ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL第10戦(前期第17節) vsMIOびわこ草津(+レディース試合雑感)
今日対戦するMIOびわこ草津には、個人的に少々思い入れがある。

あれは4年前の2007年、当時は関西リーグに所属しその年の全社全国大会に優勝したMIOと、当時JFLだった栃木SCとの天皇杯2回戦を、栃木の本拠地・グリーンスタジアムでたまたま生観戦する機会があったのだが、その時のMIOは、自チームの声出しサポが全くいない“完全アウェイ”の敵地で、当時JFLの強豪だった栃木に対して臆する事なく真っ向勝負を挑み、しかも試合終了までフルアタックで栃木の選手達や余裕の勝利を信じて疑わなかったスタンドのサポを大いに慌てさせ、結果は1-2で破れはしたものの、その堂々とした戦いぶりで自分の中に『MIO』という名前を深く刻み付けた。

MIOはその年アルウィンで行われた地域決勝1stラウンドで、これまた完全アウェイの状況の中で松本山雅をくだしてファイナルに進み、そこでも好成績で見事JFL昇格を果たした訳だが、これらの試合を目撃した自分の中でMIOというチームは、どんな逆境にもへこたれない、タフで骨太なサッカーをしてくる『好漢』という印象があり、現に今年MIOからウチに移籍した#4谷口選手や#17浦島選手を見ていると、そんな印象を裏付けるような気持ちの強さを感じ、個人的に密かに対決を待ち望んでいたチームだ。

あれからJFLの荒波に揉まれて、このチームはどんな風に変わったのか? それとも変わらないのか?
勝負の行方の他に、そんな楽しみも持ち合わせて観戦した試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 4(1-1・3-0)1 MIOびわこ草津

キックオフから果敢に攻撃を仕掛けてきたのはMIOだった。
やはり、どんな相手・どんな環境でも臆せず立ち向かう“骨太サッカー”は健在のようで、そこにJFLでの戦いで培われたか、スピードやテクニックも4年前より数段上がっており、ウチは相手の猛攻にディフェンスラインがズルズルと押し込まれる場面もしばしば見られた。

そんな中、先制したのはパルセイロだった。
前半18分に#13藤田が素早い連携からゴールすると、メンバーがベンチ前に集まって、先日お子様が誕生したばかりの#9大典選手に捧げる“揺りかごダンス”を披露。
一緒にダンスに参加した当の大典も、普段はあまり感情を表に出さないのに、ご覧のような破顔一笑で最高にいい表情だ。
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自分も昨日の信毎で『大典に第一子誕生』の記事を読んで、この“揺りかごダンス”を今日の最大の標的にしていただけに、早くも決定的瞬間が撮影できてヨカッタヨカッタ・・・って、そんなところで満足している場合じゃない。
MIOはこの失点から更に積極的に攻めてきて、その早いパス回しに耐え切れずに守備のバランスが崩されて31分に失点を許し、その後もあまり攻め切れず同点のまま前半終了。

このように、前半は相手の優勢で苦しい戦いを強いられたので、ハラハラドキドキしながら迎えた後半の開始早々、ゴール前の混戦からあまり力なくシュートしたボールを相手GKがセーブするかと思われたが、これをファンブルしてゴールの中にボールが転がり込むラッキーな得点で逆転!(得点者は当初の場内アナウンスでは大典だったが、後で記録を見たら藤田との事。大典パパ、今季初ゴールはおあずけ・・・)

この幸先よい勝ち越し点で波に乗った事もあるが、とにかく今年のパルセイロは後半になってからのアジャストが非常に良いのが特長で、今日もハーフタイム中にしっかり対策を立ててきたか、その後は完全に形勢逆転でウチがボールを支配する場面が多くなる。

そして後半34分、途中出場の#11富岡が、10試合目にして遂に移籍後初ゴール!
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ああ、この瞬間をどれだけ待ち望んでいたか・・・
期待のストライカー、大吾がようやくゴールという“結果”を出して、チームもスタンドもムードは最高潮!

その後も何度か危ない場面はあったものの、不動のディフェンスラインが落ち着いて対応してゴールを割らせず、更にロスタイム最後のワンプレーで、後半開始から交代出場した、去年までMIOにいた#17浦島のアシストから#19向がダメ押しのゴールを決め、古巣への“恩返し”をしっかり果たした浦島と喜びを分かち合う抱擁を交わしたところで試合終了の長い笛が鳴った。
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春先の未消化分があるとはいえ、前期最終戦となる節目の試合を、大吾や浦島など新戦力の活躍で快勝できたのは非常に喜ばしいし、来週の信州ダービーに向けて弾みをつける事ができたんじゃないかと思う。

そして破れたとはいえ、MIOの真っ向勝負の姿勢が健在だったのは、個人的にとても嬉しかった。

4年前はゼロだった声出しサポも、人数は少ないながら滋賀から沢山のダンマクを持って応援に駆け付けてきたし、メインスタンドにもユニを着たりタオマフを下げたサポを何人か見かけたし、チーム力も応援環境も、少しずつでも着実に成長している姿は、同じJリーグを目指す同志として好印象だったし、ウチも負けていられないという気持ちになる。

