ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2012年長野県サッカー選手権決勝
今日は今年の天皇杯長野県代表を決める県サッカー選手権決勝。
自分は過去2年は同じ日に行なわれたレディースの応援に行っていたので、この大会は3年ぶりの観戦になる。

この選手権のタイトルは、ウチは前身のエルザ時代からほとんど縁がなかった。
自分のエルザ応援初年度となった2004年に、当時の県内強豪チームだった日精樹脂工業サッカー部を破って初優勝を遂げたものの、2連覇確実と思われた翌年はアンテロープ塩尻に試合終了間際に追い付かれ、当時の主流だったVゴール方式による延長戦で、自分の記憶が確かなら延長開始から僅か2~3分であっさりと相手に決められて手中に納めかけていたタイトルを逃すと、その後は台頭してきた松本山雅FCにことごとくヤラれ続け、2007年にいたっては準々決勝で当時北信越リーグ2部の大原学園に敗れてしまうという体たらく。

思えばウチの“ロスタイム病”や大一番での勝負弱さは、あの2005年のアンテ戦から始まってしまったんじゃないだろうか・・・

しかし、今回ばかりは話は別だ。
目の前に立ち塞がっていた松本山雅はJ2枠での参戦のため県予選は免除され、ウチはスーパーシードとしてこの決勝戦のみの参加。
そして対戦相手は、北信越リーグ1部で今季4位のアルティスタ東御。
もちろん勝負の世界に“絶対”という言葉は無く、ウチが持ち前の勝負弱さを発揮(?)して、あるいは“テレビ中継のある試合には勝てない”というアホらしくも強力なジンクスにより、新進気鋭のアルティスタに足元をすくわれてしまう可能性だって全くゼロではないが、仮にもJFLで堂々優勝争いを演じているチームとして、ここは力の差を見せ付けて圧勝しなければならない。

と、外野が口で言うのは簡単だけど、実際にやる方としてはこういった試合が一番難しいんだろうと思うが、8年ぶりのタイトル奪取&天皇杯出場権をかけた重要な試合の結果は以下の通り。

アルティスタ東御 1(1-3・0-7)10 AC長野パルセイロ
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戦前、自分は「いくら大事な決勝戦といっても、相手との実力差を考えると普段リザーブに甘んじている選手を少し入れてくるんじゃないか」と予想していたが、発表されたスタメンを見ると、#24藤井が#13藤田に替わっているだけで後は普段のリーグ戦と全く同じメンバーとなっており、この試合に掛けるチームの思いがひしひしと感じられた。

「ヨシ、それなら2ケタ得点やってこい!」と心の中で檄を飛ばし、それに応えるように前半5分、#20野澤の思い切りの良いミドルシュートが決まって早くも先制。
さすがはパルセイロの“お祭り男”、こういった試合になるとしっかり結果を出してチームやスタンドを盛り上げてくれます。
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さぁ、まずは順調な滑り出し。これからガンガン攻めていきましょうか・・・と期待したが、これで安心してしまったのか、東御のファールも厭わぬ激しいチャージになかなかペースを作れず、逆に前半10分、相手のロングフィードにGKとDFがお見合いしてルーズとなったボールをさらわれてそのままフリーでゴール前まで持ち込まれ、あっけなく同点ゴールを許してしまう。

この何ともオソマツな失点の後も、「当って砕けろ!」と積極的な東御にロングフィードを通されたりディフェンスからのパスをカットされてゴール前へ斬れ込まれたりとヒヤッとする場面が続き、対照的になかなか前へボールを持ち込めずイライラする場面も多く、「こんな所でまたしてもジンクスにヤラれてしまうのか?」とヤキモキしたが、前半32分にフリーキックからの混戦を#22小川が押し込んで勝ち越し、その5分後に#20野澤の2つ目のゴールで2点差としたところで、ようやく“安全圏”に来たと胸を撫で下ろした。

そして後半は、前半の鬱憤を思いっきり晴らすかのようなパルセイロのゴールショー。
ここでその一つ一つを書いていくのは大変だし、正直全部のゴールを覚えているわけじゃないので、自分の中の“忘備録”も兼ねて4点目以降をズラッとリストアップしていきましょう。

4点目 後半12分 #3大島
5点目 後半17分 #10宇野沢
6点目 後半20分 #3大島
7点目 後半27分 #19向
8点目 後半32分 #13藤田
9点目 後半38分 #13藤田
10点目 後半ロスタイム #15寺田
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最初は期待半分冗談半分で「2ケタ獲って来い!」と思っていたけど、本当に10点取って力の差を見せ付け、JFL所属チームとしての責任を見事に果たし、8年ぶりの県選手権優勝のタイトルを掴み取った。

