ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
countdown
PCL2012第19節 vsバニーズ京都SC
前回のレディースのエントリーで「次回の京都戦は仕事があるので見に行けない」と書いたが、会社の都合で「今週末の休日出勤は土曜日ではなく日曜日にする事」・・・というお達しがあり、思いがけず今日が休日という事になった。

という事で、首を長くして待っていた明日のトップチーム2ヶ月ぶりのホームゲームは欠席となり残念だが、この試合はラッキーにもテレビ中継があるので録画しておいて帰宅後にゆっくり観戦できるし、それよりもテレビじゃ見られないレディースの今季ホーム最終戦に立ち会える分、むしろコッチの方が喜ばしい事なのかもしれない。

かくなる上は是が非でもレディースの今季ホーム初勝利を見届けたいものだが、果たしてその願いは届いたか?その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(1-0・0-1)1 バニーズ京都SC

今日のレディースは立ち上がりから積極的に攻め上がる姿勢が見られ、何度かヒヤッとする場面があったものの全体的にはウチが押し気味な展開で、ジッとしていると肌寒ささえ感じるほどの天候ながら、熱のこもった試合に引き込まれる。
そんな中、前半29分、裏へ抜けた#11橋浦さつきが自慢のスピードでゴール前へ斬れ込み、相手DFが詰めて来たところで逆サイドから駆け上がってきた#10浦崎優香に絶妙なパスを送り、それをフリーで受けた浦崎がしっかり決めて見事パルセイロが先制!

長野が誇るスピードスター二枚看板の“共演”による鮮やかなゴールに酔いしれ、その余韻が残ったいい雰囲気のまま前半終了。
このままの流れで突っ走って追加点、そして白星をゲットしたかったが、風下側に立った後半は京都が盛り返し、自陣で守備に追われる時間帯が多くなってきた。

それでもこれまでの試合のように何とか最後の一線は割らせず踏ん張っていたが、後半18分、ゴール前でのクリアミスを相手にさらわれて痛恨の失点。

結局この後は両者決め手に欠きタイムアップ。
ウチとしては、あの失点シーン以外は概ね頑張って戦えていただけに、一つのミスによって勝ち点3を逃した悔しいドローゲームとなってしまった。

そんな訳で、東西2つのディビジョンを統合して全国リーグとしてリスタートしたプレナスチャレンジリーグも、今日をもって今季のホームゲームは全て終了し、パルセイロ・レディースは残念ながら南長野で白星をあげる事ができずに1年間を終了してしまった。

ホーム最終戦につきものの監督挨拶などのセレモニーもなく、いつものリーグ戦のように淡々と終わってしまった今日の試合だったが、試合後には大怪我で戦列を離れている#9能本華子選手と今季は全く出番の無かった#4福原晶選手もユニホーム姿で加わって、全選手が1列になっていつもより長く深々とお辞儀をする姿に、言葉にはしなくとも選手達の気持ちが胸の中にグッと伝わってきた。

リーグ戦はあと3試合を残しており、あの丁寧なお辞儀を見ていると、磐田と鹿児島は無理でもせめて横浜の日体大戦に行って選手達の最後の頑張りを見届けてやりたい気持ちが強くなったが、今のところ諸般の事情で遠征は難しい状況なので、少し気が早いけど今季のレディースの個人的総括をしてみたいと思う。

新たに勝又監督を迎えて臨んだ今季のパルセイロ・レディースは、当初は18名の登録選手がおり去年より質・量ともに選手層が厚くなったと期待していたが、シーズンが始まると名鑑に載っていた選手のうちの何人かはピッチに全く姿を見せずに去年同様リザーブが2~3人しかいない状況となり、しかも怪我で出遅れた選手がようやく復帰してきたと思ったら別の選手が怪我で離脱するなど、とにかくパルセイロ・レディース発足以来最も厳しい台所事情で戦わなければならなかった、本当に苦しいシーズンだったと思う。

この件に関して厳しい言い方をすると、こういった怪我に対するリスクマネジメントもチームの実力のうちであり、選手個々もスタッフもこの事態を重く受け止め、こういった事が頻繁に起こらないよう注意していかなければならないと感じる。

しかし、そんな中でも出場できる選手達は毎試合本当に必死にプレーしていたし、特に守備に関しては今までのように肝心なところでミスを連発して失点されるようなケースがグッと減ってきて、強豪チーム相手にもロースコアで渡り合えるようになったのは、大きな成長の証として高く評価してやりたい。

結果だけを見れば、現時点で1勝4分14敗の最下位と不甲斐ない成績だったが、どんな競技でも自分が特定のチームを応援する上では“山、高きが故に尊からず”という言葉をモットーとしており、何か自分の心に突き刺さる魅力があるチームであれば、たとえ弱くとも有名でなくとも全力で応援している。

そしてパルセイロ・レディースというチームは、そんな魅力を十分に持っていると思う。

ドシロウトが生意気な事を書いて選手達には申し訳ないが、今年のイヤーブック内にある勝又監督の言葉の通り、ウチの選手達は“まだアスリートではなく、好きが高じてここまできた”というレベルである事は否めないと思う。
ただ、そんな選手達が“なでしこジャパン予備軍”の強豪相手にどんなに厳しい戦いを強いられても、最後まで諦めずボールを追いかけるひたむきなプレーを見ていると、理屈ではなく「彼女達を応援してやりたい」と心から思えてくる。

今年は指導者も変わり、限られた戦力の中でチームをどのような方向へ進めていくかについて迷いのようなものも見られたし、攻撃的パスサッカーが身上のトップチームと同じ名前を持つチームとしてプレースタイルに関して葛藤もあったと思うが、そうやって試行錯誤を重ねつつ、少しずつでもチームとしての道筋を固めて成長していければいい。

そしていつの日か、“トップチームの妹分”ではなく、パルセイロ・レディース独自のアイデンティティーを持った真に魅力的なチームになってくれればと願っている。

レディースの選手達が今のように常に明るく、そして真剣に、ハードワークでボールを追いかけ続ける限り、自分は目先の結果にとらわれず長い目でこのチームを応援していきたいと思う。

そしてとりあえずは、残り3試合をレディースらしい全力プレーで完全燃焼し、願わくば1つでも多くの勝ち点を持ち帰ってきてほしい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
“山、高きが故に尊からず。木、あるをもって尊しとなす”でしたっけ。
「木」はさしずめ、最後まであきらめずにひたむきに頑張る選手たちですね。

パルセイロレディーズも、焦らずゆっくりとでいいので、前進していってほしいですね。
2012/10/14(日) 22:55:41 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
“山、高きが故に尊からず”とは、まさに強くて有名なチームに対するアンチテーゼ(要するにヘソ曲がり)を持つ我々のためにある格言ですね。(笑)
でも、その後の木のくだりまであるとは知りませんでした。(苦笑)
でも、そういう熱い気持ちにさせてくれるチームが地元に存在してくれて、自分もとても嬉しく思っています。
彼女達も、もっともっと頑張って大きく立派な“木”に成長してくれる事を期待しています。
2012/10/15(月) 21:14:14 | URL | ぼー #-[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.