ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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PCL第17節 vsASエルフェン狭山FC(佐久陸初試合)
いよいよ今日から佐久でのホームゲームがスタートするが、その前にどうしてもこの場所をスルーする訳にはいかず、まずは通い慣れた“いつもの”道を辿って南長野へ向かった。
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感動のファイナルゲームから2週間が経ち、バックスタンド後ろの外周道路沿いには白い目隠し板が立てられ、ピッチの北側ゴール裏には工事用資材を積んだトラックが停まっているなど、いよいよ改修工事に向けて本格的に動き出したようだ。
長野市北部在住の自分は、自宅から佐久までだと高速道利用なら須坂長野東ICから、下道利用なら菅平経由の方が近いが、これからも佐久へ行く前など折に触れて南長野へ立ち寄り、我々の“聖地”が立派に変貌していく様子を見守っていきたいと思っている。

で、その聖地に「それでは行ってまいります!」と最敬礼しつつ駐車場を出発し、時間があったので下道を寄り道しながら快適にドライブして、これから“第二の聖地”となる佐久総合運動公園陸上競技場に無事とうちゃこぉ~!(←知ってる人は知っている、某BS放送旅番組の決まり文句風に)
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まだ周辺の工事が完全に終わっておらず地山むき出しの箇所が多いながら完成から若干半年でピカピカの正面エントランス前には、いつものスタッフさん達や売店のオヤジさんなど南長野で見慣れた顔が出迎えており、ちょっと不思議な気分ながら「本当にここがホームスタジアムになるんだな・・・」と実感した。

さて、そんなこんなで遂に迎えた記念すべき佐久でのパルセイロ初試合の相手は、去年まで1部・なでしこリーグに所属し、今年は前節まで勝ち点41で2位につける強豪・ASエルフェン狭山FC。

ここは元々自力のあるチームだが、今年はかつてのなでしこJAPANメンバーである山郷のぞみ選手と荒川恵理子選手が所属し、更につい最近に現代表の大野忍選手まで獲得するなど2部のチームとしては破格の顔ぶれを揃えており、狭山のチームバスが会場に到着したところにたまたま居合わせてテレビや雑誌でしか見た事がなかったスター選手を目の前にして、「ほー、大野選手ってテレビの印象より体格いいんだ!」とか、「わー、ボンバー荒川ってテレビで見るより髪型がボンバーだ!」とか、「おー、山郷姐さんってそのまんまだ!」とか、ついついミーハー気分になってしまう。

しかし、そんな浮ついた気持ちもそこまで。
我等がパルセイロ・レディースとしては、そんな“ほぼ1部”のチーム相手に勝ち負けはともかくどこまで食い下がれるかが大きな焦点のこの試合、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 1(0-2・1-4)6 ASエルフェン狭山FC
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試合は早くも前半9分、狭山の#19荒川“ボンバー”恵理子に決められて先制を許し、「あ~、今日は一体何点取られるんだろう・・・」と先が思いやられたが、その後も概ね狭山のペースで進むものの、決してヤラれっ放しのハーフコートゲームという訳ではなく、ウチも必死にボールをつないで前へ行く姿勢を見せ、相手ゴールに迫る場面も何度か見られた。
結局前半29分にもう1失点してしまうが、予想外の健闘で前半を終え、佐久での初試合に駆けつけた500人を超えるサポから大きな拍手が沸く。

しかし、世の中そんなに甘くない。
後半に入ると5分・12分・19分と連続失点。(ちなみに12分の4点目は、あの#29大野忍の足技が冴えた見事なゴール。)
やはり前半に頑張った分がボディブローのようにじわじわと足にきたのか、ウチの選手の運動量が落ちて相手のパス回しやサイド攻撃についていけなくなった。

この連続失点で諦めて席を立つ観客も少々見受けられたが、それでも変わらず「ガンバレ、まずは1点取ろーっ!!」と必死に声援するサポの願いが届いたか、試合も終盤の後半37分に“奇跡”が起こる。
中盤で#20内山智代がインターセプトして素早く出したパスを受けた#10浦崎優香の前にぽっかりと広大なスペースが広がり、そこをお得意のドリブルでシュートレンジに入り、GKとほぼ1対1からシュートしたボールが相手ゴールに吸い込まれ、遂にパルセイロが記念すべき佐久での初ゴール!
その瞬間スタンドは総立ちとなり、まるで勝ったかのような大歓声!!

よっしゃ~! 山郷姐さんの“壁”を破ったゾー!!!
これだけでもう、佐久まで来た価値があったわ~っ!!!

