ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL2013第2節 vsスフィーダ世田谷FC(+トップ試合雑感)
「この天気をトップチームの試合に分けてやりたい」と思うようなポカポカ陽気の今日、JFL・BCLに引き続き満を持してプレナスチャレンジリーグ2013シーズンのホーム開幕戦がめでたく行われた。
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今日という日を迎えるにあたり、まずは去年図らずも回ってしまった厳しい入替戦を勝ち抜いて、こうして再びなでしこ柄のボールが描かれた旗の下、チャレンジリーグの舞台で戦える事を、本当に嬉しく、そしてありがたく思う。

そして我等がパルセイロ・レディースは、今年も厳しい戦いが続くとは思うが、本田美登里監督の就任でチームが変わる“何か”を期待せずにはいられない、これまでとは全く違う気持ちで臨んだホーム開幕戦。
そんな期待を胸に671人とこれまで見た事ないような数のサポが駆け付けた南長野で、果たして彼女達は期待通りの試合を見せる事が出来たか、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-3・1-2)5 スフィーダ世田谷FC

試合は前半19分、自陣ゴール前へのクロスをヘッドでクリアーしようとしたボールが背後に詰めていた選手にフリーで渡ってしまい、それをしっかり決められて先取点を献上。
この場面は、ウチのクリアーミスというよりも、それを受けて見事な弾道のシュートを打った相手の#20下條彩選手をほめるべきだろう。
また、シュートの瞬間にGKの前にいた数人の選手がブラインドになっていた可能性もあり、ウチとしてはアンラッキーな部分もあった。

ただ、前半35分の2失点目は完全にウチの先発GK#31卯木(うのき)真緒の判断ミスからによるもので、中途半端な飛び出しと相手にかわされてからの対応の鈍さは反省点だ。
結局卯木は後半開始から交代されてしまったが、体格的なハンデはあるものの思い切りのよいプレーも見られたし、これにメゲずに次回の出場チャンスを目指して頑張ってほしいものだ。

前半は終了間際の44分にもインターセプトから失点し厳しい状況になったが、ウチも何とか相手に喰らい付き、また時折相手ゴールに鋭く迫る場面も見られるなど、リードされながらも「これで1点取れば流れは変わる」と期待を持たせるプレーを見せていたが、その待望の1点目は、後半18分に訪れる。

敵陣ゴール前での混戦から相手がクリアーしたボールを中央で受けた#7高木奈央が放ったミドルシュートがそのまま相手ゴールに吸い込まれ、スタンドも待望の今季南長野初ゴールに大きな歓声が上がる。

しかしその喜びも束の間、その7分後には自陣ゴール前で相手の攻撃に守備陣が振り回され、最後はポスト際の難しいバウンドに後半から入った#21ジェシカ・リン・クローゼンバーグがタイミングを合わせられずにボールが差し出された手の脇をすり抜けてゴールに入り、手痛い4失点目を喰らってしまう。

更に後半終了間際にも守備を崩されてゴールを許して最終的には1-5という大差がつき、ホーム開幕戦を白星で飾る事はできなかった。

それにしても、スフィーダ世田谷というチームを改めてじっくり見させていただいたが、ボールへの寄せ・球際の強さ・判断力の速さなど、基本的なスキルが高くて、全体的にとてもまとまった良いチームだと感じた。
一方のウチは、決して今日の点差ほど実力的な大差は無いとは思うが、今挙げたスキルのどれもあと一歩ずつ劣っており、そういった少しの差の積み重ねが今日の結果に結びついたんじゃないかと感じた。

しかし、去年のウチの戦い振りから比べると、前線から最終ラインまでがコンパクトにまとまって、しっかりボールをつなごう、組織的な守備をしようという意図や努力が見て取れ、去年までとは明らかに違う動きを見せていたし、今日は相手のスピードや巧さに翻弄されて残念な結果に終わってしまったけど、今の取り組みをじっくり焦らず続けていき、結果を恐れず思い切ってチャレンジしていけば、必ずや道は開けてくると確信している。

