ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL2012第26節 vs横河武蔵野FC
前節の長崎との首位攻防戦では、まさに“死闘”ともいえる試合を土壇場でドローに持ち込み勝ち点1をもぎ取ってきたパルセイロ。

その次なる相手である横河武蔵野FCは、天皇杯2回戦では持ち前の守備力と超絶フリーキック一発でディフェンディングチャンピオンのFC東京を撃破し、先週のリーグ戦では敵地でカマタマーレ讃岐に逆転勝利するなど、ウチ以外では今現在JFLで最も“ノッてる”チームといっていいだろう。(←“ウチ以外では”という部分が暫定首位チームとしての意地)

そんな難敵とのアウェイ戦だけに、悲願の優勝を狙うウチとしては“次の天皇杯3回戦の前哨戦”なんて浮わついた考えは捨て、「あくまでもリーグ戦の重要な試合の一つ」と捉え全力で勝ちにいかなければならない。
横河さんのマッチデープログラムにもこんな事書いてあるし・・・
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いいですね~、その心意気。 コッチも負けてられませんよ!

“暑さ寒さも彼岸まで”という言葉通り、厳しい残暑が去って爽やかな秋の陽射しに包まれた武蔵野市陸上競技場で行われた熱戦の結果は以下の通り。

横河武蔵野FC 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ

試合は予想通り、概ね“攻めるパルセイロvs守る横河”という構図。
横河も決してえげつない程のドン引きという訳ではないが、最終ラインをしっかり固められたコンパクトで守備的な陣形に、ウチはボールの支配率は高いもののなかなか敵陣深くまで斬り込めず、シュートまで持っていけない。
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これは決して、ウチの悪い癖である消極的に中盤より後ろでパスを回すだけの“横パス病”というものではないのだが、何とか点を取ろうという気持ちは見られるもののあと一歩の“泥臭さ”が足りず、相手を慌てさせるまでには至らずに時間が過ぎていく感じで、ゴール裏の「オーオオーオーオー、オーオオーオーオー、さぁ行こうぜ!攻め上~がれ~ながの~」の勇ましいチャントも自分の頭の中で「攻めあ~ぐね~ながの~」と変換されてしまう。

う~ん、このあたりはさすが天皇杯でFC東京をシャットアウトした横河だけの事はある・・・と、感心ばかりしていられない。
このまま相手の術中にハマってスコアレスドローにでもなれば、たとえ勝ち点1はプラスされてもウチの“負け”という事になってしまうし、ここは何が何でも横河のゴールをこじ開けてコッチのペースに引き込みたいところだが、そのまま淡々と時間が流れてハーフタイムへ。
実際には何度か惜しいシーンもあったし、メインスタンドがほぼ満員になるほどの観客数だったにもかかわらず、ここまでの試合が何となく静かな印象だったのは、単にスタジアムが鳴り物禁止なだけじゃない“何か”がピッチを支配していた事は確かだった。
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そして後半、立ち上がりは相変わらずの流れに時計を睨みながらヤキモキしていたが、徐々に選手の動きもよくなり、後半20分に切り札の#17松尾を投入したあたりからウチのチャンスが増えてきて、更に30分に#8田中恵太が入って流れがグッとこちらに傾き、遂に後半39分、ゴールエリア内に果敢に斬れ込んでいったところを倒されてPKをゲット!
これを頼れるエース#10宇野沢がきっちり決めて、喉から手が出るほど欲しかった先取点をようやく取る事ができた。
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しかし喜んだのも束の間、歓喜のゴールから僅か3分後に相手の猛攻を防ぎ切れず逆にPKを与えてしまい、これを#23富岡大吾(ん?どっかで聞いた名前・・・)に決められ、その後の反撃も虚しく痛恨のドロー。
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横河のPKシーンは、遠目からでは何とかノーファールでピンチを凌ぎ切ったように見えたので、レフリーがPKスポットを指差し笛を吹いた時はオレンジ色に染まったアウェイ側スタンドから「ええぇーーーっ!?」の大合唱が上がったが、こればかりは間近で見ていたレフリーのジャッジを受け入れねばならず、それよりもリードされた相手の捨て身の反撃がある程度予想されながら簡単にエリアへの侵入を許してしまったウチの方に落ち度があったと言わざるを得ない。

まぁ、これはあくまでも結果論であり、選手達は決して先取点に気持ちが緩んだ訳ではないと信じているが、それにつけても苦労して苦労してやっと掴みかけた3つの勝ち点のうちの2つが指の間からスルリと抜け落ちてしまったようで、ベンチに引き上げてくる選手達は本当に悔しそうな表情だったし、自分もそんな選手達をどうやって迎えればいいか戸惑ってしまうほどショックだった。
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ただ、同じ引き分けでもあのまま相手の思うツボで成すすべなく無得点に終わるのではなく、形はどうあれ堅守の横河から執念で1点をもぎ取ったところは今後に繋がる明るい材料だろう・・・と、無理矢理にでも前向きな事を考えつつ帰路についた。

この結果、ウチは勝ち点を1つしか加算できず、明日長崎が勝てば勝ち点同数ながら得失点差で首位を明け渡す事になる。
未だ長崎の試合消化が1つ少ない中での首位交代は少々痛いが、まだまだ全然悲観する事じゃないし、ウチは追われるより追う立場の方が真のチャレンジャーとして力を発揮できるだろうから、気持ちを切り替えて優勝目指し奮起してほしい。

そして、今日悔しい思いをさせられた横河とは来月の天皇杯3回戦で再度対戦するので、リーグ戦の試合が無いこの18日の間にしっかりと対策を練って、江戸の仇を長崎ならぬ札幌で果たし(←正確には“江戸”じゃなくて“武蔵”だけど・・・)、是非とも夢の4回戦に駒を進めてほしい。
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コメント
この記事へのコメント
遠征お疲れ様でした。お会いできて嬉しかったです。

横河、守りの固いチームでしたね。
しかし、試合終了近くに双方にPKがあって、それで引き分けた試合なんて初めて見ました。
リーグ戦の残りも天皇杯も頑張って下さいね。
2012/09/23(日) 01:22:04 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
観戦お疲れ様でした。
横河を始め、佐川印刷やソニー仙台などJFLには堅守を誇る企業系チームが多いけど、彼らは弱いチームの単なる“ドン引き”ではなく自チームのアイデンティティとして確固たるスタイルを貫いているだけに、こちらも見ていて好感が持てます。
それにしても、あの押し詰まった時間帯にお互いPKなんて本当に珍しいですが、サポも含めた“当事者”は浮いたり沈んだり大変だったけど、第三者的には面白い試合だったでしょうね。(笑)
2012/09/23(日) 16:56:04 | URL | ぼー #-[ 編集]
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