ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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第19回全日本スピードスケート距離別選手権・初日
ウィンタースポーツシーズンの幕開けを告げる、毎年10月最終土・日恒例の全日本スピードスケート距離別選手権が、今年もエムウェーブにやってまいりました!
今シーズンはソチオリンピックのプレシーズンという事で、女子の小平奈緒、男子の加藤条治・長島圭一郎らトップスケーターの仕上がり具合はもちろん、バンクーバー五輪の前に彗星のように現れたスーパー中学生・高木美帆のような若手の台頭にも大いに期待したいところ。

大会初日の今日は注目の男女500mと中距離の1500mが行われた。

まずは女子500mだが、ここは女王・小平奈緒の独り舞台。
アウトスタートの1本目にいきなり大会記録を更新する38秒06でトップに立つと、インからの2本目も1本目とほぼ同タイムで、2本合計で2位に1秒以上の大差を付ける76秒11の国内最高&大会新記録で堂々の優勝。
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本当にこの選手は滑るたびに記録を更新していく感があり、まさに他を寄せ付けない磐石の強さは今年も健在だ。
それでも、優勝インタビューでは「世界と戦うためには37秒台で滑らないと・・・」と現状に満足する素振りを全く見せず、日本のエースとしての風格と責任感をひしひしと感じる。

そして2位には、実績では国内№2の辻麻希を抑えて、1・2本目とも小平と同走した住吉都が入った。
この住吉は小平と同じ25歳で、大学も小平と同じ信州大学卒という事で、2本目を滑り終え結果が出ると、小平と笑顔でハイタッチを交わし互いを讃え合うすナイスな光景が見られた。
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現在の女子短距離陣は小平1人が飛び抜けた状態で、3位の辻麻希までが辛うじて77秒台に入った後はガクッとタイムが落ち、また高校生や大学生などの若手に目を引く選手が見つからず、三宮・大菅・新谷・吉井といった選手達が活躍した黄金期に比べると少々寂しくなってしまったが、その代わり女王・小平には十分に世界と戦えるだけの実力があるので、表彰台に上がった住吉や辻と共にワールドカップでは来季のソチに繋がる活躍を見せて欲しい。

続いて男子500m。
ここは加藤条治と長島圭一郎の“ツートップ”が君臨しているが、今日の主役は加藤。
アウトからの1本目に35秒08の好記録でトップに立つと、インからの2本目は更にタイムを更新し、2本合計69秒72を叩き出し完勝!
この合計タイムは国内最高記録と大会記録を塗り替えた上、あのカナダの金メダリスト、ジェレミー・ウォザースプーンが持つリンクレコードも更新し、2本目を滑り終えタイムを確認した瞬間に本人も右手の人差し指を高々と突き上げ喜びを爆発させていた。
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一方、ツートップの一角の長島は1本目でミスし5位と大きく出遅れ、2本目は意地で挽回したものの4位に終わり、表彰台を逃してしまった。
その代わりに目を引いたのが、毎回ツートップの後塵を拝し“第3の男”というありがたくない異名が付けられている及川佑。
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この選手は加藤や長島のような力強さではなく伸びやかでキレイな滑りが特長だが、今日は特にスケーティングに伸びがあり、2本目は同走の長島にタッチの差で負けてしまったけど、1本目の貯金がモノを言って堂々の準優勝となった。

女子の小平1人勝ちに比べ、男子短距離陣は3位につけた羽賀亮平と5位の上條有司(共に加藤・長島と同じ日本電産サンキョー所属)・6位の中村駿佑(法政大学)・7位の長谷川翼(日本大学)と、これから伸びそうな若手が結構目に付き活気があって、見ていてとても面白かった。

続いての女子1500mも小平奈緒が優勝。
元々500mや1000mの短距離専門だった小平が中距離の1500mを本格的に始めたのは、確かバンクーバー五輪で中距離を滑る団体パシュートが正式種目に導入されてからだと思ったが、僅か3~4年の間にこの距離でも当然のように優勝してしまうあたりに、小平の底知れぬ実力を感じる。

そしてこの距離といえば、冒頭でも少し触れた高木美帆。
バンクーバーの頃は中学生だった高木も、早いもので今年は高校3年生となり月日の流れの早さを思い知ってしまうが、当の本人は3年前と全く同じで有名になってもスレた感じが全く無く、今日も小平に続く2位という好結果を出したものの、タイム的にちょっと不満だったのかゴール後にペロッと舌を出してちょっと悔しそうな表情をした姿が微笑ましかったし、純粋にスケートに賭ける姿が好印象だった。
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なお、この後に行われた男子1500mは、出場した選手の方々には大変失礼ながら時間の都合上見ておりませんのでアシカラズ。

明日は1000mと男女3000m・男子5000mの長距離種目が行われる。
パルセイロは男女ともアウェイだが、自分はフトコロ事情などもあり遠征を見送ってエムウェーブに行く予定。
そして、今シーズンは12月8~9日に長野では本当に久し振りにワールドカップが開催される他、その翌週には全日本選手権もあり、来年2月は国内シリーズのジャパンカップ最終戦も行われるなど、今年の冬の長野はスピードスケートがアツいシーズンになりそうだ。
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