ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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パルセイロの2012年回顧と2013年の展望
長かったような短かったような2012年も昨日で仕事納めとなり、いよいよ暮れも押し迫ってきた。
(と言いつつ、自分は今日も明日も仕事が残っており“押し迫った感”が全く無いのだが・・・)

そこで本当に久々のアップとなる今日は、年末恒例のけじめとして、今年のパルセイロトップチームの1年間を振り返ってみたいと思う。

さて、我等がパルセイロJFL2年目となる今年は、17勝7分8敗・勝ち点58の準優勝。
総得点は57・総失点は34で得失点差+23という成績。

ちなみに去年の成績は19勝6分8敗・勝ち点63・総得点51・総失点27・得失点差+24で、一見すると勝ち星と勝ち点が減り去年より成績が悪く感じるが、今年は去年よりチーム数も試合数も1つ少ないので、これらの結果は“誤差の範囲内”であり、総失点が増えたのが少々不満ではあるものの、数字的には去年とほとんど変わらない好成績だったといえるだろう。

今年のシーズン前には、監督も選手も「今年の成績がこのチームの真の実力」と発言しており、自分もまさにその通りと思っていたが、“新入り”として何の怖さも無く思い切りプレーできた去年と違い、準優勝チームとしてリーグの中でも一応の存在感が出てきて、また“強豪チーム”として他所から研究されマークされた上での2年連続2位という成績は素晴らしく、去年の結果がフロックではない事を身をもって証明して見せた選手達には大きな拍手を贈りたい。
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今年のチームが去年から大きく成長した点として、コーナーキック等のセットプレーからの得点率がグンと増え、攻撃のバリエーションが広がったのが大きい。
流れるようなパスサッカーが身上のウチにとっては、その長所が“諸刃の剣”となり、ひとたびチームコンディションが落ちてくるとなかなかゴールを奪えず結果が出せない試合が多かったが、セットプレーという“武器”ができた事で、コンディションが悪いなりに苦戦しながらもしぶとく勝ちを拾えるようになった。

しかしその一方で、テレビ中継や観客3000人超など注目を集める試合や、ここ一番という大事な試合での勝負弱さは、まだ完全に克服できたとはいえない。
今年は本気で優勝を狙っていたし、現実にホームゲームが多かった前期までは快進撃を続け十分に優勝に手が届く位置にいたが、アウェイが増えた後期になると徐々に失速し、勝負どころの終盤に優勝&昇格のプレッシャーに苦しみ足踏みするV・ファーレン長崎にお付き合いして下位チームから勝ち点を取りこぼすなど、去年とは違い少し悔しさの残る準優勝となってしまった。

ところで、かように下位チームからの取りこぼしが印象に残ってしまった今年のパルセイロだったが、今年の順位を3等分して上位・中位・下位と分類し、優勝した長崎と各グループ毎の星取を比較してみたところ、ちょっと興味深い事が分かった。

まず1~6位までの上位グループとの対戦ではウチも長崎も5勝2分3敗、そして7~12位までの中位グループでも共に7勝3分2敗と、ここまで全くのイーブンだが、13~17位の下位グループではウチが5勝2分3敗・長崎が8勝2分0敗と大きな差が出た。

そして、そんな下位グループの中で各チーム毎の対戦を見ていくと、ある1つのチームが浮かび上がった。
そのチームにウチは全敗、長崎は全勝している。
そのチームとは、HOYO AC ELAN 大分。(ウチへの連勝に敬意を表して、普段ほとんど記載されないフルネームで紹介してみました。。。)
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大分といえば忘れもしない6月16日のホームゲーム。
豪華ゲストを多数呼んで試合前に大々的にイベントを開き、3129人という多くの観客で盛り上がった空気の中で、見ているコッチが恥ずかしくなるくらい無様な内容で黒星を喫し、滅多な事ではブーイングをしないゴール裏から試合後に激しい叱責を浴びせられた、パルセイロの輝かしい歴史の中でもおそらく五指には入ると思われるワーストゲームだった。

今年の昇格組の中では、大分はY.S.C.C.や藤枝MYFCに比べると地味な存在で自分も全くノーマークだっただけに、完全アウェイの空気の中での大分の堂々とした戦い振りと、そんな大分の引立て役に徹してしまったウチのダメダメ振りに衝撃を受けた、ある意味で今年最も印象に残った試合だったが、よもやあの試合を含めた大分との対戦が結果的に優勝の行方を大きく左右しようとは、あの時には夢にも思わなかった。

また、下位グループでは金沢にもウチが2分けで長崎が2勝となっており、天皇杯のJFLシードを土壇場で取り逃がす原因となったホームでのロスタイム同点被弾が今も悔やまれてならない。

・・・と、なんだか話がいつの間にか愚痴っぽい方向に行ってしまったが、もちろんそんな悪い事ばかりではなく、天皇杯でJ1のコンサドーレ札幌を破ったり、アウェイで0-4と歴史的大惨敗を喫したHonda FCにホームで5-0と“オツリ付き”でリベンジしたり、ゴールネットを突き破ってボールが外に出たのをノーゴールと判定されたのが必死の抗議でひっくり返り佐川印刷SCに初勝利したり、秋田戦ではベンチ入りの選手ほぼ全員で“ゆりかごダンス”のパフォーマンスを見せたり・・・と、勝っても負けてもパルセイロらしい面白い試合をいくつも見せてもらい、個人的には今年もとても充実した素敵なシーズンだったと満足している。