まぁ、東御には失礼ながら選手個々の実力差やチームとしての完成度などを考えれば当然の結果ではあるが、ウチはこれまで格下のチーム相手でもこういった大一番になるとなかなか実力の差を見せ付ける事ができず、予想外の接戦で勝っても物足りなさを感じてしまう試合が多かっただけに、こうして最後まで手を抜かずウチのサッカーをやり切って勝利したのは大いに賞賛したい。(ただし、最初の20分間は余計だったけどネ・・・)
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それから、個人的にこの試合には巡り合せの妙を痛切に感じた。
8年前の優勝時の監督は現在の小湊コーチで、その年をもって小湊さんが監督を勇退されてからずっと優勝から遠ざかっており、今日は薩川監督が指導者S級の研修に出ていて欠席だったため代わりに指揮を執ったのが小湊さん。
更にアルティスタ東御の森川監督は、8年前はエルザと決勝で対戦した日精樹脂のゴールキーパーとして出場しており、長い歳月を経て再び同じ決勝の舞台で両者が対戦する事になるとは何という因縁。

これは自分が何度もこのブログで書いているが、クラブが上を目指していく中で結果が出なければ簡単に監督やコーチの首を挿げ替えてしまうところが少なくない中、こうしてクラブ創立から選手としてかかわり8年前に監督をしていた人物がJFLに上がっても堂々と第一線で活躍しているところが、パルセイロというクラブがどんなビッグクラブにも負けない確固たるポリシーを持って活動している何よりの証であり、今日こうして小湊監督(敢えて“代行”の文字は外させていただきます)の指揮の下で優勝し、小湊監督の胴上げシーンを再び見る事ができたのが何よりも嬉しい。
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そんな訳で我等がパルセイロが見事に今年の長野県選手権を制したのであるが、このタイトルを獲るのは今年が最後にしましょう。
他のチームが春先からずっと予選を戦ってきたのに、スーパーシードでひょっこり決勝戦だけ出てきて優勝を持っていってしまうのは何だか申し訳ないような気がするし、ウチは来年以降Jリーグに上がるまでの天皇杯はJFLシードで出場し、県選手権のタイトルと天皇杯長野県代表の栄誉は、長野県で頑張っている他のチームに取らせてやろうじゃありませんか。

そして、早くも来週9月1日には北海道代表・札幌大学との天皇杯の1回戦が札幌厚別競技場で行われ、それに勝てば9月8日にコンサドーレ札幌との対戦が控えている。
クラブ史上初となるJリーグチームとの公式戦実現にこちらの心もワクワクしてくるが、浮き足立って先ばかり見ていずに、まずは目の前の1回戦を今日のような最後まで手を抜かない姿勢でしっかり勝ち切ってほしい。
自分はさすがに札幌まで応援に行く事はできないが、遠く北の大地から朗報が届くのを大いに期待しています!
(ついでに、もし勝ちあがった場合の2回戦は、NHKの全国中継がある事を大いに期待しています!!)

・・・あ、それとスタッフの方へ。
最後にみんなで撮った記念写真をオフィシャルで使う時は、上隅に薩川監督の顔写真(もちろん名鑑に載っているような神妙な表情のヤツで)を丸枠で貼り付けておく事をお忘れなく!
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コメント
この記事へのコメント
今日は勝って本当によかったです。
天皇杯本戦ですが、去年は1回戦を数試合、JFA TVで生中継(ネット中継)したそうです。今年もあること、そしてパルセイロの試合が中継試合に選ばれることを期待します!
2012/08/26(日) 23:27:51 | URL | NR #-[ 編集]
NR様
いや~、本当に勝ってよかったですね!
ところで、JFA TVなんてコンテンツがあるんですね。
自分はそういった類のものには疎いので知りませんでした。
パルセイロといえば、去年JFLに昇格していきなり2位になったし、今年は暫定ながら首位を走っているという事で、きっと全国的にも注目されているんじゃないか・・・と思い込んでますので(笑)、きっと中継してくれるでしょう。
大いに期待したいですね!
2012/08/27(月) 21:05:07 | URL | ぼー #-[ 編集]
JFA TVでパルセイロvs札幌大を中継することが決まったようですね!
油断せずに走り勝って、コンサドーレとの2回戦に駒を進めてほしいですね。
まずは1回戦、楽しみです。
2012/08/30(木) 20:58:34 | URL | NR #-[ 編集]
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2012/09/01(土) 19:06:51 |
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