ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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BCL2012 vs横浜DeNAファーム1回戦
6年目のシーズンを迎えた今年のベースボール・チャレンジリーグは4月21日に開幕し、今日が自身今季初観戦。
去年はあと一歩のところで後期優勝を逃した信濃グランセローズだが、今年こそは悲願のチーム初タイトル奪取に大いに期待したいところ。

ところが、いざフタを開けてみれば開幕から昨日まで7試合を消化したところで1分6敗で勝ち星ナシという有様。
ここまでの信毎の記事からの情報によると、投手陣はそれなりに好投しているのに打線がサッパリ打てないらしい。
去年は打線はそれなりに打てていたものの投手陣の層の薄さで涙を呑んだが、今年はその真逆の傾向。
しかも昨日は、打線が奮起して6点取ったにもかかわらず投手が10点取られての敗戦と、ここまであからさまにチグハグなチームというのも滅多には見られず、逆の意味で大したモンだ。

・・・なんて感心してる場合じゃない。
まだ開幕してから間がないとはいえ、そろそろ投打が噛み合っていかないと他から置いてけぼりを喰らってしまう。

そんな大いに不安なスタートとなったセローズだったが、それでも県都・長野での今季初の試合となる今日は、開場前にはオリスタの前に懲りない面々(←自分も堂々その一味ですが何か?)がズラッと長蛇の列を作り、2000人を超える観客が詰めかけた。
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この熱心なファンのためにもいい加減結果を出したいセローズの今日の対戦相手は、群馬でも新潟でも北陸ディビジョンのチームでもなく、NPBの横浜DeNAベイスターズのファームチーム。
NPBファームチームとの試合は、これまでも“交流戦”として公式戦とは別に各球団が独自で行っていたが、より高いレベルのチームとの真剣勝負をしたいBCL側と、若手選手に実戦の場を与えたいDeNA側の思惑が一致し、今年からチームの順位や個人成績に反映される“公式戦”(DeNA側にとってはイースタンリーグの成績には反映されない“交流戦”扱い)として、上信越ディビジョンは前・後期2試合ずつの計4試合、北陸ディビジョンは前期のみ2試合、ベイスターズと対戦が組まれたのだ。

現在イースタンリーグでは7チーム中5位と下位に甘んじているDeNAだし、その中でもBCLとの対戦には育成選手を中心とした若手を起用してくるだろうが、それでもBCLの選手達が憧れるNPBの球団だけに、選手のレベルも高いだろう。
そんなチームに、スタートダッシュにつまづいたドン底チームがどこまで食い下がれるか、その結果は以下の通り。

 横浜DB : 000 000 000 = 0
 信濃GS : 001 000 01X = 2

今日のセローズの先発は#19高田。
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3年前、セローズから育成ドラフト1位で阪神タイガースへ入団したものの彼の地ではなかなか芽が出ず、再起を期すため今年セローズに出戻ってきたかつてのエースは、あの時のコースを突いていく丁寧なピッチングはそのままに、時折ストレートの四球を与えてしまうような場面はあるものの、3つの併殺を取るなど粘り強く要所を抑えて横浜打線に得点を許さない。

一方、横浜の先発は#47眞下(まっか)。
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長身のサウスポーで、横浜OBの左腕の大投手・工藤公康投手の背番号を受け継いでいるだけあって、後で選手名鑑(←本屋で立ち読み)を見たら『将来のエース候補』と期待されている逸材だそうで、長身から投げ下ろす重そうな直球と鋭く曲がるカーブで1回は三者連続見逃し三振に斬って取るなど、少々ボールが荒れ気味ながら「さすがNPB」と唸らせるピッチングを披露していく。

そんな両左腕の投げ合いとなった試合だったが、点が動いたのは3回。
セローズは、日本ハムファイターズを退団し今年入団したスラッガー・8番#1大平が先頭打者として二塁打で出塁すると、二死から新潟から移籍してきた2番#51ハヤトがタイムリーヒットを放ち先取点をゲット!

その後は高田も眞下も好投を続けて両チーム凡退が続いたものの、息詰まる“投手戦”というよりも“貧打戦”とのギリギリの境をいくような少々盛り上がりに欠けるイニングが続いたが、それでも両者とも余計な四死球やつまらないエラーも無く、非常に締まった内容のまま眞下は6回・高田は7回でお役御免。

そして、ここまで高田も二番手の#13秀義も頑張って抑えているし、何とかもう1点ほしいと迎えた8回裏。
セローズは横浜3番手のアポンテから四球と犠打とボークで3塁まで走者を進め、ここで先ほどタイムリーを打ったハヤトが、相手の意表を突くスクイズをしっかり成功させ、待望の追加点を何とノーヒットで奪ってしまった。

こうなると最終回は守護神#20篠田がしっかり3人で締め、開幕から8試合目にしてようやく初勝利をモノにした。
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この試合は相手投手をなかなか打ち崩せなかったが、先発・高田の丁寧なピッチングと、それに応えるようなバックの堅実な守備でテンポよく試合を作り、ヒット数は横浜5本に対してセローズ3本と少なかったにもかかわらず、ワンチャンスにしっかりタイムリーを放ち、相手のミスにつけ込んでノーヒットで追加点を取るなど、珍しくソツのない野球を9イニングやり通した。

こんな野球はかつての西武や中日など巧くて強いチームのなせる芸当だが、今まで全くダメダメだったのにヒョイッとこんなソツのない野球をやっちゃう辺りがセローズの不思議なところだ。

ともあれ、これでようやく今シーズンの“初日”が出たセローズ。
試合後のインタビューで、佐野監督も「3年間指揮を執ってきて一番嬉しい試合だった」と語っていたが、それは球場に詰め掛けたファンも同じ思いだろう。

スタートダッシュには大きく出遅れてしまったが、まだ前期は残り28試合も残しているし、これから勢いをつけていけばいくらでも挽回できる。
それに、相手は選手名鑑にも載っていないような背番号3桁の外国人選手(あるいはBCLからレンタルされた選手かも?)が多かったし、監督も正式な2軍監督の山下大輔氏ではなく打撃コーチの高木由一氏が務めていたからチーム自体がおそらくベストメンバーではなかっただろうとはいえ、去年1軍の試合で80試合以上プレーした#36細山田捕手や今年のドラフト上位ルーキーなども出ていたNPBのチームとの公式戦に守り勝てた事は、セローズの選手達にも大きな自信になったんじゃないだろうか。

今日の勝利を発射台にして、悲願の優勝のためにこれからガンガン勝ち上がっていってほしい。
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