ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2010年総括&来年の展望~パルセイロ・レディース編~
年末のクソ忙しいこの時期に、今更ながらの2010年の総括と来季への展望、お次はパルセイロ・レディース編。

今年から我々の新しい“パルセイロ(パートナー)”となったレディースのリーグ戦最終順位は4位。
同じく今年から始まったチャレンジリーグEASTは“学校系”の3チームが非常に強く、これら3強からは勝ち点1(日体大戦)しか得られなかったが、クラブ3チームの中では“首位”で終える事ができ、大原学園時代の戦いぶりや今年の戦力を考えれば、それでもよくやった方じゃないかと評価する。

ところで、そのCLE初代女王となった常盤木学園は、先の全国女子サッカー選手権で日テレ・ベレーザをPK戦の末撃破する快挙を見せたし、オマケにその全女1回戦でウチに勝った藤枝順心高校も福岡J・アンクラスを破り、準々決勝では高校生同士が顔を合わせるというビックリ仰天な事態となった。
いやはや、つくづく女子サッカーとは奥が深いし、ウチはそんなトンデモないチームと戦ってきたんだと恐れ入る。

さて、改めてパルセイロ・レディースの今年を振り返ってみると、開幕戦は大原時代とほとんど変わらない戦いぶりでいいところなく惨敗してしまったが、そこから結果は出ないなれど試合を重ねるたびに目に見えてチーム力が上がっていき、第4節のノルディーア北海道戦で記念すべき初勝利を飾り、この時は本当にトップチームが優勝を決めた時くらい嬉しかったのを覚えている。

しかし、ただでさえ15人という小所帯でのスタートからいきなり2名が抜け、更にシーズンも佳境を迎える夏頃に、それまで攻撃の核として大活躍だった渡辺彩香選手の退団と、同じく攻撃のエース格だった橋浦さつき選手の怪我による長期離脱が影響し、内容も結果も思うように残せず、選手もチームスタッフだった塩原理恵・近藤由美両氏を急遽選手登録して急場を凌ぐなど、本当に苦しい状況が続いた。

そんな中、満身創痍な体調にもかかわらず、最後まで全力でプレーした選手達に心からの賛辞を贈りたいし、自分自身も、トップの優勝決定試合となる最終節を差し置いて清水へ遠征し、そこで勝利という最高のプレゼントをもらい、彼女達には本当に感謝している。

そんな今年のチームから極私的MVPを選ぶとなると、これはもう全員にあげたい気持ちはやまやまだが、敢えて絞り込むとしたら、まずはGK#1松本あずみ選手を推したい。
バックアップGKがいないという異常な編成のチームの中、1人でゴールマウスを守りきった実績はもちろん、最初は少し頼りなく見えたプレーもメキメキと実力を上げ、リーグ戦終盤には本当に頼れる守護神となり、その成長振りには目を見張るものがあった。

また、攻撃陣の相次ぐ離脱の中、それでも孤軍奮闘でどんなに跳ね返されても敵陣に果敢に切れ込んでいったFW#11浦崎優香選手や、キャプテンとして、また中盤の司令塔としてチームを引っ張ってきた#7小林菜摘選手も、是非とも推したい1人だ。

ただ、やはり今年はパルセイロ・レディースの歴史の“初めの一歩”を作り上げた選手全員に、自分からMVPを贈りたいと思う。(例によって賞金も賞品も名誉もなーんにもありませんのでアシカラズ。)
今年最後まで戦った14名の選手達には、是非とも来年も全員がチームに残ってほしいと心から希望している。

さて、来年への希望と展望であるが、まず第一に、このチームには何を差し置いてもとりあえず選手が欲しい!!!
やはり、ベンチにリザーブ選手2人でバックアップGKがいないというのは厳し過ぎ、平日にフルタイムの仕事をこなした上で過酷なリーグ戦を戦う上でも、この異常な状況は何としても改善しなければならない。

個人的な希望としては、とにかく控えGKの補充が先決だが、フィールドプレーヤーとしては、まずは最終ラインを統率できるセンターバックの選手。
ウチの守備陣は1対1の場面ではしつこく相手に喰らい付く粘り強い守備を見せてくれるが、コンビネーションで攻められると振り回されて守備が機能しなくなる傾向があるので、ここに良い人材が入れば、今シーズンに再三見せられた守備の連携ミスによる失点が防げるし、今年は人材不足で最終ラインに入っていた#8篠原志穂子選手も本来のボランチに戻る事ができ、攻撃に関しても好影響となるだろう。

また、小林選手からのパスを受け、橋浦・浦崎の両ポイントゲッターにつなげられるような、ポストプレーができるトップ下を務められる選手も是非とも欲しいところ。
今のチームにこれらの人材が加われば、チャレンジリーグとしてはなかなか魅力的なチームができるんじゃないかと期待している。

そんな訳で、このブログをご覧になっているなでしこリーグの有能な選手の皆さん(←見てない見てない)、是非とも我がチームにおいでくださいマセ!
詳しくはパルセイロのHPまで!!

