ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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第18回全日本スピードスケート距離別選手権
今年もまた、この季節がやって来た!
ウインタースポーツシーズンの開幕を告げる、スピードスケート全日本距離別選手権。
長野五輪以来、毎年この時期に行われる楽しみな“年中行事”を見に、エムウェーブへ行ってきた。

今日は500mと1500mが行われたが、まず女子500mは、1本目で第一人者の小平奈緒に対して対抗馬の辻麻希が0.02秒差でトップに立つ予想外の展開があったものの、最終組でその2人の同走となった2本目には、小平が追いすがる辻を振り切って2本合計で0.13秒差の逆転優勝を掴み取り、ゴール直後にご覧のような気合いの入ったガッツポーズ!
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そんな“女王”の貫禄を見せ付けた小平と共に、辻も大会新の好記録。
2本合計76秒台はこの2名だけで、吉井小百合・大菅小百合・新谷志保美といった選手が引退した後を継ぐ日本女子の2トップは、今季も上々の滑り出し(←スケートだけに・・・)となった。

続く男子500mは、ライバルの長島圭一郎と加藤条治がいきなり1本目から同走という豪華な組み合わせ。
やはりこの2人の滑りは、他の選手が霞んでしまうほどの迫力に満ちている。
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この直接対決を長島が0.33秒差で制すると、インとアウトが入れ替わって連続同走となった2本目も長島が0.10秒という僅差で逃げ切り、完全勝利で見事大会2連覇達成。
長身で明るい性格の長島だけに、派手なガッツポーズも実に絵になります。
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また3位にも及川佑が順当に入り、男子短距離の“3強”は今シーズンも安泰のようだ。
去年のワールドカップではシーズン後半に失速してしまった3選手だが、今年は世界の舞台で大暴れして、是非とも総合チャンピオンを争ってほしいものだ。

そして1500mだが、女子は小平奈緒が500mに引き続き連勝。
これまで小平は500mと1000mの短距離メインでやってきたが、先のバンクーバー五輪団体パシュートでほんの僅かな差で金メダルを逃してから中距離にも力を入れており、今日も500mを2本滑った後でハードなレースだったにもかかわらず、非常に伸びやかなスケーティングで大会新&国内最高記録の1分58秒91を叩き出した。
本当にこの小平奈緒という選手、見た目はちょっとトロそう・・・あ、いやいや、とても穏やかそうなのに、見るたびに強く大きく進化しているスゴい選手だとつくづく思う。

また、小平と同走だった“スーパー高校生”こと高木美帆が、小平の滑りに引っ張られるように1分59秒88の好タイムで2位に入り、まだあどけないながらも快心の笑顔を見せてくれた。
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このレースで2分を切ったのはこの2名だけ。
日本も中・長距離は外国勢とはまだまだ差があるが、お互いまだまだ伸び盛りな若い選手だけに、海外で多くの経験を積んでもっともっと実力をつけてほしいと思う。

一方の男子は、中島敬春や出島茂幸など実績ある選手が比較的早い組でのスタートとなるなど本命不在な中、早稲田大学1年生の小田卓朗が去年に引き続き2連覇。
ただし、タイムは日本記録から2秒以上遅い平凡なもので、有力選手や所属企業の応援団が去ってガランとなったスタンドと相まって、あまりパッとしないレースになってしまった。

と、最後はちょっと尻すぼみで終わってしまったが、トップスケーターの好調振りが見られてよかったし、特に500mでは若手の中にもちょっと目を付けておきたいような選手が出てきたりして、なかなか面白い観戦だった。

この大会を皮切りにシーズンが始まるスピードスケート。
ウインタースポーツの中ではフィギアスケートと共に世界で戦える種目だけに、今シーズンもその活躍に大いに期待したいところだ。
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