ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
countdown
パルセイロの2011年回顧と来年の展望
今日は職場も仕事納めで、激動の2011年もあと僅かとなった。
そこで、このブログでも1年間のまとめとして、パルセイロの記念すべきJFL初年度を振り返り、来年の展望をしてみたい。

ではまず、パルセイロのJFL初年度の成績をおさらいしてみる。

 19勝6分8敗 勝ち点63 第2位(準優勝)
  総得点:51点(第6位)
  総失点:27点(第1位)※ソニー仙台を除く
  得失点差:+24(第3位)

この成績の率直な感想を一言で表すとすると・・・

「予想外ですぅ~」 (←ふ、古川さぁん・・・って、ちょっと古いネタでしたね。。)

いやホント、まさか昇格初年度にこんなに素晴らしい成績を残せるなんて思っても見なかった。

もちろん、自分もチームを信頼していなかった訳じゃない。
ウチの戦いがしっかりできれば、この厳しい全国リーグでも十分やっていけるとの確信はあった。
でもこのリーグはそんなに甘いモンじゃないし、勝ったり負けたりを繰り返しながら少しずつ順位を上げていき、最終的には“中の上”の7~8位くらいに付ければ御の字で、あわよくば5位くらいまで上がれたら最高だな~・・・なんて、開幕前には予想していた。

それがフタを開けてみれば、約1ヶ月遅れての開幕戦でジェフリザーブズに4-0で快勝すると、6月のアウェイ・町田戦から13試合負け無しで上位の座を磐石のものとし、その負け無し記録が途絶えた10月のホーム・金沢戦から3連敗を喫してしまったが、結局連敗はここだけで、トンネルを抜け出してから最終戦までの9試合は、SAGAWAに2つ負けた他は堂々たる戦い振りでで勝ち続け、JFL史上初の快挙となる昇格初年度での準優勝に輝いた。

「あと一歩で優勝できたのに・・・」 という悔しさもあるものの、逆に一つや二つやり残した事がある方が、来年に向けて高いモチベーションで臨めるだろうし、それよりも昇格1年目で、しかも地域リーグ上がりの選手が大半を占め有名なJリーガーなど皆無のチームでこんなに素晴らしい成績を残せたのは、本当に立派の一言に尽きる。

まぁ、その13戦負け無しも内訳は8勝5分と引き分けが多く、またホームでの勝率が悪かったりテレビ中継や3000人超の動員があるなど注目度が高い試合でなかなか勝てなかったりと、「真に強いチーム」と呼ぶまでにはいかないところもあるが、金沢~讃岐~MIOと続いた3連敗とその後の快進撃の中で、ウチの一番の課題だった精神面の弱さもだいぶ克服できたんじゃないかと思う。

ウチの今年の成功のキーワードは、ズバリ“継続性”だろう。

昇格したからといって変に意識して戦術を変えたり、有名な選手を獲ってきてその選手に合わせたチーム作りをするのではなく、エルザ時代から培ってきたサッカーのポリシーを貫き、上での実績にとらわれずチームプレー重視の選手起用を徹底するなど、地域リーグ時代からの積み重ねがJFLという舞台で大きく花開いたという事だと思う。

そういう意味で自分は、準優勝という結果よりも、パルセイロが『DO OUR BEST』のスローガンの下、正攻法で相手にぶつかり、それで結果を出してウチのサッカーが全国リーグで十分に通用する事を証明できたのが一番嬉しかった。

それと別の要因として、東日本大震災の影響で開幕が1ヶ月以上延びた事も、ウチにとって良い方向に流れただろう。

開幕前の壮行試合では、ベストな布陣で臨んだ訳ではないのだろうが、まだ少しチームとして不安定な印象だったので、王者・SAGAWAや個の力が強い琉球・金沢・秋田、更に去年一度も勝てなかった苦手の讃岐等との対戦が組まれていた厳しい序盤戦で、チーム力を高めながら結果を出していく事は難しかっただろう。

でも、思いがけず空いた1ヶ月強の期間の中で、しっかりとチームとしての形を作れたのは大きかった。
「震災のおかげ」なんて言うと、被災された東北の方々には甚だ不謹慎で申し訳ないが、この1ヶ月間の“熟成期間”が無ければ、最終結果も違ったものになっていたんじゃないかと思う。

さぁ、こうなってくると来年の目標は自ずと『優勝!』、そして『打倒、SAGAWA!!』となってくる。
去年の今頃は思ってもみなかった事が、今はリアルな目標として堂々と口にできる。

