ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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CLE2011第14節 vsノルディーア北海道(+トップ試合雑感)
2011年のプレナスチャレンジリーグも、早いもので今日がホーム最終戦。
その対戦相手、ノルディーア北海道とはこの試合前までで勝ち点4の差があり、この直接対決で残留争いに引導を渡す意味でも絶対に勝ちたいところだ。

久し振りに真夏の日差しと暑さが戻った南長野に4月以来今年2度目の半旗が翻り、この天候のように熱く眩しく輝いていた松田直樹選手を悼む黙祷の後に行われた注目の一戦の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 2(1-0・1-0)0 ノルディーア北海道

やはり実力が似通った者同士、中盤でボールを取り合う拮抗した内容のこの試合。
そんな中、前半6分に得たコーナーキックのチャンスに、ニアに上がったボールを#16波多野早がドンピシャ合わせてパルセイロが先制。

予想外に早い得点に意気も上がるが、それからは勝って残留の望みをつなげたい北海道の攻撃に力が入り、逆にウチの攻めは単発になって、“防戦一方”とまではいかないまでも相手に押し込まれる苦しい時間帯が続く。

しかし、後半も15分を過ぎたあたりからウチも徐々に流れを取り戻すと、25分に得たコーナーキックを#20小松良子がヘッドで押し込み、古巣への“恩返し”となる決定的な2点目のゴール!

レディースの皆さん、そのコーナーキックからの得点の極意をトップの選手達に伝授してやってくださいませ!・・・なんてお願いしたくなるくらい、ワンチャンスをしっかりモノにしたパルセイロが、日曜日という事で今季最多の動員となった358人のサポが見守る中、ホーム最終戦を見事勝利で飾る事ができた。

ところで今日の試合は、そんなゴールシーンにばかり目が行きがちになるが、それにも増して守備陣の頑張りが大きかったと思う。

先制ゴールの波多野が“本職”のサイドバックでも粘り強く攻撃の芽を摘んだり、#8村山友梨が相手の強烈なミドルシュートを顔面で受けて阻止したり、今季初スタメンの#19佐山万里菜が苦しい時間帯に大きな声でチームを盛り立てたり、久し振りに出場のGK#仲程美鈴も冷静なセービングやボールコントロールで試合の流れをしっかり作ったり・・・

その他の選手も含めて、この暑い中でも良く声を出し、最後まで集中力を切らさず走り抜き、守り抜いたのが一番の勝因じゃないだろうか。

そして、そんな守備陣をしっかりと統率して無失点勝利に大きく貢献した、ゲームキャプテンの#7高木奈央選手が、この試合でリーグ通算100試合出場の偉業を達成し、試合後は花束贈呈のセレモニーもあって文字通り勝利に“花を添えた”感じ。
そして、花束のプレゼンターは静岡から駆け付けたお父上という粋な演出もあった。

2006年に大原学園でデビューしてその年に1部昇格を決めるも、翌2007年は1部の天と地ほどもあるレベルの差を見せ付けられ屈辱のダントツ最下位を味わい、2008年は福岡J・アンクラスに移籍。
その福岡暮らしも1年で終わって2009年途中で大原に戻り、その年に大原学園はチームの運営をパルセイロに移管し、チームカラーが赤からオレンジに変わった去年・今年とチームの守備の要として活躍。

・・・と、手元にある歴代のなでしこリーグガイドブックから高木選手のキャリアを綴ってみたが、昇格・降格・移籍・出戻り・チーム移管と、女子選手としてはかなり波乱万丈な経験を重ねてきた“苦労人”である事が読み取れる。
でも、今日の挨拶ではそんな素振りは微塵も見せず、底抜けに明るく元気な挨拶をしてくれた。
これからもその元気とキャプテンらしい芯の強さで、この若いチームをしっかりまとめ引っ張っていってほしいと願っている。

さて、こうして万事ハッピーエンドに終わった今日の試合ではあるが、同時に課題も浮き彫りになった気がする。
他の学校系上位チームとの対戦では「実力差があるから仕方ない」と思うところもあったが、こうして同じようなレベルのチームと対戦した時は、ボールへの寄せが甘い・周囲の動きが連動せずパスが繋がらない・近距離のパスが緩すぎて相手に難なくカットされる・自陣ゴール前でお互いが譲り合い相手に決定的なチャンスを与えてしまう・・・といった、これまでも度々見受けられた短所がより鮮明に見えてきた。

リーグ戦は、今月末の日体大戦・来月中旬の常盤木戦・下旬の世田谷戦と、アウェイゲーム32試合残っている。
今日の勝利でCLE残留に一応の『当確』印を出したが、今季の集大成として、また来季へ良い形でつなげるためにも、これら上位陣から何としてでも勝ち点を奪うべく、更にチーム力を上げて立ち向かっていってほしいと思う。


そして、昨日宮崎で行われたトップの試合結果は・・・

ホンダロックSC 1(0-0・1-2)2 AC長野パルセイロ

終了間際の怒涛の逆転劇で、前期の対戦でロスタイムに追いつかれ痛恨のドローとなった“借り”に、利子を付けてしっかり返済!!

