ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイススレッジホッケー世界選手権準決勝
もう一つのソチへの戦い、来年のパラリンピック一次予選を兼ねたアイススレッジホッケー世界選手権Bプールもいよいよ佳境。
今日は午前中の5・6位決定戦の後、午後から世界最終予選出場権獲得を賭けた準決勝2試合が行なわれた。

自分はこの日のために、今週初めから汗水流して仕事を調整・・・っつーか根回し(いわゆる「どーかひとつ!」ってヤツね)したおかげで、まんまと午後半日有休をゲット。
おかげでこの大会で初めて、昼間の試合開始前から2試合じっくり観戦できた。
普段は“昼行灯”と呼ばれる自分だって、やるときゃやるのだ。(←仕事をしろ仕事を!)

という訳で、まず14時からの第1試合は、プールB1位のドイツがプールA2位のイギリスを4-0で下して決勝進出。
1Pこそほぼ互角の攻防だったが、2Pにドイツがパワープレーゴールで先制すると、そこからはドイツが圧倒的にパックを支配して着実に得点を重ね、3Pはイギリスも盛り返したものの、その中盤にドイツがショートハンドゴールを決めてダメを押した。
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そして迎えた第2試合。
この大会の3位までは最終予選に進めるので、日本はここで負けても明日の3位決定戦で勝てばいいのだが、是非ともこの準決勝を勝って今日のうちに一次予選突破を決めたいところ。
ソチへの切符を賭けた運命の第2試合の結果は以下の通り。

日本 4(0-1・3-0・1-0)1 エストニア
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両者は去年の世界選手権Aプールの7位と8位と同じような実力のチームという事で、立ち上がりから両者中盤でパックを取り合う拮抗した展開だったが、そんな中で日本は、パックをアタッキングゾーンに放り込んでもオフサイドポジションに選手がいて敵陣でパックを回せないパターンが多く、またディレイゲームやメンバーオーバー等のつまらないペナルティを犯してしまうなどリズムが悪く、1P中盤にはターンオーバーからミドルシュートを決められ先制を許してしまう。

この大事な試合で相手に先制され主導権を握られてしまったのも痛いが、1Pの日本のシュート数がゼロというアナウンスを聞いて更に不安な気持ちが強くなる。

しかし、そんな嫌な空気は2Pが始まってすぐに吹き飛んだ。
前のピリオドからのペナルティを持ち越して1人少ない状態で迎えた立ち上がり、予選第1試合のポーランド戦で5得点と大爆発した#55高橋が、自身の背番号と同じ55秒に、バックボードからの跳ね返りのパックをフリーで叩いて同点のショートハンドゴール!

これで俄然勢い付いた日本は1Pのモタモタが嘘のようにリズムよく攻め立てると、上手いコンビネーションから再び#55高橋がゴールして遂に逆転し、更に2P終盤には予選2試合目のイギリス戦でも貴重な追加点を決めた#29円尾のゴールで突き放す。

この三澤のゴールはちょっとした“いわく付き”で、ブルーライン付近から放ったミドルシュートがクロスバーに当って落ちたところをGKが押さえ、それを見てレフリーは両手を広げてノーゴールとジャッジしたものの、リンク外のゴール裏に陣取っているゴールジャッジのサブレフリーが「パックは完全にゴールラインを越えた」と判断してゴールを示す赤ランプを灯し、それを見たレフリーがゴールジャッジと直接協議して、最初の判定を覆しゴールを認めたというもの。

自分が遠目で見ていた限りでは、「あれはノーゴールでも仕方ないな」と思っていただけに、このラッキーな得点で更に日本に追い風が吹き、完全にペースを握る。

3Pに入ってスタミナ切れから動きが止まってきたエストニアを尻目に、日本は衰えない運動量でしっかりとゲームをコントロールし、たまにやってくるピンチも56歳の大ベテランGK#21福島を中心にDF陣が落ち着いて守り抜き、3P中盤には#25三澤のダメ押しゴールで勝負あり。

結局、1Pの不安はどこへやら。
終わってみれば、日本が自分達の試合運びでエストニアに逆転勝利と相成った。
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この結果、明日の決勝戦は日本vsドイツという組み合わせとなった。

今日初めて見たドイツ代表は、日本に負けず劣らずスピードもコンビネーションもあり、明日はこれまでに無い非常に厳しい戦いが予想されるが、日本には去年までAプールを戦ってきた実績とホストカントリーとしての意地がある。

とりあえずパラリンピック最終予選進出という最低限の目標はクリアしたので、今度は最終予選に向けて自信と勢いを付けるためにも、世界選手権Bプール優勝という栄冠を勝ち取るべく、全力で頑張ってほしい。

そしてこの記事を読んでくださっている地元・長野の皆さん、そして近県在住のホッケーファンの皆さん。
明日は是非ともビッグハットに足を運び、厳しい環境をはね除けて世界と戦っているスレッジホッケー日本代表を、大勢の観客の熱い声援で後押ししてやろうじゃありませんか!

アイススレッジホッケー世界選手権Bプール決勝戦は、明日14時フェイスオフ、入場無料です!!
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コメント
この記事へのコメント
日本、勝ったんですね!良かったあ!
観戦お疲れ様でした。
明日は私の分も応援よろしくお願いいたします。
2013/03/16(土) 00:08:49 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
 おはようございます。
 エストニアが日本並みに人数を揃えていたら危ないゲームだったかも・・・、なんて思いました。
 改めてパンフレットを確認してびっくり。
~Fukushima,Shinobu--14/12/1956~
2013/03/16(土) 07:09:41 | URL | きのぼり #-[ 編集]
パオロロッシ様
エストニアもさすがに手強かったけど、チーム全員の力で決勝進出を果たせて本当に良かったです。
決勝戦では、東伏見でバックスの応援をしていただいた御礼として(笑)、パオロロッシさん始め見にいけないホッケーファンの分もしっかり応援してきます。
あと、もし何も予定がなければスカパー!の生中継でテレビの向こうから応援お願いします!

きのぼり様
1Pの事を考えると、よく持ち直してひっくり返しましたよね~
あの嫌な雰囲気を自力で跳ね返した選手達には心から賛辞を贈りたいものです。
それにしても、福島戦手は56歳にしてあの当りの強さ!
そしてその他の主力選手も40代が多いのに、あのスピードとスタミナ!
彼らこそまさに“超人”と呼べるスゴいアスリートですよね。
2013/03/16(土) 09:11:14 | URL | ぼー #-[ 編集]
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