ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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JFL2013第2節 vs栃木ウーヴァFC
さて、アイススレッジホッケーの世界選手権も昨日で終わった事だし(決勝戦が今日じゃなくて本当によかった・・・)、気持ちをパルセイロに切り替えましょうか。

今年のJFL初アウェイの対戦相手、栃木ウーヴァFCは、去年はなかなか結果が出せずに最下位に沈み、地域決勝3位のノルブリッツ北海道との入替戦も第1戦を落としてしまったが、第2戦で追いつきその後のPK戦を制する死闘の果てに見事JFL残留を果たした。

自分はどんな相手にも強い気持ちで立ち向かってくるウーヴァのプレースタイルが大好きだし、栃木市は長野から最も近いアウェイの地でもあるし、更に去年は突然の雷雨で試合が中止となり決着を見ないまま再試合にも行かれなかったので、またこうして栃木市陸で両者の試合が見られる事を本当に喜ばしく思う。

そんな栃木だが、前節の開幕戦はアウェイで讃岐に0-1で敗れたものの、粘り強い守備で強豪相手に残り10分のところまで無得点に抑えていたようで、栃木は去年までの相性がいいとはいえ、まだ攻撃の連携が完全にはなっていないウチとしては決して侮れない相手だ。

先週の劇的勝利の勢いそのままに、開幕2連勝でスタートダッシュを決める事ができるか?
この時期に「関東平野に下ってきたな~」と実感するようなポカポカ陽気に梅の花が満開の栃木路は、栃木市総合運動公園陸上競技場で行われた試合の結果は以下の通り。

栃木ウーヴァFC 2(0-1・2-2)3 AC長野パルセイロ
s-写真00164

試合は自力に勝るウチがガンガン攻め込み、それを栃木が粘り強く跳ね返す構図か・・・と思いきや、そこは敵ながら自分がホレるほど強い気持ちを持って向かってくるチームだけあり、栃木も決して引く事なくウチに負けず劣らず攻めてきて、ややウチが優勢ながら一進一退の展開に。

そんな中、前半21分に#8田中恵太が先制のゴール!
ゴール前で相手DFを引き付けておいて逆サイドに詰めてきた恵太にパスして、それをしっかりと決めるという、前節の決勝ゴールのようなキレイな得点シーンだった。
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このゴールでウチは更に波に乗ると思われたが、概ねボールを支配するもあと一歩攻め切れず前半終了。

そして後半、ウチは早いうちに追加点を取って主導権を握りたかったが、逆に栃木が立ち上がりから攻勢を掛け、ウチのお株を奪うような早いパス回しでウチの守備陣を翻弄すると、後半12分に、前半のウチの得点シーンのリプレイを見ているんじゃないかというような見事なゴールを奪われ同点に追いつかれてしまう。

この失点シーン前後のウチは相手の積極果敢な攻撃に対して完全に受け身になってしまい、この先どうなる事やら・・・と不安になったが、追いつかれてようやく後半のエンジンがかかり出したか徐々に盛り返し、後半22分にはゴール前の混戦から#16平島がしぶとく押し込んで移籍後初ゴールを決め再びリードを奪うと、27分には#10宇野沢が相手GKの前目の位置取りを冷静に見て技ありのループシュートで追加点!
s-写真00136

この2ゴールは時間帯もよかったし、相手にしてみれば悔しい取られ方で気持ちも折れたんじゃないかと思っていたが、栃木はそんなヤワなチームではなかった。
連続失点に意気消沈するどころか、逆に後半立ち上がりのように選手が動き回ってグイグイとウチの陣内に押し込んでくると、それに面食らったかウチのディフェンスラインがバタバタし始め、ウノのゴールから僅か3分後に取り返され1点差に詰め寄られてしまと、おそらく守備の建て直しの意図からか#25有永に代わって入った#19大道が立て続けにイエローカード2枚をもらって退場してしまうというドタバタぶり。

慌てて攻撃の#11畑田を下げて#4川邊を入れて守備を厚くし、数的不利の中で4分間の長いロスタイムを何とか凌いで勝つには勝ったが、「よっしゃ、勝ったぞ!」という充実感よりも、「どうにか終わった~・・・」と見ていたコチラの気持ちまでヘロヘロになるような、素直に喜べない感じだった。

この試合、ウチが上げた3つのゴールはどれも見事なものだったが、攻撃面ではまだまだ選手達に戦術に対する迷いや悩みが見られるように感じられ、見ていてもどかしく思う場面も多かった。

