ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケーJ-Ice Central 長野県選抜vs富山県選抜
パルセイロIHのトップチームができたおかげで長野に居ながらにしてアイスホッケーの試合を楽しめる機会が増えたが、今日もビッグハットでJ-Iceセントラルディビジョンの試合が行われるという事で楽しみに出かけてきた。

当時のNHLのスーパースターが各国に分かれて一堂に会し、日本代表にとってもオリンピック初勝利を飾った、日本アイスホッケー界にとって“聖地”と言っても過言ではないビッグハットでホッケーの試合を見るのは、昨年3月のアイススレッジホッケー世界選手権Bプール以来で、健常者のアイスホッケーともなれば一昨年2月のアジアリーグ東北vsチャイナ戦以来と本当に久し振り。
長野の“氷球馬鹿”としては、こんなに素晴らしい施設で長野市が何とか頑張って氷を残し続けてくれているのに、日本アイスホッケー連盟(以降“日ア連”)やアジアリーグ事務局から無視され続けており本当に嘆かわしく思っているが、何はともあれまたこうしてビッグハットでホッケーの試合が見られるのは嬉しい事だ。

さて、今回の試合である『J-Ice』であるが、北海道の『ノース』、東北の『ノースイースト』、関東の『イースト』、中部の『セントラル』、関西・四国の『ウェスト』、中国・九州の『サウス』の6つの地区に分かれ、社会人のクラブチームや、単体チームでの出場が無理なら県選抜チームによって行われるリーグ戦。
しかし、このリーグの情報は日ア連HPに結果のみが細々と掲載されるだけで、リーグの概要や趣旨、在籍チーム、日程、順位表といった基本的な情報は日ア連やアジアリーグのHPのどこを探しても載っておらず、全体像が全く掴めない得体の知れないリーグで、この惨憺たる状況に、日ア連はこのリーグの活性化や日本アイスホッケー界の底辺拡大、ファンの開拓などに本気で取り組む姿勢はあるのか?・・・と疑問が湧いてくる。

と、ホッケーを愛するがゆえに少々愚痴っぽい言葉が多くなってしまったが、気を取り直して試合の方に参りましょうか。
チームが県選抜という事で、この試合は2週間後に行われる冬季国体に向けてチームの熟成や調整などの目的も含まれるであろう大事な一戦になると思われるが、その結果は以下の通り。

長野県選抜 11(6-1・4-2・1-0)3 富山県選抜
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初めて見るJ-Iceはどんな感じなのかと試合開始の30分くらい前に会場入りしてみたものの待てど暮らせど始まる気配がなく、開始予定の7時頃になってようやく選手達が出てきてリンク上で両チーム集まっての記念撮影をした後、やっと10分間のウォーミングアップと製氷を行い、予定時刻を30分過ぎておっとり刀でフェイスオフという、なんとも長閑な雰囲気の中で始まったこの試合。
まず1Pは3分過ぎに#12大町(パルセイロでは21番だが、県選抜では既にこの番号を付けている選手がいるため12番を着用)がお得意のハンドリングから名刺代わりの先制ゴールを決めると、9分過ぎからコンスタントに得点を重ね、終了間際に1失点するものの、長野が終始富山を圧倒。
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しかし2Pに入ると、開始から僅か40秒後に富山の速攻を喰らい、その4分後にも相手に崩されて連続失点を許すなど流れが相手に行きかけるが、8分に#12大町がゴールして悪い流れを断ち切ると、そこから3連続ゴールで得点を2桁に乗せる。
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そして迎えた3Pは更なる長野のゴールラッシュになるかと思いきや、ここから富山のGKがファインセーブ連発で得点を与えず、この活躍に攻撃陣も奮起してスコアリングチャンスを何度か作るなど、1点を争う好ゲームとなった。
結局終了間際に長野がゴール前での見事な連係からトドメを刺し、最終的には長野がシュート数で58-27と倍以上の差をつけて大勝したが、大勢が決してしまった3Pになっても最後まで試合を捨てず奮闘した富山の戦いぶりもあって、なかなか面白い試合を見せてもらった。
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なお、この試合のゲームベストプレーヤーは、3ゴール2アシストを叩き出した大町選手が獲得。
市民リーグ同様、元アジアリーガーとして格の違いを見せつけるようなスピードとパックハンドリングで大きな存在感を示してくれたが、勢い余ってバックドアからゴールポストに体当たりしてしまったり、ゴールして派手にガッツポーズしたりシュートを外して大げさなポーズで悔しがったりと、自身がホッケーをとても楽しんでいるように見えて、バックス時代からのファンとしては結果よりもその事がとても嬉しかった。
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また大町選手以外でも、大町選手とは別のセットでラインを組んでいた#11藤本・#16依田・#18中沢の3選手が息の合った連係でポイントを重ねるなど勝利に大きく貢献し印象に残った。
こういった自分の知らなかった良い選手を見つけるのも、未知なる試合を観戦する醍醐味だ。
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J-Iceは各ディビジョンの優勝チームが集まって総合優勝を決めるプレーオフも行われるらしく、なにぶん情報が無いので長野県選抜がセントラルディビジョンで現在何位にいるのか全く分からないが、とりあえずはディビジョン優勝を目指してこれからも頑張ってほしい。

それから最初の方でも少し触れたが、2週間後の1月30日から栃木県日光市で冬季国体が行われ、長野県も地区予選を勝ち抜いて本戦に出場し、パルセイロからも今日出場した#21大町・#85戸津の両選手が代表に選ばれている。
で、そのトーナメント表を見てみると長野県は北海道や東北や地元・栃木といった強豪チームとは別の山となり、南関東や関西や九州などの府県と戦うため、比較的恵まれた組合せになったんじゃないかと思う。
そしてそこで2勝すると、準決勝は日光アイスバックスのホームリンクである霧降アイスアリーナでの試合となるため、大町選手にとっては再び思い出深い霧降のリンクに立てる事になる訳で、これは是非とも頑張って勝ち進み、霧降で日光のファンに元気な姿を見せてほしいと切に願っている。
そして、もしバックスファンでこのブログを読んでくださっている方がいたら、国体観戦の際は地元の栃木だけでなく、長野県と大町選手にも大きな声援をよろしくお願いします!!
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした。
J-Ice、初めて存在を知りましたが、本当に日本アイスホッケー連盟はもっとこのような地域のリーグを盛り立ててほしいですよね。
単におカネがないのか、それとも組織の問題なのでしょうか?

ビッグハット、長野カップを見に行ったことを思い出しました。良い会場ですね。また行きたいです。
2014/01/14(火) 23:10:13 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
パオロロッシ様
J-Iceも決してアジアリーグのような華やかさは無いけど、中には大町選手のような元アジアリーガーもいる社会人のそれなりに高いレベルのリーグだし、日程や順位表などを載せれば少ないなりに観客も来ると思います。
少しでも多くの観客が来れば選手も張り合いがあるだろうし、そこでアイスホッケーの魅力に触れてファンや競技者の拡大に繋がる可能性もあるし、そういった事を考えて、横綱より腰の重い日ア連ももっと積極的に動いてほしいものですよね。
2014/01/19(日) 11:08:27 | URL | ぼー #-[ 編集]
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