ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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2012チャレンジリーグ入替戦第2節 vsNGU名古屋FCレディース
“入替戦”という不本意な形ではあるものの、思いがけず再びレディースの試合を見るチャンスが巡ってきた今日。
外は生憎の雨模様だが、先週アウェイで2-1と先勝している事もあり、彼女達の躍動とチームの勝利を信じて明るい気持ちで一路ホーム・南長野へ。

とはいうものの油断は禁物。
ウィキペディアによれば、なんでも北信越地区には現在は正式な女子のリーグ戦が存在していないそうなので、万が一ここで破れて降格してしまえば、来年は試合数激減の最悪なシーズンを送る羽目になってしまう。

来年も絶対に撫子の柄のボールをあしらった旗の下で試合をするために、何が何でも勝たなければいけない大事な入替戦第2ラウンドの結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 5(3-0・2-0)0 NGU名古屋FCレディース

試合は概ねウチが攻め込む場面が多く、全体的には優位な流れで進んでいたが、相手に押し込まれる場面もあり、とにかく先制するまでは安心できないと見守っていたが、前半14分に左斜め45度のミドルの位置でファールをもらうと、先週の勝利の立役者・#14濱垣香菜の蹴ったボールが前目に守っていたGKの頭上を越えて直接ゴールに吸い込まれ、見事にパルセイロが先制!

先週の2ゴールといい、今日の鮮やかなフリーキックといい、こういう大事な試合でベテラン選手が決めてくれるのは本当にありがたい。
まさに“神様、仏様、○○様”の女性版、“女神様、観音様、香菜サマサマ”である。(←ちょっと大げさだった?)

この序盤のいい時間帯に得た先制点で、流れがグッとウチに傾いた。
縦へボールを運ぶ強い意識でどんどん押し込むと、前半27分、フリーで裏へ抜けた#10浦崎優香がGKと1対1からしっかり決める“らしい”ゴールで残留を確実なものとすると、前半終了間際にはもう一人の点取り屋・#11橋浦さつきが、FKからのボールを受けるとこれまた“らしい”動きで思い切りのよいゴールを決め、試合を決定付ける3点目。

このイケイケの流れは後半になっても止まらず、後半開始早々に#10浦崎の今日2ゴール目が飛び出すと、「あとは内山が決めてくれたら完璧・・・」という自分の願いが届いたか、ゴール前フリーでボールを受けた#20内山智代が、飛び出してくるGKをあざ笑うかのように打った緩いループシュートが無人のゴールに転がり・・・込まずに枠を外れてしまい、立ち上がってガッツポーズをしていた自分をズッコケさせる“ご愛嬌”もあったが、なおも攻撃の手を緩めないウチの猛攻にパニクったか、名古屋守備陣がシュートのこぼれ球をお見合いしてそのまま自分のゴールに入れてしまうオウンゴールも飛び出し、チャレンジリーグと地域リーグとの格の違いを見せ付ける。

そして守っても、終了間際に相手に崩されてヒヤッとする場面はあったものの、最後まで落ちない運動量と集中力でしっかり対応して被シュート数僅か4本の無失点に抑え、終わってみれば今季の鬱憤を全て消し去るような5-0の完勝でチャレンジリーグ残留を決めた。

今日は第1節に勝利した気持ちの余裕もあったが、ベンチからの指示も選手同士の声かけも「前へ」、「裏へ」、「縦へ」の言葉が常に聞こえ、全員が同じ考えを持って戦っていた印象が強かった。
そう、ウチのレディースのストロングポイントは、まさに浦崎や橋浦を中心とした縦のスピードであり、レギュラーリーグ中は選手もベンチも試合ごとに試行錯誤を繰り返して悩んでいたような時もあったけど、シーズンの最後でようやくチームとしてのしっかりとしたアイデンティティーを掴めたような気がして、自分は勝利自体もさる事ながら、チームとして来季への手応えを感じた事が一番嬉しかった。

東西のリーグが統合し、試合数も増えて10月までの長丁場となった今年のチャレンジリーグ。
その間、なかなか結果が出せず、レギュラーリーグでは残念ながらホームで1勝もあげる事はできなかったが、試合後の挨拶で小池社長がおっしゃっていた通り、今日の記念すべきホーム初勝利は、どんなに苦しくても最後まで諦めず明るく元気に頑張っていた彼女達への、神様からのご褒美だったのかもしれない。

もっとも、これは本来回避しなければならない入替戦という不本意な試合であるという事実を忘れてはいけないが、とにかく終わり良ければ全てヨシ!
冷たい雨の中を南長野にかけつけた我々も、最後の最後に彼女達の心からの笑顔が見られたのは本当に嬉しかったし、選手達にとってもこの貴重な体験は来シーズンにつながる大きな財産となっただろう。

とにもかくにも、パルセイロ・レディースの選手、スタッフの皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。
来年は今年のように入替戦に回る事なく一つでも順位を上げられるよう、そして何より、最後まで諦めずに走り抜くレディースらしさを忘れず、見ている我々の気持ちを揺さぶるプレーをたくさん見せてください。
そして、南長野で彼女達の底抜けにハジけた笑顔が1回でも多く見られますように・・・
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コメント
この記事へのコメント
応援お疲れ様でした。
おいらは仕事で残念ながらいけなかった。

私の数少ない観戦での感想は、今年は基礎技術を固めているのかな、というところでして、以前より足元がよくなっている気がしました。

しかし戦術練習が無いようなもの、という情報もあり実際試合では効果的な崩しが無かったようですが、ここに来て技術の蓄積が実を結んだのが二試合で7得点と良い結果が出ましたなあ。

来年は部員も増え、練習時間も増えることに期待したいと思います。
2012/11/17(土) 22:24:32 | URL | まるいたろう #-[ 編集]
雨の中、お疲れ様でした。
昨日の午後はテレビでJリーグを見ていましたが、どこも悲惨なお天気で、「今日試合があるところは大変だなあ・・・」と思ってました。

レディースの残留おめでとうございます。最後の快勝、よかったですね。
来年はみんなが頑張って、順位を上げてほしいですね。
2012/11/18(日) 06:29:43 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
まるいたろう様
確かに、足元の技術は去年より格段によくなってますね。
自分はレディースを語る時は“気持ち”の部分をクローズアップしていますが、今年守備が安定してきたのも、そういった地道な練習で培った技術向上の賜物でしょう。
戦術面では、本文にもあったように試行錯誤が続いた1年でしたが、『パルセイロ』の名前に囚われる事なく、レディースとしてのスタイルをもっと追求していってほしいと願ってます。
来年は、実力も選手層ももっと飛躍してほしいですね。

パオロロッシ様
信州の晩秋らしい冷たい雨の中での観戦でしたが、選手達の気持ちのこもったプレーを見ていると、こちらの気持ちも熱くなって雨は全く気になりませんでした。
女子サッカーはチャレンジリーグと地域とでは試合数などで“天国と地獄”の差があるので、とにかく残留を果たせてホッとしています。
入替戦は選手だけでなくサポにとっても貴重な体験だったけど、来年はできればこういった体験をせずスンナリとシーズンを終えたいものですね。
2012/11/18(日) 09:04:41 | URL | ぼー #-[ 編集]
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