次にリーグ自体を見てみると、先のチャレンジリーグ入替戦で清水第八プレアデスが岡山の吉備国際大学に破れ、同じくWESTのルネサンス熊本FCを破ったスフィーダ世田谷FCなるチームが新たに加わる事となった。

このスフィーダというチーム、HPによると『東京都最大規模の女子サッカー専門クラブ』で東京都女子リーグ1部を2連覇しており、かなりの強豪チームとお見受けする。
個人的に清水第八が降格した事が本当に残念ではあるが、東京のチームという事は遠征の移動距離も少なくなるし、チームにとっても自分にとっても好都合かな?・・・なんてノンキな事を考えてしまうが、今年はウチより下の順位だったノルディーア北海道もメキメキと力を付けているし、上位の学校系3強の一角に食い込むのは少なくとも来年は厳しそうだし、こちらもうかうかしていると来年は清水の二の舞になりかねず、まさに“明日は我が身”の非常に厳しい状況に立たされている事は間違いない。

そんな訳で来年の目標順位は、今年と同じ4位死守!
そして最低でも入替戦回避のため最下位だけは避けたいところだ。

と、こんな事を書くと、今まで“勝って当たり前”なトップの試合ばかり見られてきた皆さんには魅力を感じないかもしれないが、実際に女子の試合を見てみると、男子には無いサッカーの魅力がいっぱい詰まっているし、何よりもウチの選手達は全員がひたむきに一生懸命プレーしており、ハッキリ言ってウチのレディースはまだまだ全然弱いチームだが、彼女達の真剣な姿を見ると、そんなチームの実力など関係なく応援せずにはいられなくなる。

今年は自分が期待していたほど女子の観客動員が伸びず残念だったが、まだレディースの試合に足を運んだ事が無い方も、勝敗に関係なく、サッカー自体の魅力と選手達の全力のプレーを是非とも見に来て欲しいと願っている。

そして自分も、元来がヘソ曲がりで変わり者の性格ゆえ、応援するチームもより弱い方へ、マイナーな方へと流れていく傾向がある。
したがって、来年もトップとレディースの試合が重なった時はできる限りレディースを優先し、彼女達の活躍と成長を熱く見守っていきたいと思っている。
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コメント
この記事へのコメント
シーズンを通しての応援、お疲れ様でした。
パルセイロレディース、厳しい状況の中で頑張ったシーズンだったんですね。

私も今年はジェフレディースの試合に何度か行きましたが、女子サッカーの試合は本当に選手たちのひたむきさが伝わって来ますね。

オフに戦力の補強ができて、来年が良いシーズンになることを願っています。
2010/12/27(月) 22:13:35 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
ジェフもそうだけど、応援しているクラブに男女のチームがあると、観戦の幅も広がって楽しいですよね。
パルセイロレディースにとって今年は本当に厳しい年だったけど、ジェフレディースだって2部の頃は大原学園に全く歯が立たなかったのが、今では1部の中位を張れるだけの力をつけているし、ウチも少しずつでも力を付けていってもらえればと思っています。
2010/12/29(水) 07:54:38 | URL | ぼー #-[ 編集]
今年一年お疲れ様でした。
マイナーなスポーツは派手な演出やブランドが無い分、面白さを自分で見つけられた時の喜びは格別ですよね。
一握りの特定スポーツやチームの影響力や話題性が落ちていますが、何気に昔よりスポーツは全体で考えると盛んになっていると思います。
マイナーなスポーツを楽しみサポートするのは、文化の下支えなんですよね。
何か一部でホンダロックのサポーターさんの名台詞を曲解する発言が匿名掲示板などで散見されていますが、本当の意味は「排他的な地元至上主義」とか「闇雲な上昇志向」ではなく、そこなのかなぁ、と。「有名じゃないけど地元にある」とか「マイナーだけど魅力的な」スポーツを楽しみ応援するということなのかな、と。
という訳で来年こそもっと色々な視点で楽しもうと思います。
2010/12/30(木) 00:09:56 | URL | ifumio #-[ 編集]
ifumio様
本当におっしゃるとおりです。
アメリカでは、野球のマイナーリーグや独立リーグでも、イニング間に様々なアトラクションなどもあって、地元の人達が大勢球場に足を運んで心底試合を楽しんでいるし、ヨーロッパでは、小さな街にある3部や4部のサッカークラブを、地元の人達が熱心に支え応援していると聞きます。
そこには、地元の人達がメジャーもマイナーも関係なく“オラが街のチーム”を愛し、熱心に応援し、スポーツを楽しむという、本当の意味での『スポーツ文化』があるんですよね。
日本は『巨人・大鵬・たまご焼き』という言葉があるように、とかく強いものやメジャーなものになびいてしまう傾向がありますが、プロ野球では、福岡や仙台や札幌などの地方に拠点を移したパ・リーグが、巨人・中日・阪神などの大都市人気球団を擁するセ・リーグより盛り上がっていたり、パルセイロのようにサッカーで地域リーグのクラブが“Go to J”を合言葉に地元にムーブメントを起こしたりなど、昔に比べると日本のスポーツ文化もかなり育ってきていると感じます。
ホンダロックのサポ氏の言葉も、メジャーなものに対するアンチテーゼと、あまり光が当たらないけど地元で頑張っているクラブに対する愛情に溢れていて、自分も他所のクラブの事ながら読んでいて痛快な気分になります。
きっと来年、ウチがロックに負けて件のサポ氏に「J崇拝者どもめ、まいったか!」とボロクソ書かれても、「うん、うん、まいりました!!」と明るく受け入れられそうだし、是非ともそう書いてほしいですね。(笑)
いずれにしても、自分にはマイナースポーツを応援する事で日本のスポーツ文化を向上させているという自負があるし、ifumioさんもそうなんじゃないでしょうか。
来年も、パルセイロレディースを初め色々なスポーツを観戦し、応援して、スポーツを思いっきり楽しみましょう!
2010/12/30(木) 17:30:29 | URL | ぼー #-[ 編集]
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