ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
countdown
BCL2011 vs富山・前期4回戦
昨日のブログの予告通り、今日は昨日の夕方からオリスタで開催されたBCLの事を書きたいと思います。

さて、パルセイロの快勝を受けて気分よく臨んだ豪華ダブルヘッダー“夜の部”は、昼間のムシ暑さも和らぎ、風が心地よく感じられる17時からの薄暮ナイター。
自分自身BCLは5月5日の試合以来2ヶ月近くも見に行けずにいたが、早いもので前期最終戦となってしまった昨日の試合結果は以下の通り。

 富山TB : 010 000 100 = 2
 信濃GS : 010 000 20× = 3
s-写真00015

BCLの上信越ディビジョンは、例年通り強すぎる群馬が早々に前期優勝を決めてしまっていたが、そんな中でセローズは、昨日の試合開始前の時点で4連勝と絶好調。

そして昨日の試合も、そんな好調ぶりを示すような素晴らしい戦いぶりを見せてくれた。

2回表にエラー絡みで先制を許すも、その裏に先頭打者の4番#8竜太郎が二塁打で出塁し、その後1死1・3塁から7番#51根津が「整いましたぁぁっ!」とばかりにレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、塁上で「根津っちです!」と決めのポーズ。
s-写真00082
注)この写真は本当にこの時のシーンですが、文中の根津選手のセリフはトーゼンながら自分の勝手なアテレコです。

そして、7回表には2死3塁から、ファーストとライトの間にポトリと落ちるアンラッキーなヒットで1点返されるも、すぐその裏には、1死3塁から8番#7松本がしぶとくライト前に流し打つタイムリーで同点としキャプテンとしての責任を果たすと、塁上で気迫のこもったガッツポーズ!
s-写真00038
注)このシーンは一切脚色ナシの本物です。松本選手の気持ちが乗った表情に注目!

更に松本は、ここで交代した富山の2番手投手のモーションを完全に盗んで余裕の2盗を決めると、続く9番、開幕前のキャンプでの故障からようやく復帰した#9ヘルナンデスが二遊間をシブく転がり抜けるタイムリーで遂に逆転に成功!!

このように、点を取られたすぐ裏に取り返し逆転するという理想的な展開は、チームがノッてる証でもあり、見ているコチラも何とも痛快だ。

そして投げては、先発の#99中村は失点した2回こそコントロールに苦労したものの、その他はコースを丁寧に突くピッチングで富山打線を危なげなく抑え、ナゼか5回2/3という中途半端なところで交代した2番手・#32飯田から、#17杉山→#19鈴木とほぼ1イニング毎に出てきた主戦級の投手陣も、春先に見たような1つのストライク・1つのアウトを取るのに散々苦労していた姿は影を潜め、たとえファールで粘られても根負けする事なく、ストライク先行の安定したピッチングで危なげなく打者を打ち取っていく姿は、とても小気味よく頼もしく見えた。

そんな感じで、普段はたとえリードしていてもヒヤヒヤだった最終回も難なく抑え、スコアは3-2と接近していたものの、見ていて大船に乗ったような安心感ある“快勝”で破竹の5連勝を達成して、前期日程を“有終の美”で終える事ができた。
s-写真00043

この勝利でセローズは2位に浮上。
また、0.5ゲーム差で3位の新潟が試合を一つ残していたので試合終了の時点で順位は確定していなかったが、今日(月曜日)の試合で新潟が群馬に破れたため、長年の“定位置”を抜け出して前期2位が確定!

それでも「3つしかチームがないんだし、優勝しなきゃ意味ないじゃん!」と言う方もいるかもしれないが、順位というものは相手がある事だから仕方のない部分もある。

それより、前期の成績で注目してほしいのは勝率だ。
今年前期のセローズは、球団創設以来初の勝ち越しとなる15勝13敗8分(勝率.536)の成績で、20勝9敗6分(勝率.690)という群馬の図抜けた強さには及ばないものの、北陸ディビジョンの優勝チームである石川の勝率(.467)を軽く超える堂々とした数字を残した。

上信越は最下位の新潟も勝率ジャスト5割なので、北陸ディビジョンのレベルが上信越を上回っていたこれまでの流れが逆転し、BCL全体としても歴史的に大きな変換点となったシーズンではないだろうか。

そんな訳で、後期に向けてチーム力もようやくまともに戦えるだけのレベルに整備されてきた感のあるセローズ。
後期は早速今週末から始まり、9月末まで全36試合の熱戦が再開されるが、上信越はとにかく群馬の強さが際立っており、ウチが優勝を狙うにはもう少し時間がかかるんじゃないか・・・というのが個人的な予想だ。

しかし、普段は四死球やエラーが多くて3時間を裕に越える試合がザラだったのが、昨日は本当に締まった内容で2時間半というテンポ良い試合となり、このような試合を続けていけばチーム力も更に高まってくるし、群馬の牙城を突き崩すのだって不可能ではないだろう。

でも個人的には、優勝云々は二の次で、極端な連敗や気の無いプレーをなくして、昨日のような引き締まった面白い試合を毎回見せてくれればそれで十分だし、そんな試合を続けていけば結果は後から付いてくるだろう。

とにかく、球場に向かうのが楽しみで仕方ないような、ドキドキワクワクの面白い試合で、前期終盤に見せたような大躍進を果たしてくれるのを願っている。

【 追記 】
昨日の試合は、富山にとっては前期優勝が掛かった大事な試合だったが、ウチに負けて他会場で石川が勝ったため、優勝を逃してしまう結果となった。
で、試合後の3塁側ベンチ前を見ると、横田久則監督(元西武ライオンズ)が大勢の地元マスコミに囲まれインタビューされている姿が目に付いた。
s-写真00011

その輪の中にはテレビカメラも複数あり、優勝が掛かった試合ともなればそれくらいの取材陣が来るもんかな~・・・とも思ったが、もしセローズが同じ立場になった場合、果たしてどれくらいのマスコミが来るだろうか?
今のセローズは、ローカルニュースでも映像が流れないばかりか結果さえ報道されず、球場にテレビカメラが来るのは開幕戦と最終戦くらい・・・いや、最近はそれさえ無いほどの寂しさだ。
もっとも、「あれだけ弱ければ取材に来ないのも当然だ」という意見もあるが、果たして“弱いから応援しない、取材しない”という都合のよい扱いでいいものだろうか?
どんなに弱くてもチヤホヤ持ち上げて甘やかすような“贔屓の引き倒し”は良くないが、弱いからこそ周りがチームや選手を盛り上げていくのが重要じゃないかと自分は思う。(これはパルセイロ・レディースにも言える事です。)
スポーツ文化とは、ただ強いチームに乗っかって「勝った、勝った」と喜ぶだけじゃなく、いくらマイナーでも、いくら弱くても“オラが街のチーム”を支えて、どんな状況でも試合を楽しめる心の余裕を持つ事で、深く大きく広がっていくものだと思う。
長野のテレビ局を始めとするマスコミ各社(地道に報道を続ける信毎を除く)は、せっかく育ってきているグランセローズという球団とBCLという素晴らしい理念のリーグを、もっと真剣に見守り報道してやってほしいものだ。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.