ただ、来年も今年のように順風満帆にいくという保証はない。
今年は“JFL1年生”としてノビノビと戦う事ができたが、2年目以降はキャリアに関係なく“前年度2位の強豪チーム”として相手から厳しくマークされる事は間違いなく、またウチ自身も「去年よりも良い成績を残さなければ・・・」という意識が強すぎると、変なプレッシャーとなって動きを悪くしてしまうだろう。

でも、今年のスローガンである『DO OUR BEST』を常に肝に銘じ、ヨソ行きにならず自分達のサッカーを1年間貫き通していけば、自ずと道は開けてくるものと固く信じている。

そういった意味では、この『DO OUR BEST』という言葉はパルセイロのサッカーそのものやクラブの理念を端的に現しており、来年はまた違ったスローガンを掲げると思うけど、それとは別に『DO OUR BEST』をクラブの永遠のポリシーとして、文字にしてずっと残してもらいたいと思うのだがいかがだろうか。

それから優勝と並んで、来年は是非ともフェアプレー賞を狙ってほしい。

どのクラブも真っ先に口にする“地域密着”という理念は、ただ単にその地域にクラブの本拠を置いて、その街で試合をしたりイベントに参加するだけのものではない。
所属する選手が、その地域の、特に地域の子供達の憧れとなり、模範とならなければ、真の意味での“地域密着”にはならないと思う。

自分も一部の学生スポーツのような極端な清廉潔白さや、某プロ野球球団のドロドロした内部事情を棚に上げた「紳士たれ」なんて白々しい言葉には激しく拒否反応を示すような人間だが、真に地元に愛され誇りとされるクラブとなるためにも、ただ勝利だけを追い求めるのではなく、フェアプレー賞という勲章はとても意味のあるものだと考える。

ウチも最終的には警告数で5位という順位になったが、前半戦は最少警告数を維持していたし、十分に実現可能なタイトルだと思う。

自分もこのクラブを応援し始めてから丸8年になるが、本当に今年ほど「パルセイロのサポをやってきてよかった!」と思ったシーズンはない。
改めて、こんなハッピーな気持ちにさせてくれた選手や監督・コーチを始め、全てのスタッフの皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたい。

・・・と、ずいぶん長々と書いてきたけど、最後に、今年自分が観戦してきた中で、強く印象に残っている2つの“笑顔”のシーンを載せたい。

s-写真00071
まずは、4月の開幕戦でJFL初勝利を果たした瞬間の選手の笑顔。
長年の夢がようやく実現し、晴れがましいJFL初の公式戦で得た記念すべき初勝利は、我々サポはもちろん、この写真に写っている#11富岡と#19向の新入団組にとっても特別な感慨を持ったはずだ。

s-写真00096
そして、10月の町田戦で3連敗のトンネルを脱出した時の笑顔。
この時の選手達は試合終了の笛が鳴ると、まるで優勝でもしたかのように誰彼かまわず抱き合いながら、心からホッとしたような最高の笑顔を見せてくれた。

来年は、前年度準優勝チームとしての誇りと共に、初めてJFLの舞台に立った時の初心と、一つの勝利を掴み取る事の難しさ、そして勝った時の純粋な喜びの気持ちを決して忘れず、全34試合を全力で走り抜けてほしい。

DO OUR BEST,Any Time!
VIVA,PARCEIRO!!
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
いつも、更新を楽しみにしています。
私も、開幕の「ジェフ」と、3連敗後の「町田」のゲームが、印象に残っています。
エルザ時代の「観客」を考えると、夢のようです。
来年も、「パルセイロ」頑張れ!
2011/12/29(木) 01:18:17 | URL | みんなで、南長野へ #-[ 編集]
一年間、応援お疲れ様でした。
観戦記もいつも楽しく読ませていただきました。
来年はパルセイロがJFLのMy teamです。
来年がいっそう良いシーズンになりますように!
2011/12/29(木) 15:16:23 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
みんなで、南長野へ様
コメントありがとうございます。
開幕戦の「ついにJFLの舞台に来たんだ!」という高揚感と、3連敗の苦しみから解き放たれた町田戦の喜びは、選手だけでなく我々サポもずっと忘れてはならない大切な気持ちですね。
それにしても、エルザ時代を知る者としては、こうしてクラブがドラスティックに成長していく様子を肌で感じる事ができて、本当に幸せですよね。
来年も、チームがもっと成長できるように、頑張って応援していきましょう!!

パオロロッシ様
お互い1年間お疲れ様でした。
残念ながらジェフリザは無くなってしまって、このチームと色々と縁のある自分も寂しいです。
来年は、ジェフトップチームのJ1復帰とパルセイロのJFL優勝が実現できたら最高ですね。
また来年もよろしくお願いします!
2011/12/29(木) 16:56:27 | URL | ぼー #-[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.