ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケーアジアリーグ2012-2013 栃木日光アイスバックスvsHigh-1@日光
JFLの今季の日程も発表になり、パルセイロから今年のサポーターズクラブの会員証も届いて、サッカーも開幕が刻一刻と近づいてきたが、逆にアイスホッケーアジアリーグはレギュラーリーグもいよいよ大詰めで、氷球馬鹿の自分としてはシーズン終わりまでにもう一度くらいホッケーの生観戦をしてみたい。

しかし、当初予定していた来週末のレギュラーリーグ最終戦となる東京・東伏見での国内4チーム集結戦は諸般の事情で行かれなくなったのと、当初は1月初旬に予定していた日光遠征をノロウイルスのヤローにちょっかい出されてドタキャン(しかもそのシリーズでバックスが王子に“まさか”の連勝。。。)してしまったので、今季のラストチャンスとして日光最終シリーズの今週末に思い切って霧降アリーナまで出かける事にした。

今季の日光バックスは序盤から主力に怪我人が相次ぎ、クラブ創設以来初の準優勝を成し遂げた昨季のような勢いがなく、去年のうちは長年の“定位置”である6位に沈んでいたが、怪我人が復帰しベストメンバーが組めるようになって徐々に調子を取り戻し、自分が行けなかった年明け一発目の対王子戦3連戦を3連勝すると、その後はアウェーながら最下位・チャイナドラゴンとの4連戦を順調に4連勝して順位を一つ上げ、絶望と思われていたプレーオフ進出に、厳しい条件付きながら光明が見えてきた。

その条件とは、バックスが残り4試合全て60分勝ちして、4位のアニャンハルラが同じ韓国勢の6位・High-1との残り試合2つを全て60分負けするというもの。

要するに、自分達の頑張りの他に直近上位のライバルの“自滅”が頼りであり、非常に厳しい状態である事に変わりはないが、可能性が少しでもある以上は我武者羅に突き進んでほしいものだ。

そんなバックスの今季ホーム最終シリーズは、今季のクラブの命運の鍵を握るHigh-1との3連戦。
木曜日の第1戦を5-3でモノにして望みをつないだバックスだが、果たして土・日の試合はどうなったか?
その結果は以下の通り。

【 土曜日 】
栃木日光アイスバックス 4(1-1・1-0・2-2)3 High-1
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バックスは1P13分にアンラッキーなペナルティからのキルプレーで先制を許すも、17分にパワープレーから#18鈴木貴人のゴールで追い付き、更に2P開始早々に前のピリオドから続いていたパワープレーから再び#18貴人がゴールし逆転。

その後は両者攻め合うも、バックス#44福藤豊・High-1#70井上光明の両ゴーリーの好セーブでなかなか得点が入らず、最少得点差でリードの緊張感の中で迎えた3P、バックスは不用意なパスミスから現在ポイントランクトップの#23スイフトに決められて再び追い付かれる。

60分勝ちしか明日に繋げないバックスとしては絶体絶命の場面だったが、その失点の2分後、今日は終始キレキレのプレーを見せていた頼れるキャプテン#18貴人がターンオーバーからフリーで攻め込みハットトリックとなるゴールを決めて再逆転!

更にその5分後には、同じ“鈴木”姓でもこちらはルーキーの#23鈴木雄太が貴重な追加点を上げ、スタンドのボルテージも最高潮に!!

その後1点返された上に残り1分少々から6人攻撃の猛攻を受け、オマケに残り9秒の時点でペナルティを取られ4人対6人の厳しい状態になるも、僅か1点のリードを文字通り“死守”して、両者の意地が真っ向からぶつかり合った息詰まる激闘を気迫でモノにした。

【 日曜日 】
栃木日光アイスバックス 3(1-2・1-2・1-1)5 High-1
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昨日の勝利でプレーオフに望みを繋げたバックスは、立ち上がりこそ固さが見られたものの、1P3分に#20外崎(とのざき)慶のゴールで幸先良く先制し、その後もバックスペースで試合が進む。

しかし1P中盤、バックスが自陣から直接パックをフェンス外に出したプレーに対して、始めはお咎め無しだったのが相手の抗議で簡単に覆ってディレイゲームのペナルティになり、更にその直後、自陣ゴール裏のフェンス際でのせめぎ合いの時に相手がスティックを落としたのを、遠く離れたセンターラインにいたレフリーがバックスのスラッシング(スティックで相手を叩く反則)と誤審して“濡れ衣”のペナルティを取られて3人対5人のショートハンドの大ピンチになり、ここであっさり失点すると、更にその失点で1人戻り4人対5人のキルプレーでも踏ん張れずに連続失点で逆転を許す。

この後味悪い2失点から完全に流れが相手側に傾いてしまい、急に動きが悪くなったバックスは気持ちが焦って攻撃の連携が全く噛み合わなくなり、相手の猛攻に守備もバタついて、2Pの7分と8分に連続失点し1-4と3点差に。

これでプレーオフは絶望的か・・・と思われたが、ホーム最終戦という事もあり2000人近いファンが詰めかけ満員のスタンドから地鳴りのような応援の音が沸き起こり、これに目が覚めたか選手達の動きもようやく良くなってくると、2Pの中盤に相手のペナルティでパワープレーとなったところで、勝負どころと読んだバックスベンチが「相手選手のスティックのブレードが規定の大きさを超えている」と抗議。

