ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL2012第14節 vs常盤木学園高校(+トップ試合雑感)
全国区になったプレナスチャレンジリーグも前節から後半戦に突入し、今日は3週間ぶりのホームゲームとして、スーパー高校生軍団・常盤木学園を迎え撃つ。

パルセイロレディースもここ数試合、なかなか結果は出せないものの上位陣相手に大いに健闘しているが、今日はチャレンジリーグ発足以来EASTで2連覇している常盤木が相手とあって、正直なところ勝敗云々より「何点取られるか・・・」という不安が先に立つ。

トップチームが四国へ遠征している中、“オレンジ禁断症状”を和らげようと今季2番目の動員となる212名が駆け付けた南長野で、果たして我等がレディースは“女王”相手にどこまで食い下がる事ができたか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-1・1-2)3 常盤木学園高校

今日のレディースは前節から復帰した#18田中菜実がしっかりと最終ラインを統率し、強豪・常盤木相手にも安定した守備で決定的なチャンスを作らせず、また攻撃面でも、#10浦崎優香・#11橋浦さつき・#20内山智代の3本柱を中心に、全選手が積極的に前へ向かう姿勢を見せる。

とにかく今日は選手達の攻撃に対する意欲がひしひしと感じられ、#7高木奈央・#8村山友梨の両ボランチを基点に、また#13佐藤楓・#19佐山万里菜の両サイドも積極的なプレスで相手の攻撃を潰し、中盤で優位にボールを持てるようになって前線へ効果的なパスが送れるなど、今までのような“基本縦ポン”の単調な攻めから一変したトップチームのような戦いぶりに、ゴールへの期待感が高まる見ていて楽しいサッカーを展開していた。

そんな感じで強豪・常盤木と全く互角の戦いを演じ、前半はたとえ得点はできずとも無失点で折り返せるかも・・・と期待を持たせた矢先の43分、常盤木はU-20日本代表にも選ばれた#10道上彩花が個人技でディフェンスラインを突破し、中央でフリーの状態から見事なシュートを決められる悔しい失点。

それでも、この失点以外は上々の内容で折り返すと、後半10分、#11橋浦さつきから中央のいい位置でボールを受けた#10浦崎優香のミドルシュートが決まり、遂に同点に!

よっしゃ、これで試合は振り出しに戻った!
後は残り時間を前半のように集中力を切らさず戦い抜けば、あわよくばあの常盤木から金星を、それがダメでも引き分けで勝ち点を奪える可能性も大いに有りうる・・・と期待が高まったが、後半25分、またしてもゴール前でボールを持った#10道上が引き気味になった守備陣をいとも簡単に突破し、そのまま持ち込まれ痛恨の2失点目。

その後は、ウチも何とか追いすがろうと必死で反撃を試み、何度か惜しいチャンスもあったもののゴールできずに徐々に足が止まり出し、ロスタイム中にまたしても#10道上の個人技でダメ押しのゴールを決められ万事休す。

それにしてもこの道上彩花という選手、さすがは去年フル代表に選ばれた京川舞(現INAC神戸)から背番号10を引き継いだだけに、その突破力と得点力は2部の中では群を抜いている。
あんな選手にゴール前フリーでボールを持たせたら、もうウチとしては成す術ナシ・・・と言わざるを得ないだろう。
年代的には、4年後のリオデジャネイロ五輪あたりには日本代表“なでしこジャパン”に名を連ねているかもしれない逸材で、そんな選手のハットトリックを生で見られたんだから、今日南長野に足を運んだ方々は“ラッキー”だったのかもしれませんヨ。

・・・という訳で、結局は今日も残念ながら結果を出す事はできなかったが、失点はいずれも将来の代表候補・道上選手の個人技によるものであり、その他は相手の攻撃にも高い集中力と冷静な判断力で守りきり、組織的に陣形を崩されての失点が皆無だったのは高く評価したい。

