ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケーアジアリーグ2011-2012 東北フリーブレイズvsチャイナ・ドラゴン
昨夜は帰宅が遅かったのでその日のうちにアップできなかったが、昨日は実に3年ぶりに長野での開催となったアイスホッケーアジアリーグを見に、ビッグハットまで行ってきた。

長野を準本拠地としていたSEIBUプリンスラビッツが解散し、財政難などから長野カップが開催されなくなった中、本当に久し振りのビッグハットでのアジアリーグ。
大物アーティストのコンサートや各種展示会が行なわれたり、先週は全国中学校スケート大会(全中)のフィギアスケート会場になったりと、ビッグハットも“多目的ホール”の名の通り色々なイベントが開催されているが、やっぱりココはアイスホッケーが一番よく似合う。
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長野市出身のチャイナ・ドラゴン#30酒井大輔選手が、アジアリーガーとなって初めて地元で行なう公式戦。
そんな記念すべき“凱旋試合”とあって、平日夜の、しかもカード的に“微妙”な試合にもかかわらず、総勢1027人と結構な数の観客が集まった中で行なわれた、東北フリーブレイズとの一戦の結果は以下の通り。

東北フリーブレイズ 6(2-0・4-1・0-0)1 チャイナ・ドラゴン

試合はやはり東北ペースで進み、チャイナ側でのプレーが多かったが、チャイナの守備陣も高い集中力で得点を許さず、アイシング等でプレーが止まる場面も少なく、テンポよく時間が進む。
そんな中、1P6分と16分に、いずれも東北がシュートリバウンドをフリーで叩き得点。
酒井としては、リバウンドコントロールが甘く2失点を許し、ちょっと悔いの残るセービングだったんじゃないだろうか。
ただ思いの外ロースコアで、1Pはなかなか締まった展開だった。
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しかし、2Pは2分に、東北の(傍目には)何でもないようなミドルシュートが簡単に入って点差が広がる。
チャイナも4分に1点を返すも後が続かず、逆に8分にゴール正面からキャッチンググラブを吹き飛ばされるほど強烈なスラップショットを喰らい、15分と18分にも連続失点を許し勝負の行方はほぼ決定。
また、ピリオド折り返しあたりから両チーム共にペナルティが増え出し、乱闘も勃発するなど何やらキナ臭い雰囲気となり、「試合が壊れはしないか」とヤキモキしてくる。
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そして迎えた最終第3ピリオド。
インターミッションの間に「故郷の試合で無様なプレーは見せられない」と気持ちを締め直したか、ここから酒井が奮起する。
チャイナのフィールドプレーヤーの足も止まり、東北が更なる追加点をと攻勢をかけるが、決定的なシュートも酒井のスーパーセーブで追加点を許さない。

ピリオド中盤に訪れた、味方の連続ペナルティによる3人対5人の大ピンチを迎えても、酒井の頑張りに感化され集中力が戻ったフィールドプレーヤーの頑張りもあって無失点で切り抜け、「こりゃ3ピリ完封もあるかも・・・」と期待が高まる。

そんなこんなで時間は進み、試合終了10秒前から東北の応援団が始めたカウントダウンに自分も同調。
あちらは自チームの勝利に向けたものだが、自分は酒井の“ピリオド完封”を期しての秒読みだ。

そして遂にタイムアップ。
東北の最後の猛攻も耐え、3つのピリオドの中でも最多となる16本のシュートを全て防ぎ、酒井大輔が見事に第3ピリオド完封を達成!

このシーンが見られただけでも、昨日はビッグハットに足を運んで本当によかった。
試合には負けてしまったし、6失点という結果は本人にとっては不本意かもしれないけど、地元・長野の観客は、ホッケーを知っている人ほど、酒井の3Pの活躍を大きく評価したんじゃないかと思う。
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そして、完封という結果はゴーリー一人の頑張りだけではなし得ない。
2Pには勝負が決し、ともすれば戦意が失せて試合を壊してしまいそうなところ、3Pになって盛り返し粘り強く守り抜いたチャイナのフィールドプレーヤー陣も評価したい。

自分は中国チームの試合は、数年前の『ハルピン』と『ホサ』の2チームが参戦していた頃に一度見ただけだが、その時は大方試合が決すると、プレーが荒っぽくなり無意味なペナルティや乱闘を頻発して試合をブチ壊してしまい、非常に印象が悪かった。
それが、中国オールスターチームとしての『チャイナ・ドラゴン』となってから見た日光と長野での3試合は、最後まで試合を棄てずしっかりとプレーをやり切る姿に、レベルの差こそまだまだ大きいけれど、中国チームの精神的な成長を感じた。

そしてそれは、東北から“出向”した、荒城啓介監督と酒井選手を始めとする5人の若手選手の影響も大きいだろう。

チャイナも日韓6チームから勝ち星を上げるのはまだまだ難しいと思うが、もっともっと頑張って中国のアイスホッケー界を盛り上げてほしい。

そして酒井選手も、厳しい環境の中でシュートをガンガン撃たれまくり、それをセーブしまくれば、実力もグングン上がってくるハズだ。
日本代表ゴーリーといえば、福藤豊・石川央・春名真仁など錚々たるメンバーが揃っているが、そんな先輩達に追い付け追い越せの気概で、これからもチャイナのゴールを守ってほしい。
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