これは前にも書いたけど、最後の最後まで『優勝』という言葉を現実のものとして応援する事ができたのは、ひとえに選手やスタッフの皆様の頑張りのおかげであり、「優勝を逃した・・・」と本気で悔しがる事ができるのも最後まで優勝争いを繰り広げた限られたチームのサポだけが持てる特権。
そんな特権を我々に与えてくれた監督・コーチ・選手・チームスタッフや、今年も我々のために朝早くから汗水たらして頑張ってくれたボランティアの方々など、今年パルセイロに関わった全ての皆様に、改めて熱く熱く感謝いたします!
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さて、そんな2012シーズンも終わり、来年は大きな転機の年となる。
北信越時代を含め3年間指揮を執ってきた薩川監督が勇退し、新たに美濃部直彦氏の監督就任が発表された。
自分は恥ずかしながらJリーグの監督については詳しくないので、失礼ながら美濃部氏について具体的にどんなサッカーをするかとかについては分からないが、長年下位にあえいでいた徳島ヴォルティスを4年間で昇格争いできるチームにするなど、足達SDがこだわる“チーム育成”の手腕には大いに期待できそうだ。

もっとも、パルセイロがJFL昇格からいきなり2年連続で準優勝という結果を出せた最大の要因は、少なくとも自分がこのチームを応援するようになった8年前からほとんど変わる事無く受け継がれてきた確固たるチームポリシーと、そのポリシーを体現する戦術やコンビネーションの継続性であり、新監督にもこの“継続性”を大事にしてほしい。

前任の薩川さんだっていきなり監督になって結果を出した訳じゃなく、その前に2年間、当時のバドゥ監督の下でパルセイロのサッカーを理解し、長所も短所も十分に把握できたからこそのものであり、監督が変われば戦術もガラリと変わって今まで積み重ねてきたものをゼロにしてしまっては、パルセイロの価値は半減してしまう。

そんな訳でドシロウトが誠にナマイキ言って申し訳ないが、美濃部監督にはまずはパルセイロのサッカーをしっかり理解して基本的にはこれまで培ってきた積み重ねを継承し、そこに自身の経験で得たカラーを足していって、今までの魅力的なサッカーはそのままに、更にチームを成長させるよう導いていってくれる事を注文させていただきたい。

それからもう一つ大きな変化として、計画通り事が進めば、来年の夏以降から遂に南長野総合球技場の改修工事が着手され、およそ1年半の間は、東和田の陸上競技場や新設される佐久市陸上競技場などを仮のホームとする“ジプシー生活”を余儀なくされる。

今年の平均観客動員は2,810人と、目標の3000人には届かなかったものの去年の2,281人から比べると大きな伸びで、春先の天候不順や長野では例年客足が鈍かった土曜日の開催が多いという“悪条件”を踏まえればこの数字は大健闘であり、ラスト3試合連続で3000人を大きく上回る動員を見せた事で、ようやくパルセイロが長野の多くの人々に認知され受け入れられるようになったと、観客100人そこそこの頃から応援してきた自分としては感慨もひとしおだ。

しかし、来年はたとえ今年のように前期にホームゲームを多くするようリーグ側が配慮してくれたとしても、南長野での試合が減って動員数にも少なからず影響が出る事は必死であり、ずっと続いていた動員数の右肩上がりが途切れる可能性も十分考えられる。

ただ、足達SDや新たに社長就任が内定した丹羽洋介氏が語っているように、これはパルセイロを東信の方々にも知ってもらい、応援のネットワークを広げるまたとないチャンスであり、チームの頑張りやクラブのマネジメントはもちろんの事、我々サポも「スタジアムが遠くて見に行きづらい」とか「動員数が減った」とか目先の事を嘆くのではなく、新スタジアム完成後の“V字回復”のためにも、佐久市を中心とした東信の方々にパルセイロの素晴らしさやサッカー観戦の楽しさを知ってもらうべく、積極的に佐久へ足を運んで南長野の雰囲気をそのまま佐久まで持っていくように頑張らなければならない。

そういった意味では、新監督となったチームはもちろん、我々サポにとっても来年は“新たなチャレンジ”が求められる大事な年となるが、今年のスローガンである『Run All』を来年も引き続き心に持ち続け、皆で前を向いて走り抜けていきましょう!
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果たして美濃部監督がどんなチームを作ってくれるのか?
そして佐久でのホームゲームがどんな雰囲気になるのか?
自分は少しの不安と大きな期待で、今からドキドキ、ワクワクしている。

そして、そんな楽しみを抱かせてくれるマイ・ホームタウン・クラブ、AC長野パルセイロを、来年も熱く応援していきたい。
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コメント
この記事へのコメント
今年も一年間、応援お疲れ様でした。
きれいな写真が満載のブログもありがとうございます。いつも楽しく読ませていただきました。

美濃部新監督は徳島の試合で何度か見ましたが、本当に熱い方だという印象があります。
パルセイロを更に発展させてくれることを期待しています。

来年がパルセイロにとって良いシーズンになりますように。
来年もスタジアムでお会いしましょう。
2012/12/30(日) 23:12:33 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
今年も1年間、応援ありがとうございました。
美濃部新監督は育成面での評価が高いという地元紙の記事がありましたが、「本当に熱い方」と聞いて安心しました。
薩川さんもバイタリティあふれる方だったし、来年以降もスタジアム完成まで高いモチベーションを持ち続けていくには気持ちの熱い監督が是非とも必要だと思っていただけに、そういった意味でも美濃部さんはウチには適任でしょうね。
そんな訳で、来年もパルセイロに変わらぬ声援をよろしくお願いします!
2012/12/31(月) 09:11:54 | URL | ぼー #-[ 編集]
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