ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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アイスホッケー談義4題
2月に入って初めてのアップ、どーもご無沙汰でございます。
今月はソチオリンピックがあったものの、自分のスポーツイベント生観戦は8~9日のアイスホッケーアジアリーグ日光遠征だけで、それもよりによって2週連続で首都圏をドカ雪が襲った1週目に当たってしまった事もあって前後にバタバタしてしまい、アップするタイミングを逃してしまった。

そして今日は、残念ながらパルセイロIHの棄権によって観戦キャンセルとなってしまったがエムウェーブ杯の決勝戦が行われる予定でもあったし、オリンピックでも最終日の最終種目を飾るアイスホッケー男子決勝が行われるという事で、今日は“草の根チーム”のパルセイロ・国内トップリーグのアジアリーグ・そして世界最高峰のオリンピックと、様々なカテゴリーのアイスホッケーに関する雑感なんぞ書いてみたいと思う。

まずは今月唯一の生観戦だったアジアリーグ日光遠征。
関東地方を襲ったドカ雪のため公共交通機関が軒並みダウンする中、前日の格安夜行バスで東京まで行き鈍行乗継で日光入りするケチケチ&余裕タップリの行程が功を奏して無事16時からの試合30分前に会場入りできた、今季ホーム最終節となるこのシリーズは、8日(土)は韓国のHigh-1相手に全くいいところなく1-4と破れたが、今季の霧降アリーナ最終戦となった9日(日)は、怪我を押して出場した絶対的守護神#44福藤豊選手の意気に感じたかフィールドプレーヤーが奮起し、6-1と快勝して気持ちよく長野に帰る事ができた。

中でも自分イチオシの“長野の至宝”#48上野拓紀選手が大活躍し、自身アジアリーグ通算100ゴール目の記念すべき瞬間に立ち会え、しかも101得点目も上げてマン・オブ・ザ・マッチ(ゲームMVP)に選ばれるというオマケ付きで、大雪の中を日光まで行った甲斐があったというものだ。
また、この日はホーム最終戦という事で試合後に観客がリンクの中に入って(氷の上だけど普通の靴でも意外と滑らず歩き回れるもんです)選手や監督との交流タイムが設けられたので、自分は長野のホッケーファンを代表して(←大げさ!)上野選手に100ゴール達成の祝福を伝えると共に、「上野選手は長野の誇りなので、これからもガンガン活躍してバックスを優勝に導いてください!」と激励してきた。
試合では自慢の度胸と快足で猛然とゴールに突っ込んでいく上野選手も試合を離れると笑顔が本当にカワイイ“気のいいおにーちゃん”といった印象で自分はますますファンになってしまったし、栃木のファンからも大人気で上野選手の前には常に長い行列ができていた。
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それともう一つ、パルセイロの“営業活動”として東京在住の観戦仲間に「前の週でアジアリーグも終わるから、もしお暇だったら3月9日は西が丘に来てね」とお願いすると共に、バックスのシニアディレクターであるセルジオ越後氏にパルセイロをPR。
自分が「長野から来たバックスファンです」と切り出すとセルジオさんは大層驚かれ嬉しそうな顔をされていたので、“掴みはOK”とばかり「ところで長野にパルセイロってチームがあるんですけど・・・」と水を向けると、「あー、知ってるよ。今度スゴいスタジアムができるみたいだネ」とか「天皇杯でもいい試合してたネ」とすかさず返していただき、自分も本当に嬉しかった。
過去、セルジオさんにも何度かウチのホームゲーム中継で解説をしていただいているが、ナゼかセルジオさんの時はパスばかりでシュートを打たないウチの悪いクセが出る“しょっぱい試合”ばかりで、そんな戦い方が大嫌いなセルジオさんはおそらくウチに対してあまり良い印象を持っていないんじゃないかと心配しており、「本当はもっとクリエイティブで面白いサッカーをするチームなので、今年から始まるJ3ではどーかひとつパルセイロをご贔屓に!」とお願いしてきた。
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・・・と、最後はちょっとホッケーから話がずれてしまったが、続いては今日見に行くハズだったパルセイロIHについて。
先の市民リーグプレーオフファイナルでウチの選手が相手の危険なチェックで重傷を負わされ、未だに安全が確保されていない現状から苦渋の決断で今日の試合を棄権するとの事で、今季最後のホッケー観戦を楽しみにしていただけに本当に残念だが、大事な選手を預かるクラブ側にとってはやはり何よりも安全が第一であり、ここはクラブの意向を尊重したい。