しかし、これは開幕前からある程度想定し覚悟していた事で、まだシーズンが始まったばかりのこの時期に腹を立てたり悲観したりする事じゃない。
首脳陣がガラリと変わり、今までより格段に高度な戦術を求められている今シーズンは、最後までこのように悩みながら終わってしまう可能性だってある。
でも、うまくいかなかったなりに少しずつでも何かを掴んでチームが成長していってくれればいいし、今年は“我慢の年”と位置付けて、今後も目先の出来事に一喜一憂せず、1年単位の長い目で見守っていけたらと思う。

それから、今日は勝った割には試合後の選手挨拶の時のスタンドの拍手も薄くて、ウチ主体でこの試合を見た場合は少々不満の残る内容だったが、もう少し冷静になって第三者目線で見た場合、栃木の最後まで諦めない気持ちの強さに目を見張らされた。

普通、後半のあの時間帯に連続失点してしまえば試合の体勢が決まってしまったようなものだし、後半も半ばを過ぎるとウチのパス回しに相手のスタミナが切れて足が止まってくるものだが、今日の栃木は運動量が全く落ちず、最後の最後まで選手全員が前へ向かう強い姿勢を見せ、自分はロスタイムの防戦一方な状況にヒヤヒヤしながらも、その一方で栃木のひたむきな戦い振りに心動かされた。

ウチは戦力的には充実しているし、指導者もハイレベルで他所より一歩先を見据えたチーム作りは自慢できるものだが、戦う上で最も重要な、そしてウチに少々欠けている“気持ちの強さ”を、栃木の選手達がしっかりと見せてくれた。
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そんな訳で、少々モヤモヤの残る内容だったもののとりあえず開幕2連勝できたし、栃木の素晴らしいプレーも見られたし、最終的にはとても充実した栃木遠征だったと思う。

ところで、来年発足のJ3には栃木も参入の意向を示しているが、ウチにとっては概ね余裕でクリアーできる参入条件も、栃木的には少々高いハードルとなるだろう。
しかし、サポの数も年々目に見えて増えているし、今日のような最後まで諦めない気持ちで課題を克服して是非とも参入を果たし、来年も栃木市陸(それとも足利になるかな?)で熱い戦いが見られる事を祈っている。
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした。やっとおうちに着きました。今日はやりすぎました。

とりあえず勝ててよかった…

チームとしての完成度については仕方ないとして、不満点は3点取ったあと、中弛みの雰囲気を感じてしまったことです。とはいえ最後の危ない場面で平島が止めたのは
個人的にベストプレーでした。あと、大道初プレーなのに可哀想。

ともあれ確かにUVAは良いクラブですよね。雰囲気も。
来年度以降もご一緒にいたいので、いくらかの募金とグッズ購入しました。

2013/03/17(日) 23:51:45 | URL | 二度寝 #-[ 編集]
私も現地で観戦したんですけど、野焼きかなんかの黒い燃えカスが飛んでくるのが嫌だったです(笑)
多くの人が指摘しているように中盤がスカスカでバランスが悪いですね。
もらったMDPを読むと、栃木ウーヴァもJ3を目指すんですね。
2013/03/17(日) 23:56:38 | URL | 某コテ #mQop/nM.[ 編集]
二度寝様
無事に帰宅できて何よりです。
今度は野津田まで頑張ってください。(笑)
それにしても本当に「勝ててよかった・・・」という内容でしたが、そんな中でベテラン・平島選手のイブシ銀な働きは光っていましたね。
とにかくまだシーズンは始まったばかりだし、我々も我慢強く見守っていきましょう。

某コテ様
今回も観戦に来てくれた日光バックス応援仲間の情報によると、あの降灰は栃木市の少し下流側にある渡良瀬川遊水池の広大なヨシ原でやっていた野焼きによるものだそうです。
内容については色々不満もあるけど、トライ&エラーを重ねて少しずつ上向いてくると思うので、これからに期待しましょう。
そしてウーヴァも、是非ともJ3に承認されて来年も一緒にやりたいものです。
2013/03/18(月) 08:00:16 | URL | ぼー #-[ 編集]
遠征、お疲れ様でした。
とにもかくにも勝ち点3は勝ち点3。
学べることは学び、修正すべきところは修正して、一歩一歩前進してほしいですね。

2013/03/18(月) 22:27:28 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
そうそう、とにもかくにも勝ち点3を取れた事は大きかったです。
体制も戦術も変わった今年は、JFLに昇格した一昨年のようなドキドキ・ワクワクの新鮮な気持ちで向かい合いたいと思っています。
そして選手達も、一昨年のように「一戦一戦が勉強」の心構えで頑張ってほしいですね。
2013/03/19(火) 07:44:32 | URL | ぼー #-[ 編集]
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