この抗議が認められればイリーガルスティックの反則でそのスティックを使用した選手のペナルティとなるが、規定通りの大きさで抗議が却下されればウチがディレイゲームのペナルティとなり、せっかくのパワープレーのチャンスも消えてしまう、いわば“ノルかソルか”の大きな賭けだ。

で、審判団が疑惑のスティックを長い時間をかけて慎重に調べた結果、めでたくバックス側の抗議が通り、丸々2分間5人対3人のパワープレーの大チャンス到来。
ここで苦労しながらも#41ベンブリッヂが決めて1点返すと、3Pに入って9分に5人対4人のパワープレーから#51ボンクがゴールし遂に1点差に詰め寄る。

とにかくプレーオフ進出のためには延長戦突入も許されないバックスはなおも攻め続け、残り1分40秒のところでGKをベンチに上げて6人攻撃で勝負に出る。
しかし、昨日に引き続き相手GK#71井上の好セーブに阻まれ得点できず、逆に残り4秒で相手にエンプティーネットゴールを決められ万事休す。
バックスの今シーズンは実質的に幕を閉じてしまった。

そんな訳で最後は残念な結果に終わってしまった今季最後のアジアリーグ観戦。
特に今日は1Pの無茶苦茶なレフリングに足を引っ張られ負けてしまったようなもので、ナゼか自分が観戦に行く度に必ずこのような不可解なジャッジに遭遇し、つくづくアジアリーグのレフリーのレベルの低さを恨めしく思ってしまうが、いくら愚痴ってみたところで判定は変わらないし、それよりもそこで浮き足立って律義に相手に2点献上してしまうウチの甘さが一番悪いと言わざるを得ないだろう。

ただ、追いつ追われつの神経戦を執念でもぎ取った昨日の試合といい、今日の終盤に見せた追い上げといい、どんなに可能性が低くても最後まで諦めない強い気持ちがひしひしと伝わってきたし、応援の手拍子やメガホンの音が覆い被さるように響き渡る霧降アリーナ独特の雰囲気も味わえたし、こういった緊迫した試合を体感できた事でJFL開幕を前に自分の中の士気も高まってきたし、結果はともかくとても有意義で満足できた日光遠征だった。

残念ながら2年連続プレーオフ進出の願いは叶わなかったが、12月に新横浜で見た全日本選手権の時とは選手達の動きが見違えるほど良くなっていたし、来週末の東伏見での最終シリーズでは、最強チームの王子と苦手としている東北に対して、来シーズンに繋がるような内容ある戦いを繰り広げ、最後は笑顔で今シーズンを締めくくってほしい。

【 追記 】
今日は試合後に、今季限りで引退する#45瀬高哲雄選手の引退セレモニーが行われた。

アジアリーグが本格的にスタートした2004年にコクドに入団した瀬高選手は、翌年には韓国のチームに移籍した日本人第1号としてまだ今のように強くなかった頃のハルラで活躍し、2007年にバックスに移籍してくると、ゴールやアシストはもちろん、守備も上手いオールラウンドなフォワードとしてチームの主力となる。
また、厳しいクラブ状況の中で営業や普及活躍などプレー以外の仕事にも積極的に取り組み、自分の事よりもクラブの事や日本のアイスホッケー全体の事を思って行動する、ホッケーを愛する者として非常に尊敬できる選手だった。

最後の挨拶でも、まずはクラブの財政が底をついた3年前に自ら立った募金活動の話から始まって、その時に沢山の募金が集まった事に対する感謝の言葉があり、続けて現在の日本のホッケー事情を心配して「10年後に自分が教えた子供達がバックスのユニホームを着てプレーしてくれる事がこれからの自分の夢」と締めくくり、最後の最後までクラブや日本ホッケーの話に終始する瀬高選手らしい内容だったが、募金の話が出た時は、当時ビッグハットで開催された長野カップで自分も協力した募金活動の事が思い出され、自分も思わず涙が溢れてしまった。

挨拶にあったように、今後は指導者として未来のアジアリーガーの育成にあたるそうだが、その素晴らしい行動力と実直で熱い性格をもって、未来の日本ホッケー界を背負って立つような素晴らしい選手を育て上げてくれる事を期待している。
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コメント
この記事へのコメント
ホーム遠征お疲れ様でした。
バックス、あと一歩で残念でしたね。
来年こそ!
3月2日は東伏見に行くので、バックスを応援します。

そして瀬高選手お疲れ様でした。「選手会ブログ」に色々楽しい記事を書いてくれていたのを思い出します。
良い第二の人生になりますように。
2013/02/25(月) 00:31:24 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
チームの“ブログ番長”と呼ばれていた瀬高選手が去ってしまうのは、いちファンとしても本当に寂しいですが、日本ホッケー界活性化のために、第二の人生も頑張ってほしいですね。
東伏見には行かれなくなり残念ですが、この日光最終戦の戦いぶりから、必ずやいい試合をしてくれると思いますので、自分の分もバックスへの声援よろしくお願いします!
2013/02/25(月) 14:38:10 | URL | ぼー #-[ 編集]
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