“氷上の格闘技”と呼ばれるだけあって、アイスホッケーは常に危険がつきまとう競技だ。
トッププレーヤーには激しいボディーチェックや堅いパックで前歯が折れて差し歯にしている選手が多く、「前歯が無いのが一流のホッケープレーヤーの証だ」なんてジョークもあるくらいで、そういった激しいプレーがアイスホッケーの醍醐味でもある。
ただし、そんな激しいプレーも選手同士が最低限のスキルを持ち最低限のルールを守ってこそ成立するものであるし、運営や設備の面でも激しいチェックに耐えうるだけのものを選手達に提供していかなければならない。
今回の“事故”(こういう表現の仕方はちょっと語弊や抵抗があるが・・・)は真剣勝負の中で発生した不可抗力であり、もちろん相手の選手に罪は無いが、この魅力的で素晴らしい競技を長野の地でもっともっと普及させていくためにも、連盟や各チームは今回の事を良い教訓として環境整備を進めてほしいと、アイスホッケーをこよなく愛する者として切に願っている。
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ところでパルセイロIHのトップチームは思わぬ形で記念すべき1stシーズンを終えてしまう事となったが、来年以降はどのような活動となるのであろうか?
HPによると『次年度以降は日本アイスホッケー連盟にチーム登録して、J-アイス・セントラル、全国社会人アイスホッケー大会、日本アイスホッケー連盟会長杯などを目指し、将来は全日本選手権に参加できるチームを目標とします』と書いてあり、アジアリーグ参戦は無理でもアマチュアクラブとして全国に目を向けて活動していくようで、それ自体は大いに期待しているのだが、“地元”での活動が長野市に限定されるのはもったいない。
長野県では軽井沢に『WAG軽井沢クラブ』を始めとしていくつか実力のあるクラブがあるようだし、常設リンクのある岡谷市にも市民クラブはあるだろうから、そういったクラブとの交流戦が実現できないだろうか?
長野・岡谷・軽井沢の各市町の連盟が協力して『長野県リーグ』でも立ち上げてくれたら、それかリーグがダメならトーナメント方式のカップ戦でもいいから実現させてくれたら、各クラブの年間試合数や対戦相手のバリエーションも増えて、チームや選手のレベルアップや長野県のホッケーの活性化にもつながるんじゃないかと思う。
アイスホッケーはとにかくお金のかかるスポーツだけにコストや設備など色々な障害があるとは思うが、もし県全体で動くのが無理ならせめてパルセイロだけでも積極的に軽井沢のクラブと交流を持ってもらえたら・・・と考えている。
まぁ何はともあれ、パルセイロアイスホッケーにトップチームができてくれた事に改めて感謝すると共に、来季以降の活躍を大いに期待したいと思う。
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最後は、エムウェーブ杯観戦中止でテレビでの生観戦が可能となったソチオリンピックの男子アイスホッケー決勝について。
・・・とはいっても、なにせ今回は試合がほとんど日本時間の深夜だったし男子ホッケーの中継自体が非常に少なかったので、今大会の情勢がどういったものかも分からないし、最近はNHLの中継もほとんど見ていないのでどのような選手がいるのかも分からないが、やはり“氷球馬鹿”としてこの一戦だけは是非とも押さえておきたいところだ。

今年の決勝の対戦カードはカナダとスウェーデン。
自分はとにかくカナダ贔屓で、女子の決勝も劇的過ぎる展開の末カナダが大逆転でアメリカを破ったのを見てメッチャ興奮したが、実はカナダと同じくらいスウェーデンも大好きで、長野五輪の時は両国の代表ジャージを購入したくらいだ。
それだけに今回はどっちを応援するか悩んでしまうが、いずれにしてもオリンピックの最後を飾るに相応しい白熱した試合を大いに期待している。

スーパースターを揃えパワフルで魅惑的なカナディアンホッケーで攻めまくる“力”のカナダか?
堅い守備とシステマチックでスマートな北欧スタイルで魅せる“技”のスウェーデンか?
間もなく始まる決勝戦が大いに楽しみだ。
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そして最後に、日光遠征の時に思った事を。
日光に行った日はソチオリンピックの競技初日が行われた日であったが、オリンピック種目であるアイスホッケーの国内トップリーグの試合がオリンピック期間中に何事もないように行われているという事に、自分は何とも言えない悔しさを感じた。
しかも、自分がいた場所が五輪最終予選1次リーグが行われ日本が無残に敗れ去った日光霧降アイスアリーナだったのだからその思いはなおさら増幅され、試合自体は存分に楽しめたものの心の隅にモヤモヤが残った。
もちろん、オリンピックに出るだけが全てではないし、オリンピックに出られなくても自分のアイスホッケーに対する愛情は少しも変わらないが、五輪最終予選の後に感じた日本アイスホッケー界に対する危機感が再び沸き起こってきた。
アジアリーグを共に戦っている韓国はリーグ発足当初は全く日本のチームに歯が立たなかったのが、ハルラもHigh-1も年々着実に実力を付け今では日本の強豪とも互角に戦えているし、4年後の自国開催となるピョンチャン五輪に向けて強化選手で構成され今季からアジアリーグに参戦したデミョンサンムは並み居る先輩チームを押しのけて2位をキープしており、このままでは4年後を待たずに日本は確実に韓国に抜かれるであろう。
日本アイスホッケー連盟は、五輪期間中にアジアリーグが行われていたという事実を厳粛に受け止め、4年後に向けて本腰を入れて代表の強化を図ると共に、以前パルセイロIH絡みの記事で書いたけど、J-アイスなどの下部リーグの充実を始めとした底辺の拡大や草の根の競技振興を積極的に進めてもらいたいものだ。
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そんな訳で最後はちょっと湿っぽい話になってしまったが、今季のホッケーシーズン終了を記念して最後に締めの一言。

やっぱアイスホッケーは最高だぁ!!!
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コメント
この記事へのコメント
私も昨日はアイスホッケー決勝を見ました。
やっぱりアイスホッケーはすばらしいスポーツですね!

怪我をしたパルセイロの選手は心配です。
一日も早い快復と、またホッケーを続けてくれることを心から願います。
2014/02/24(月) 22:31:30 | URL | #-[ 編集]
名無し様
オリンピックの決勝はカナダの堅守が際立った息詰まる好ゲームでしたね。
そしてパルセイロの負傷した選手は容体が心配ですが、一日も早く回復して、来シーズンにはまた元気にリンクに戻ってきてほしいものです。
2014/03/02(日) 12:04:44 | URL | ぼー #-[ 編集]
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