“ローマは1日にしてならず”の言葉通り、去年2勝4分16敗でブービーだったチームが、優秀な指導者が来たからといってすぐに変われるものじゃない。

今日が、AC長野パルセイロ・レディースという“宝石の原石”が、強く魅力的なチームに成長していく道程のスタートライン。
ここからコツコツと精進していき、今年のシーズン終了時にどれくらいチームとして成長できたか、また2年後・3年後にどれくらい戦術やスキルの積み重ねができたかが重要だろう。

自分は今日の戦い振りをしっかりと頭の中に記憶しておき、そこから観戦の度に少しずつチームの完成度や選手個々のスキルが上がっていく様を、選手達と共に苦しみながらも大きな楽しみを持って見届けていきたいと思う。


そして・・・

JFL2013第6節@秋田市八橋運動公園球技場
ブラウブリッツ秋田 1(0-0・1-1)1 AC長野パルセイロ

後半12分に長野のエース・#10宇野沢のゴールで先制するも、終了間際に秋田のエース・#10松田のゴールで追い付かれてのドロー。
前回のアウェイ・大分戦に続いてまたしても土壇場で失点するという相変わらずの詰めの甘さもあり、残念ながら開幕からの連勝は5でストップしてしまった。
この結果を携帯速報で知った時、最も警戒しなければならない相手の点取り屋に決められて悔しい気持ちもあったが、今まで内容的には満足できない試合が多く、それでも勝ち続けている現状の中で、「選手達が結果だけを見て安心してしまいチームの熟成が遅くなってしまうんじゃないか・・・」という余計な心配をしていたので、個人的には今日のドローは、もう一度立ち止まって現状を見つめ直すにはちょうど良いタイミングだったんじゃないかと感じて、不謹慎ながらホッとした部分もあった。

確かにリーグを戦う上では毎試合勝利を狙い、優勝という高い目標に向かって突き進んでいってほしいが、あえて乱暴な言い方をすれば、今年は更なるステージを見据えて戦術のレベルをワンランクアップさせるのを最重要課題としてチームを再構築する、いわば『負けがある程度許される年』だと思う。
今日は実際に試合を見ていないので内容の良し悪しは分からないが、こうして引き分けや負けの試合の中から何かを掴む時だってあるし、今は大いに悩んで悩んで、色々とトライしていきながら大きく成長していってほしい。

そんな成長途上のトップ・レディース両チームへのエールとして、僭越ながらワタクシめから、自分が小さい頃に一世を風靡したCMソングを捧げたいと思います。

 ♪ ソ、ソ、ソクラテスか プラトンか~
 ♪ ニ、ニ、ニーチェか サルトルか~
 ♪ みーんな悩んで大きくなった!!

昭和の香りただよう動画はコチラから→ http://www.youtube.com/watch?v=SwzQkt56T6Y

どんどん悩んで、どんどんチャレンジして、また悩んでトライして、真に強くでっかいチームになろうじゃないか!!
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コメント
この記事へのコメント
応援も観戦記もお疲れ様です。
レディースのチーム、今シーズンは大きく成長してほしいですね。

トップチームも、あと少しで勝ち点3取れのにと思うと残念ですが、この試合から学べることをしっかり学んでほしいです。

秋田の松田正俊、J1の京都でも活躍したストライカーですね。
2013/04/15(月) 22:23:20 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
レディースはまだまだ時間がかかると思いますが、“娘たち”が少しずつ成長していく姿を見守っていくのは本当に楽しみです。
そしてトップは連勝が止まってしまったけど、これも“良い薬”と捉えて前向きにいきたいです。
因みに秋田の松田選手は一昨年は得点王にもなったし、JFLの得点ランキングで毎年上位に位置している素晴らしい選手ですね。
2013/04/16(火) 07:54:38 | URL | ぼー #-[ 編集]
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