結局、ロスタイムにもう1失点してしまい最終的には1-6という“大敗”に終わってしまったが、今日のウチはスター選手を揃え実力的にも“ほぼ1部”の狭山を相手に、守備に追われながらも決して全選手が自陣に下がる“穴熊戦法”状態とならず、何度失敗しても必死に自分達の追い求めるパスで繋ぎ前へ走るサッカーをしようという気持ちが見えたし、GKが振られる決定的なピンチも他のフィールドプレーヤーが諦めずにボールを追いかけギリギリのところでクリアーする場面も見られたなど、去年までのウチとは違う立派な戦いぶりに、選手の挨拶の時には会場から温かく大きな拍手が沸き起こった。
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もっとも、5点差をつけられての大敗という結果は動かし難い事実。
狭山は荒川や大野以外の選手もしっかりしたプレーをしており、ウチの選手達との実力差は歴然だ。

自分もそんなに女子の試合をたくさん見ている訳じゃないので“知ったかぶり”みたいになって恐縮だが、女子サッカーはまずチャレンジリーグの上位チームと下位チームとの間に結構な実力差があり、1部のなでしこリーグとは更に大きな差があって、その開きは男子のJ2とJFLとの差よりはるかに大きいものだと思っている。

今日の試合は、図らずもそんな“実力差”が如実に出てしまったという感想を持った。

しかし、自分はそんなに悲観はしていない。
前記のように、選手達は決して受身にならずに自分達のサッカーをしようとチャレンジしていたし、後半になって足が止まりかけてもスター選手に必死に喰らい付いて体を張った守備をしていたし、何よりも、相手にとってはあのような試合展開では決してやってはいけない失点を許してしまったという“爪痕”を残す事ができた。
おそらく今日初めてレディースの試合を見たという佐久の方々も、勝ち負けはともかく彼女達の最後まで諦めずボールを追い続ける姿には大いに感銘を受けたんじゃないだろうか。

レディースは今後も上位陣との対戦が続く厳しい日程となっているが、今日の試合で狭山の戦いぶりから何かを学んで自分達の力に変え、6月の福岡戦に続き上位陣から金星をあげられるよう頑張ってほしい。

【追記】
今日の対戦相手の狭山には、パルセイロ・レディース移管初年度まで所属していた#13小林菜摘選手がいて、後半17分から途中出場し、コーナーキックを頭で合わせてあわや“ご恩返し”ゴールか・・・と思わせるような場面も作った。
パルセイロ時代は中心選手として活躍していた小林選手も、狭山ではスタメンに入れず出場機会も限られているようだが、今日こうして元気な姿と再開できて自分も嬉しかった。
この小林選手や大分の英選手・世田谷の三間選手・岡山湯郷の津波古・中野・中川・有町の4選手(ついでに種田佳織監督も)など、前所属チームが“パルセイロ・レディース”や“大原学園”の選手はやっぱりその後の動向が気になるものだが、どの選手も、たとえレギュラーにはなれなくともいつまでもハイレベルなリーグで大好きなサッカーが続けられるよう、自分も影ながら応援している。
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コメント
この記事へのコメント
ぼーさんの道案内を参考にして私も佐久まで行って来ました。
スタジアムは、まわりを含めてまだ造成中って感じでしたね。
トイレの中に奥にも扉があったので開けてみたらそのままフィールドへと
出られる仕組みになっていました。
このまま魔改造して大きなスタジアムにならないかなぁ…
2013/08/10(土) 23:22:10 | URL | 某コテ #-[ 編集]
ぼーさんこんばんは。
今日はお陰様で迷わず辿りつけました。
ありがとうございました。
写真を拝見するに、どうもお近くの席だった模様。

明日も良い試合になりますように!!
2013/08/11(日) 02:21:34 | URL | よし #-[ 編集]
某コテ様
現地は“総合運動公園”というだけあり、今後は野球場なども造るそうで、手付かずの造成地はそのための用地でしょう。
トイレは自分も入って「ナルホド!」と思いました。
試合前やハーフタイムにトイレに行ったら、向こうの扉から選手が来て“同席”するかもしれませんね。
(ちなみに、バスケbjも観客と選手でトイレが共用なので、秋田戦では試合前に去年引退した元日本代表の長谷川誠選手と“同席”した事があります。)

よし様
弊ブログの記事がお役に立ててよかったです。
レディースは負けはしたけどアツい試合を見せてくれました。
トップも熱戦で、そして絶対に佐久陸初勝利を飾ってほしいですね。
2013/08/11(日) 07:06:09 | URL | ぼー #-[ 編集]
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