栃木ウーヴァ・Honda FC・町田ゼルビアなどと共に、後期の“リターンマッチ”での対戦が楽しみなカードがまた一つ増えたようで、JFLというリーグがますます好きになった試合になった。
s-写真00161


そして、ハーフタイムに場内アナウンスで流れた、札幌で行われたレディースの試合結果にスタンドが湧いた。

ノルディーア北海道 1(0-1・1-1)2 AC長野パルセイロ・レディース

チャレンジリーグ生き残りをかけた大事な大事なこの試合、レディースは遠く札幌でのアウェイゲームで、前半に先制したものの後半開始早々に追いつかれるという厳しい状況の中、後半32分に決勝点をあげて逃げ切るという内容で、貴重な勝利を掴み取った。

特に、決勝点をあげたのが、地元長野県出身の新戦力、#9能本華子選手というのが嬉しい限り。
豊科の少年サッカークラブから波田のレディースチームを経て福井工大福井高校に進み、今年パルセイロに入団した19歳の若い力で、これまではなかなか出場機会が無かったが、これを機にチームに新風を吹き込んで更なる活躍を期待したいところだ。

9月で終わってしまうチャレンジリーグは、残すところあと5試合。

ウチが所属するEASTは、学校系3チームと新規参入のスフィーダ世田谷が実力的に下位2チームを大きく引き離しているので、これらに勝つのは非常に難しいとは思うが、ウチも徐々にではあるが確実にチーム力は上がっているので、これら上位チームに土を付けるのだって決して不可能ではないだろう。

来週は久し振りに南長野に戻って試合ができるし、地元サポの熱い応援を背に受けて、難敵・世田谷に思いっ切りぶつかってほしい。

【 更におまけ 】
今日は夕方からオリスタでBCLの試合も行われ、当然自分もダブルヘッダーを敢行したが、セローズも富山に逆転勝ちし、パルセイロのトップとレディースに加えてセローズも勝利するという“喜びの三重マル”で、気分もサイコー!!
そして、パルセイロとセローズの両方をスポンサードしている信濃毎日新聞も今日のダブルヘッダーを強力にプッシュして、その場で号外記事を印刷できる『なーのちゃん号』を乗り付けていたが、両方の試合で嬉しい記事の号外を出せて信毎さんもウハウハだったでしょう。
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そんなセローズの試合の模様は、明日にでもアップしたいと思います。
なんたって破竹の5連勝(!!)だし、BCLに興味の無いパルサポの皆さん、強くなったセローズにもどうか注目してやってくださいまし。
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コメント
この記事へのコメント
「三戦三勝」おめでとうございます。
トップは言うまでもなく、レディースの勝利も嬉しいですね!(もちろんセローズも。)

次節も頑張って下さい。絶対勝利!
2011/06/27(月) 01:34:21 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
最近またもやパルセイロがご無沙汰ですが、吉報ですね!

僕が期待していた浦島と連れが期待していた(レプリカユニの番号に指定したほど)能本がついに初出場…!

今年のリーグは近年希に見る接戦ですのでまだまだいい意味でも悪い意味でも予断を許さない状況だと思います。


特に男子は、こういう良い流れの時だからこそ厳しく問題点を洗い流して、次の相手にも絶対に好きなようにはさせないサッカーを展開して、何が何でも負けないようにして欲しいと思います。

パルセイロと運営規模がそこまで変わらないだろう偉大なライバル・讃岐は更なる活躍ですので、もっと切磋琢磨して、お互い安っぽい業界筋の論評を「クリーン」なサッカーはそのままに、覆して欲しいですね。
2011/06/27(月) 13:05:57 | URL | 二度寝 #-[ 編集]
パオロロッシ様
本当にこの日は最高にシアワセな日でした。
それも、トップの快勝よりレディースが勝ってくれたのが嬉しかった・・・って言ったらトップの選手達に怒られちゃうかな?
来週はいよいよ信州ダービーのリターンマッチです。
個人的には、あまり気負わずに『33分の1試合』という考えで楽しもうと思っていますが、そうは言っても何度も負けている相手だし、満員札止めの南長野で、今度こそ是非とも勝ってもらいたいものです。

二度寝様
いや~、本当にレディース勝利の報を聞いたときは飛び上がるくらい嬉しかったです。
それに、そのニュースをハーフタイム中に流した場内MCもグッジョブですね。
それにしても、お連れさんが「いい!」と力説していた能本選手が結果を出してくれて自分も嬉しかったし、浦島選手に関しては、自分も本文で触れたように思い入れのあるMIOから来たという事で大きな期待をかけていただけに、本当に嬉しかったですね。
この調子で更にチーム力を高めて、同期の讃岐に負けないくらいの躍進を大いに期待しましょう!!
2011/06/27(月) 21:45:52 | URL | ぼー #-[ 編集]
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