ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
countdown
第93回天皇杯4回戦 vs横浜F・マリノス on TV
いよいよこの日がやってきた。
クラブ史上最大のチャレンジ、日韓ワールドカップ決勝戦が行われた日産スタジアムでの天皇杯4回戦。
今日は時間も遅いので長い前置きや試合経過の詳細は無しで、ざっと感想だけ書いてみたいと思う。

AC長野パルセイロ 1(1-1・0-0・0-1・0-0)2 横浜F・マリノス

キックオフから120分間、一瞬も目が離せない白熱した試合、選手達は本当によく頑張った!
でも、敢えて開口一番、こう言わせてもらいたい。

勝てた試合だった! メッチャ悔しい!!

これは試合が終わった直後の自分の率直な感想だ。
ただ、これは選手達を責めているのではなく、あのマリノス相手にあそこまで対等に戦い120分間最後まで諦めずに走り抜いた選手達への最大限の賛辞と受け止めてほしい。
試合終了後、2つ上のカテゴリーの上位チームと互角に渡り合ったと満足顔の選手達は皆無だったし、同じく相手のホームスタジアムでマリノスサポの大声援と真っ向勝負し120分間戦い抜いたパルサポの無念に満ちた表情を見ると、「本当にお疲れさん、みんなよく頑張ったよ・・・」という感謝と労いの気持ちになったのはもちろんだが、本気で勝ちに行った彼らに対してそんな優しい言葉だけで終えるのは、かえって失礼にあたると思った次第である。

以下、この試合で感じた事を思いつくまま挙げてみたい。

結果的に2失点してしまったが、守備に関してはJ1でも十分に通用するという事が分かった。
確かにリーグ戦とカップ戦の違いや、相手にしてみれば格下チームとの試合で逆にやりづらい部分もあったりで一概に決めつける事はできないが、それでも今日の試合に関してはマリノスも結構マジで点を取りに行っていたと感じたし、そんなチーム相手にも最後まで集中力を切らさず対応できたのはスゴい事だ。

そして攻撃に関しても、いい形でスコアリングチャンスまで持って行った場面が何度もあって、こんな大舞台でも臆する事なく思い切って自分達のサッカーができていたのは立派だった。
特に後半にウチが押している時間帯、ウチの惜しい場面のリプレイを見た時、相手ゴール前に張っていた選手が#2・#3・#4のディフェンスライン3人衆だったのには思わず笑ってしまった。
しかしそれにしても、序盤の耕平や終盤のタケル、ウノの大チャンスが決まっていたらなぁ~・・・

後半に入ると解説の早野宏史氏が「終盤の長野のスタミナが心配ですね」と言っていたが、それを聞いて自分は「早野さん、そんな心配はご無用ですゼ」と画面に突っ込みをいれた。
そしてその通りウチの選手達は、確かに普段より少し運動量が落ちたところもあったが、最後まで足が攣る選手はゼロで、スタミナの強さも存分に見せてくれた。
逆にマリノス側に足が攣った選手が2人も出たという事実。。。

マリノス側としては、中2日でやってくるリーグ戦のためにも、今日の試合は主力を温存したままサクッと90分で終わらせたかったろうが、後半途中から中村俊輔を投入し、更に延長戦も含めた120分間を戦う羽目になろうとは思わなかっただろう。
そういった相手の思惑を見事に打ち砕いたという意味では、ウチは『試合には負けても勝負には勝った』と胸を張っていいと思う。
なお、マリノスがこの試合で消耗して残りのリーグ戦に影響し、リーグ優勝のタイトルを獲り損なったとしても、当方としては一切関知しませんので悪しからず・・・
(もちろん冗談。こんなご縁をもらったからには、マリノスには是非ともリーグ戦と天皇杯のW優勝を狙ってほしい。マジで今年は応援しまっせ!!)

もちろん上記のような良い点ばかりでなく、課題も多く見えた試合だった。
特に感じたのが判断スピードの遅さで、ボールを持ってからパスを出すまでの判断がワンテンポ遅く、相手に読まれてカットされてしまう場面がしばしば見受けられた。
また、JFLではガンガン決まっていた、サイドバックが中盤を追い越して前線でパスを受ける攻撃シーンが今日はほとんど不発に終わって相手の守備の対応の上手さを実感したし、これはJFLでも失点に絡むミスとして時々見られる中途半端な横パスが度々見られて肝を冷やす場面が多かった。
それから試合中に早野さんが指摘していて「ナルホド」と思ったのは、自分達のサッカーにこだわり過ぎてパスを繋ぐ事ばかりに気を取られていた事や、攻撃の選択肢がショートパスだけでシンプルに裏を狙うなどの“意外性”ある攻撃パターンが無かった事。

その他にも、スピード・フィジカル・パスやトラップの正確性などで「さすがJ1」と唸らされる場面が多かったが、これらはJFLで戦っていた時には分からなかった事で、こうして格上と戦う事で初めてハッキリ形となって表れてくるものであり、こうしたJ1との違いやJ1を目指す上での課題が身を持って感じられたという事が、この試合を戦った一番の収穫だったと思う。

とまぁ色々書いてみたが、いずれにしても今日の試合は選手にもクラブにもサポにも非常に大きな財産になったと思うし、先週日曜日の相模原戦も含めた神奈川県での2連敗は、来年のJ3制覇やその先のステップに向けてとても意味のある敗戦だったと思う。

久し振りにテレビの画面に釘付けとなった120分間。
パルセイロの魅力を如何なく発揮し、全国のサッカーファンに見ていただくに恥ずかしくないような手に汗握る試合を演じて見せた選手達には心からの拍手を送りたい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
私も宇野澤のFKで追い付いた時は、思わずテレビに向かって拍手し、ゴール前のピンチの時には「誰か止めろ!」と叫んでいました。
勝つ機会もあっただけに残念ですが、みんなよく頑張りましたね。
日本中のサッカーファンを驚かせることができたのではないでしょうか。
この試合を選んで中継してくれたNHK様にも感謝です。

この経験を糧にして、チームが更に成長してほしいですね。
2013/11/21(木) 20:51:52 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
この試合、「勝てる試合だった」と本気で悔しがらせてくれる戦いを2つ格下の選手達が演じた事が一番スゴい事だと思います。
これで少しは、全国にパルセイロの名前を知ってもらう事ができたでしょうね。
そして、これを機に長野や佐久にパルセイロに興味を持ってスタジアムに足を運んでくれる方が少しでも多くなってくれたら・・・と思います。
2013/11/23(土) 17:40:41 | URL | ぼー #-[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.