ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケー・ソチオリンピック一次予選最終日(+トップ試合雑感)
昨夜はブログをアップしてからすぐにホテルのベッドに潜ったのだが、日韓戦の興奮が冷めやらず2時間くらい全く寝付けなかった。

そして今日、運命の最終日、まず第1試合は韓国がルーマニアを2-0で下し、これで韓国は勝ち点6で全日程終了。

これを受けての第2試合で勝ち点5の日本がこの一次予選を突破するには、60分でも延長戦まで行っても、その後のゲームウイニングショット合戦までもつれ込んでも、とにかく勝ち点4のイギリスに勝つ事が絶対条件だ。

昨日に引き続き、オリンピックへの強い想いを胸に日光霧降アイスアリーナに駆け付けた満員のホッケーファンの熱気の中で行われた注目の試合、その結果は以下の通り。

日本 1(0-2・0-0・1-0)2 イギリス

試合は日本が持ち前のスピードとテクニックで攻め込み、概ね日本のペースで進んでいくが、イギリスも昨日のルーマニア戦を見た限りでは「あまり怖い相手じゃないな・・・」という印象だったのが、やはり向こうにとっても大事な試合という事で、昨日とは見違えるくらいの迫力で応戦し、一進一退の白熱した展開となる。

と、この緊迫した場面で日本のディフェンスがあり得ないミスを犯してしまう。

1Pの半ば頃にイギリスに攻め込まれた場面、日本は自陣ゴール裏で味方同士が交錯して2人ともコケてしまい、それでフィールドプレーヤー全員がパニクったようにバタバタし始め、その混乱に乗じてイギリスに先制点を入れられてしまう。

すると、この失点に気持ちの糸が緩んだか、1失点目の直後に仕掛けられた更なるイギリスの攻撃に対するプレスが甘くなり、フリーで打たれたミドルシュートがGK#44福藤の肩口を抜けてゴールに吸い込まれ痛恨の2失点目。

このシーンも、それまではスーパーセーブ連発でほとんど隙のなかった福藤が、ナゼかあの時だけは隙だらけの棒立ち状態で、それまでは高い集中力でプレーしていた日本の選手達が、何だかぽっかり空いたエアポケットにはまってしまったような失点の仕方だった。

この2失点目の後は、日本も我に返ったように立て直して早く追い付こうと反撃を仕掛けるが、気持ちが焦ってしまっているのかコンビネーションがうまくいかずになかなかスコアリングチャンスを作れず、1~2Pと無得点で、3Pもなかなかゴールできず残り時間が刻々と少なくなってくる。

しかし、「このまま終わってしまうのか・・・」とスタンドの空気が悪くなりかけた残り4分のところで、昨夜のヒーロー#21久慈がようやくゴールを決め、これでスタンドも元気を取り戻し、選手達もスピードが戻って猛攻を仕掛ける。

これで流れが変わって追い付けるか・・・と期待したが、しかし、どうしても最後の一押しができず、残り1分で仕掛けた6人攻撃も実らずタイムアップ。
この結果、イギリスが勝ち点7として首位に立ち、日本が掴みかけていた最終予選進出はイギリスにさらわれてしまった。

この試合は、立て続けの2失点のシーンが全て。
これがイギリスの攻撃に崩されてのものなら諦めもつくが、2つとも自分達のミスによるやらずもがなの失点であり、あの“エアポケット”さえなければ無失点で60分を終えられた公算が高く、悔やんでも悔やみきれない敗戦だ。

また振り返れば、昨日きっちり60分で勝っていれば、たとえ今日の結果が同じでも勝ち点7でイギリスと並び得失点差で日本がトップになれたし、更にさかのぼって初日のルーマニア戦を見れば、向こうのGKの出来が良かった事を差し引いても、もっと多く点を取ってもよかった試合で、あの試合をテレビ観戦して抱いた決定力不足の不安が解消されないまま最後に響いてしまった。

いずれにしても、自国開催の大会で、しかも会場運営を任された日光バックスの効果的な演出もあってこれ以上ない“ホームの雰囲気”を作り上げたにも関わらず、それら最高のお膳立てに応える結果を出せなかった事実は非常に重く、“たら、れば”だらけの悔しさだけが残る結末になってしまった。

選手達は決して油断した訳でも手を抜いた訳でもないのは重々承知だが、いくら選手に対して好意的な自分も、「負けたけどよくやった!」と選手を讃え労ってやる事はできない。

選手も、そして日本アイスホッケー連盟も、この最悪の結果を猛烈に反省して、4年後の韓国・ピョンチャン五輪の予選の際には同じような過ちを繰り返さないでほしい。

ファンが毎度呆れるほどの日ア連の後手後手の対応も含めて、自分は今、このままでは愛して止まない日本のアイスホッケーに未来は無いという危機感を猛烈に感じている。


そして・・・

霧降でのフェイスオフから1時間後に始まったJFL第33節は、0-1で藤枝MYFCに敗れ、V・ファーレン長崎の優勝が決定。
ホッケーと共に、パルセイロも“終戦”となってしまった。
今日の会場入りの時は何とか持っていたのに、試合が終わって外に出ると予報通りの本降りの雨で、まさに自分の気持ちを象徴する涙雨・・・

ただ、パルセイロに関しては“終戦”とはいえあと1試合残っているし、3位のSAGAWA SHIGAが再び勝ち点2差に詰めてきたので、優勝は逃しても2位の座までも明け渡す訳にはいかない。
それに、色々と物議を呼んでいるし個人的にも受け入れ難いとはいえ、退任が決まった薩川監督の花道を飾ってやる意味でも、来週の最終節は何が何でも勝って今シーズンを締めくくらなくてはならない。

来週は選手もサポも、これまで通り・・・いや、それ以上の“本気モード”で試合に臨み、強敵のY.S.C.C.を破って、今シーズンを笑顔で締めくくりましょう!
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コメント
この記事へのコメント
現地での観戦お疲れ様でした。
オリンピック出場を果たしていれば、日本のアイスホッケーへの追い風になったのに・・・と思うと返す返すも残念ですね。

パルセイロも残念でしたね。
最終戦の勝利を願っています。
今年は南長野遠征を果たせませんでしたが、来年は行きたいです。
2012/11/12(月) 01:39:54 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
本当にどちらも残念でしたが、パルセイロにはまだ来年がありますし、ちょっと監督人事で物議をかもしてるけど、明るい前途が開けています。
ただアイスホッケーに関しては、次のチャレンジは4年後になってしまうし、選手の戦い振りや日ア連の代表強化に対する姿勢など、全てにおいて我々ファンの期待を裏切る形となってしまい、一夜明けた今は“悔しさ”よりも“虚しさ”が強いです。
果たして、日本のアイスホッケーに未来はあるのでしょうか・・・?
2012/11/12(月) 17:06:00 | URL | ぼー #-[ 編集]
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
2012/12/11(火) 12:52:31 | URL | 履歴書 #-[ 編集]
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