ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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bjリーグ2011-2012 vsライジング福岡@千曲
昨日の記事で書いたように、今日は午前中に市の南部にある懇意にしているクルマ屋に我が愛車“P”クンを持って行き、最後に熱い抱擁を交わして(相手がクルマだから“交わして”は無いか。。。)別れを告げ、代わりにピカピカの新車を無事納車。
そして、そんな新しい相棒の早速の“初仕事”として、クルマ屋から自宅に戻らず千曲市は戸倉体育館に直行して、bjリーグ観戦と相成った。

さて、去年の9月から始まったbjリーグも、レギュラーリーグは残すところ今週と来週の2節を残すのみ。
そして、信州ブレイブウォリアーズはラスト4試合を千曲・松本と全てホームで戦えるが、残り3試合分はパルセイロの試合と重なってしまうため、残念ながら自分にとっては今日が今季最後の観戦となってしまう。

先週のアウェイ戦でWESTの強豪・滋賀レイクスターズに連敗し、目標のプレーオフ進出の道は断たれてしまったが、個人的には戦力や環境の面を考えればレギュラーリーグ敗退も想定の範囲内で、残念ではあるが落胆はしていない。
それよりも、活動拠点である千曲市での試合で熱心なブースターも大勢見に来ているし、ウォリアーズらしい“魅せるバスケ”で思いっきりコートを駆け回り、勝敗に関係なく最後の最後まで我々を大いに楽しませ興奮させてほしい・・・

ハイレベルなウェスタンカンファレンスで6位以上を確定させプレーオフ進出を決めている強敵・ライジング福岡を迎えての、自身今季のbj“見納め”となるこの試合、結果は以下の通り。

信州ブレイブウォリアーズ 68(15-22・12-26・22-24・19-18)90 ライジング福岡
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これがWESTの実力派チームとEASTの弱小チームの差か、それともプレーオフ進出を決めているチームとレギュラーリーグ敗退が決まっているチームの差か、今日は両チームの実力差をイヤというほど思い知らされた試合となってしまった。

ウォリアーズはいつも試合の立ち上がりが鈍いが、今日は特にヒドくて、いつもは正確なミドルを決める#5デレク・ライヴィオはショットの距離感が全く悪くてリングに届かない事も多く、またいつもはゴール下で存在感を示している#34タイラー・ヒューズのワンハンドダンクもことごとくリングに弾かれてしまう。

それに、お互いの呼吸が合わず受け手がパスコースと反対側に反応してしまったり、ポイントガードからのパスを完全に読まれてターンオーバーを喰らう場面も多々見られたし、ディフェンスでも全体的に動きが重く、絶妙なパスとインからアウトから縦横無尽にシュートを打ってくる福岡に面白いように点差を広げられていき、前半を終了した段階で27-48と実に21点差を付けられた。

普通、これだけ内容も結果もダメダメな試合だと、さすがに観客もちんやりしてしまうところだが、しかし、戸倉体育館に集まった1200人を超えるブースターは違っていた。
どんなに点差を離されても、いや、むしろ離されれば離されるほど、選手達にかける応援の声量が大きくなっていくのだ。

さすがはチームの活動拠点である千曲市での試合。
たとえプレーオフ進出の道を断たれても、たとえチームが不甲斐ない試合をしていても、選手達の奮起を信じて一生懸命ブーストする姿には、「オラが街のチーム」という誇りと愛情をひしひしと感じる。

そして、そんな気持ちが選手達にも届いたか、後半になると攻撃にも守備にも積極性が出てきて、強豪・福岡とも互角の戦いを演じるようになってきた。

とはいえ、さすがは福岡だけに後半もそれなりにしっかりと点を重ねていき、最終的には前半につけられた点差を縮める事はできなかったが、それでも前半の不甲斐なさに比べれば選手達もよく立ち直ったと思うし、また4Qになって3~4つのパーソナルファールを持つ選手が多くなってくると、練習生からシーズン途中に登録されてここまで出番がなかなか回ってこなかった#0佐々木裕也と#3松原佑樹がコートに立ってスタンドから大声援が上がるなど、今日は勝敗とは別の部分で、特に千曲市のブースターの皆さんの熱い声援に、スポーツ観戦の醍醐味を味あわせてもらった試合となった。