まぁ、その個人技による3失点はいずれも守備陣のプレスが弱くなって受け身となり、ズルズルとラインを下げてしまった事が原因で、そういった意味ではもしかしたら防げたかもしれないちょっと悔しい失点ではあったが、それは今後の課題として一つ一つ潰していけばいい。
これで自分が見た中では、静産大戦と日体大戦に続き、#18田中がCBに就いた試合は3連続で安定した守備力を発揮し、ことディフェンスに関しては今後に向けてかなりの手応えを得たと思う。

それから今日は、攻撃陣の成長ぶりに目を見張らされた。
とにかく、あんなに中盤でパスが繋がり選手が連動した動きの攻撃を見たのは、レディースでは初めてだ。

同じ『パルセイロ』を名乗るチームとして、レディースも将来的にはトップチームのように人もボールもよく動く攻撃的パスサッカーを目指してほしい・・・と個人的には願っているが、大原時代から今までが全く逆の“縦ポン”主体のチームだっただけに、現状ではパスサッカーへの転換は相当難しいと思っていた。
しかし、今日のプレーを見ていると、この連携もまだまだ完成の域には達していないだろうが、文字通りトップチームの“妹分”として胸を張れるだけのチームに変貌するのも、そう遠くないんじゃないかという期待を抱かせた。

そういった意味で、今日の試合はこれまで見てきたレディースの試合の中でも一番見応えのあるナイスゲームだった。

敗色濃厚な試合終了直前、それでも諦めずに前へ向かう姿勢を見せて相手と接触し、しばらく立ち上がれずにピッチ中央での挨拶の列に参加できなかった#19佐山万里菜のガッツと、試合後に3つの失点に悔し涙を流していた#18田中菜実の姿が強く印象に残っている。

この2選手を始め、チーム全体が今日のような戦う気持ちを持って臨んでいけば、必ず道は開けてくる。
引き続き厳しい試合が続くが、選手達は今日の手応えを自信にして、また田中選手が見せた涙の意味をしっかり胸に刻み込んで、もっともっと強く魅力的なチームに成長していってほしい。

【追記】
今日は待望久しかった期待の信州産ストライカー#9能本華子が戦列に復帰し、早速後半に途中交代で出場したが、そこで足をひねったような嫌な倒れ方をしてしまい、そのまま担架に乗せられ退場してしまった。
あの倒れ方では、次節以降再復帰できるか非常に不安だが、大きな怪我にならない事を祈っている。
チーム状況を考えると一刻も早く戻ってきてほしいが、決して無理せずにじっくり完治させ、また元気にピッチを走り回りゴールを狙う姿を見せてほしい。


そして・・・

JFL2012第19節
カマタマーレ讃岐 0(0-1・0-1)2 AC長野パルセイロ

遠く瀬戸内海の向こう、香川県サッカー・ラグビー場で行われた“麺類ダービー”讃岐ラウンドは、全くいいところなく敗れ去ったホームの借りを倍にして返す貴重な勝利!
とにかく讃岐はウチにとって苦手なタイプのチームだし、ホームの試合では相手の見事な試合運びに全く勝てる気がしなかっただけに心配していたが、大事な大事な上位同士の直接対決で見事リベンジを果たす事ができメッチャ嬉しい。

これでチームも4連勝となり、暫定首位をキープ。
前節の佐川印刷戦のブログで「今年のウチのターニングポイントになりそうな試合」という記事を書いたが、印刷・讃岐と大苦手のチームに連勝し、これで本当に気持ちも吹っ切れて波に乗れるんじゃないかと思う。

ただし、『好事、魔多し』ということわざがあるように、こういう時こそ気を引き締めなければならない。
次節の相手・栃木ウーヴァは現在最下位に苦しんでいるが、対戦成績はウチの3連勝ながらいずれも相手の強い気持ちで向かってくるプレーに苦しめられているし、中途半端に浮ついた気持ちで臨めば先の“赤っ恥”大分戦のようにシッペ返しを喰らう可能性も十分あるだけに、勝って兜の緒をギュッと締め直し、相手に負けない強い気持ちで5連勝を果たしてほしい。
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2012/07/10(火) 05:39:00 | まとめwoネタ速neo
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