お留守番時の頼みの綱である信毎携帯速報は後半25分からパッタリ更新が途絶え、次に更新された時は『宇野沢・藤井のゴールで逆転勝利!』という大胆なハショり方。 なんじゃそりゃ~っ!!
多分現地担当の方は、終盤の緊迫した試合展開や劇的な逆転ゴールに、更新を忘れてしまうほど引き込まれてしまったんでしょう。
その時は本当にヤキモキさせられたけど、勝ったから全て笑って許しますよ♪

そして朝が来るのを待ちわびてむさぼり読んだ信毎の記事や、ルーツ様のダイジェスト動画(毎度グッジョブでございます!)によると、得点は#15寺田のロングスローが基点となっての#10宇野沢のゴールと、#3大島からのロングフィードに抜け出した#24藤井のループシュートという、これまでのウチには無かったパターンという事で、攻撃のバリエーションが更に増え、苦手な堅守チームからの逆転勝利という結果と共に、これでまた“真に強いチーム”に向けて一つ成長できたような気がする。

これでチームは8試合負け無しで勝ち点を29まで伸ばし、次は鬼門となっている連勝を目指してのアウェイ・金沢戦。
ウチは14日の県選手権準決勝から中2日のハードスケジュールとなるが、この勢いを持続して“8月攻勢”で一気に突っ走ってほしい。

【 おまけ 】 ~レディース・トリビア~
今回、高木選手の経歴を調べるために本棚をゴソゴソやっていたら、大原学園がL・リーグ(なでしこリーグの前の名称)に初参戦した2004年の公式プログラムを発見。
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廃部になった強豪・TASAKIペルーレ、東京電力マリーゼの前身だったYKK AP フラッパーズ、京都に移籍する前の宝塚バニーズ、浦和レッズ・レディースの前身の埼玉レイナスなど懐かしい名前が並ぶ中、大原学園のページに知った名前を発見!
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わ、若い~! ・・・って、レディに対して不適当な発言、大変失礼いたしました。。。
濱垣選手はこの年がルーキーイヤーで、仲程選手は2年目だったそうです。
(因みに、今はスタッフとしてチームを支えている塩原理恵さんも載ってました。)
あれから7年、今も故郷を遠く離れ信州で活躍しているお二人、これからもガンバレ!!
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コメント
この記事へのコメント
昨日藤井が決めたのとノルディーアに勝てたので友人はいたくご機嫌でしたが、
今日のアルウィンでの退場二名で怒り狂ってました…。

それはさておき、パルセイロは正直好調すぎて怖い位ですが、質も高いと評判ですし、何よりプレーがクリーン。

誰がどのように選手強化や育成を担当したのか改めて詳しく知りたい程です。
2011/08/08(月) 01:28:46 | URL | 二度寝 #-[ 編集]
二度寝様
ここで別のクラブと比べて自分の憶測をある事ない事書き連ねると、他所の悪口と誤解されかねないので多くは語りませんが(苦笑)、やはりウチは単に『J昇格』を早急に求めるだけでなく、エルザ時代からチーム作りに確固たるポリシーがあり、また自分の立ち居地をわきまえて今できる範囲で最善を尽くしているのが、JFLという小手先だけの対応では対応できない全国リーグの中で功を奏しているんでしょう。
スタジアムがJ基準を満たさないなど、物理的に駆け足での昇格ができないのも、結果的には良い方向に出ているのかもしれませんね。
そんな、『DO OUR BEST』を全国の舞台でしっかり実践し結果を出しているパルセイロというクラブを、自分は心の底から誇りに思います。
2011/08/08(月) 08:02:27 | URL | ぼー #-[ 編集]
宮崎弾丸ツアー、行って参りました。
現地は台風の余波で、猫の目の如く降ったり止んだり晴れたりまた強めに降ったり・・という天気で、落ち着かないことこの上なかったですが、我々「らしからぬ」勝ち方で劇的に勝つことができ、ツアー代の元は十分とれたとホッとしております^^;

連勝だけがないことがクローズアップされていますが、実は連敗も連引分もないんですよね、我々は。
これは結構凄いことで、過去3年間の昇格チームの前半戦の成績をひも解いてみたら、連敗のないチームは一つもありませんでした。これは十分誇るべきことと思います。
そしてクリーンな戦いぶり。これも、首位のSAGAWAに次ぐ見事な戦い方と思います。(SAGAWAが現時点で警告数最小ですが)今もって、累積警告の出場停止すらいないんですから。

次の金沢戦から今シーズンの折り返しの17試合に突入していきますが、今の戦い方を貫いていってほしいもんですね。

p.s.対ホンダロックの試合は、あちらのオフィシャルの試合速報だと相当スピーディーに更新されますよ。
今シーズンはもう対戦がありませんがw
2011/08/08(月) 14:08:36 | URL | 橙☆ツナギ #-[ 編集]
橙☆ツナギ様
宮崎遠征お疲れ様でした。
大型台風が来ていたので心配していましたが、無事に行ってこられた上に最高の逆転劇まで見られて何よりです。
あ~、自分も行きたかった!!
それにしても、前半戦を終えて本当に出来過ぎなくらいの戦績ですよね。
あまりにも好調な戦いぶりで自分もついつい勘違いしてしまい、連勝できない事ばかりに目が行きがちだけど、連敗が無い上に8試合負け無しなんて、開幕前には夢にも思っていませんでした。
ただ、ウチらはあくまでもJFL1年生で、何も失うものが無いチャレンジャーである事を忘れてはいけませんよね。
これからも謙虚な気持ちと全国の舞台で戦えるありがたさを忘れず、これまでのように全国のサッカーファンに胸を張って自慢できるような戦いを見せてほしいものです。
2011/08/08(月) 20:06:58 | URL | ぼー #-[ 編集]
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