これはアイスホッケーの日光アイスバックスの霧降アリーナでも感じる事なのだが、スポーツ観戦の面白さは何も贔屓チームが勝つ事だけが全てではなく、どんなに劣勢でも選手達の一つのシュート、一つのファインプレーに拍手を贈り、「自分の声で選手を後押しするんだ」という強い信念で大きな声援を贈る事が重要な要素だと思う。
そして、そうやって沸き起こる大きな声援や拍手、またダレずに試合を見守る観客ひとりひとりの集中力が会場全体の雰囲気をよくしていき、単純な勝ち負けだけでは説明できない、真の地域密着クラブでしか感じられない独特の魅力に繋がっていくんだと思う。

今日の戸倉体育館は、あの“ウルサ型”のセルジオ越後氏を一発で魅了しクラブのシニアディレクターを買ってでるほどまでにさせてしまう霧降アリーナの独特な雰囲気にはまだまだ及ばないが、それと似たような空気を確かに感じて、大敗にも関わらず充実した気持ちで会場を後にした。
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そんな訳で、自身にとっての今季“最終戦”は残念ながら黒星で終わってしまったが、今季産声をあげた信州ブレイブウォリアーズは自分にバスケの魅力を教えてくれ、またサッカーや野球のオフシーズンも地元のチームを応援できる喜びと興奮を与えてくれて、本当に感謝している。

長野県で初のプロバスケチームという事で、「果たしてチームが地元に根付くのか・・・」という心配をヨソに、活動拠点の千曲市を中心に、チェアマンも驚くような地方都市ならではの手作り感あふれる熱い盛り上がりを見せたウォリアーズだが、先日の信毎の記事を見る限り、運営予算はbj全19チーム中でも下位にあり、選手の生活環境もプロスポーツチームとしては非常に厳しいものがあるらしい。

それでも、選手達は限られた戦力の中で勝利に向かって本当に一生懸命プレーしていたし、運営もとてもスムーズで好感の持てる対応をしており、ウォリアーズに関わる全ての人達が信州にバスケの魅力を伝えるために頑張っている姿がひしひしと伝わってきた。

そして何より、素晴らしき指導者・青木ヘッドコーチと石橋コーチの下、“魅せるバスケ!”をスローガンにリーグトップのダンク率を誇る豪快で痛快なバスケで我々を魅了し、また“どんな苦しい時でも決して下を向かない”という決め事をしっかり実践して、たとえ負け試合でも最後まで全力で戦ってくれた選手達を本当に誇りに思う。

強い責任感で若いチームを引っ張ったキャプテン#6崇人、男がホレるいぶし銀のプレーが光ったベテラン#1呉屋兄さん、この1年で大きく成長した#11洋介・#12正・#21豊のルーキートリオ、最後に大勢のブースターの前でプレーを披露できた#0裕也・#3佑樹、そして#5デレク・#24リー・#32エド・#34タイラーの陽気でマジメで頼れる外国人選手達・・・

記念すべきブレイブウォリアーズの創設メンバーの皆さん、残り3試合も皆さんらしく明るくひたむきなプレーで完全燃焼を。
そしてちょっと1週間ほど早いけど、我々にバスケの楽しさを教えてくれ、最高にアツい体験を演出してくれて本当にありがとう。

この最高のメンバーの全員が、来シーズンもまた紺青のユニホームを着てプレーする姿が見られる事を祈ってます。
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コメント
この記事へのコメント
観戦と応援お疲れ様でした。

>スポーツ観戦の面白さは何も贔屓チームが勝つ事だけが全てではなく、どんなに劣勢でも選手達の一つのシュート、一つのファインプレーに拍手を贈り、「自分の声で選手を後押しするんだ」という強い信念で大きな声援を贈る事が重要な要素だと思う。

私も本当にぼーさんのおっしゃる通りだと思います。
(プロ野球だと広島カープのファンがそれに通じるものがあるかもしれません。ホームゲームは3回しか見たことがありませんが、関東のスタジアムのレフトスタンドに集まるカープファンはそんな感じです。)

霧降アリーナ、一度行ってみたいです。
ブレイブウォリアーズも頑張ってほしいですね。
2012/04/23(月) 00:34:32 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
お互い、戦力も環境も充実している“常勝チーム”に背を向けて、弱いけど厳しい環境の中で頑張っているチームに惹かれ応援している者だけが知る悦びですよね。
自分はプロ野球は圧倒的にパ・リーグ党だけど、セ・リーグでもカープには選手にもファンにも強いシンパシーを感じます。(あ、別に「カープが弱い」って言ってるんじゃないですよ。)
こういった熱い応援の中で、自分が知る限り日本で最たる場所が霧降だと思うし、自分が関わる県内チームの会場も霧降の雰囲気に少しでも近づけたらいいな~・・・と思ってます。
2012/04/23(月) 12:29:54 | URL | ぼー #-[ 編集]
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