事ができてよかったんじゃないかと思います。
自分も、よーさんとはまたどこかで会える気がして、本文でも「さようなら」の言葉を使いませんでした。
本当に、またいつかどこかで彼のプレーする姿に出会えたら最高ですね。
2010/12/24(金) 22:03:31 | URL | ぼー #-[ 編集]
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