ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
countdown
プレナスチャレンジリーグ2014第8節 vsセレッソ大阪堺レディース(+トップ試合雑感)
プレナスチャレンジリーグは今節から別ブロックのチームとの1回戦制のクールが始まるが、Bブロックに所属するパルセイロ・レディースのAブロック最初の対戦相手は、未だ勝ち星を挙げられず最下位に沈むセレッソ大阪堺レディース。
前節はJFAアカデミー福島を相手に完封負けを喫したが、ミスが多く気持ちの面で負けていたという悔しい敗戦だっただけに、ここはひとつ最下位チームを相手にスカッと快勝して前節の悪い流れを断ち切りたい。

ただし、去年自分が対戦を見た限りではこのセレッソというチーム、ユース年代が中心で粗削りながら基本がしっかりしておりスピードも思い切りの良さもあって、このまま順調に成長していけば近い将来に必ず上位を狙えるであろう実力を持った好チームという強い印象があり、今日も最下位だからとナメてかかると痛い目に合うおそれがあるだけに、ここは前節の反省の意味も含めて気持ちを引き締め全力で勝ちにいきたいところ。

第1クールの勢いを取り戻すためにも絶対に負けられない大事な一戦、その結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ・レディース 7(2-2・5-0)2 セレッソ大阪堺レディース
s-P5250003.jpg

試合は前半23分、サイドをドリブル突破した#11橋浦さつきのクロスをゴール前に走り込んできた#23内山朋香が飛び込んでゴールにねじ込み、幸先よくパルセイロが先制。
先週のJ3での先制点、#14高野のクロスを#25有永が合わせたゴールシーンと瓜二つの見事なゴールだった。

と、ココだけを切り取ると素晴らしいのだが、今日のレディースは前半のそれ以外の時間帯は今年ここまでで最も悪い内容といってもいいような感じだった。
佐久陸名物“浅間おろし”(って言うのかな?)の強い北風が全く吹かず、梅雨の走りを思わせる少々蒸し暑いコンディションが影響したのか、全体的に選手の動きが悪くてパスが全くつながらず、頼りの#10横山久美も前節で開幕からの連続得点が途切れて「今日こそは!」と気持ち的に入れ込み過ぎたのか、これまでは自分が持ち上がるだけでなく広い視野で効果的なパスを出せていたのが、2~3人に囲まれた中を無理に突破しようとして敢え無くボールを取られるなど少し強引な個人技に走る姿が見られ、そのうちに中盤で孤立してあまり仕事ができない時間帯が多かった。

こうなってくると流れはセレッソに傾き、前半33分と36分にいずれもちょっとした守備の隙を突かれて連続失点を許し逆転されてしまい、なおも相手に押し込まれる苦しい状況が続いて冒頭で書いた戦前の不安が的中してしまったか・・・と頭を抱えたが、前半42分、#10横山のコーナーキックを前半35分に交代出場したばかりの#20内山智代がドンピシャ頭で合わせて同点に追いつく。
ここまでの動きを見て「こりゃウチが点を入れるにはセットプレーくらいしか期待できないな・・・」と感じ始めた矢先に、今年のウチの“テッパン”的得点パターンである横山のコーナーキックが見事にハマり、何とかイーブンで試合を折り返せる事ができて自分も少し気持ちが楽になった。

そして選手達もこのゴールで息を吹き返したか、それともハーフタイムに本田監督から相当なカミナリでも落とされたか、後半に入ると徐々にウチの動きも良くなって敵陣に攻め込む時間が長くなってくると、後半11分、ゴール正面の絶妙な位置でボールを受けた#10横山が前を向いてエリア内に持ち込むと、そのド迫力に慌てたか相手DFが溜まらず足をかけて倒してしまいPKを獲得。
これを横山自身が落ち着いて決めて逆転すると、相手の運動量が少し落ちてきた後半30分、自陣でボールを奪った#10横山が出した絶妙なフィードが#10橋浦さつきに渡ると持ち前のスピードで中央をドリブル突破し、最後はGKと1対1の場面で豪快にゴールに蹴り込み欲しかった4点目をゲット!!

これで試合の行方をほぼ決定付けたウチがイケイケな状態となり、後半40分に#6吉田葵からのフィードを中央で受けた#10横山が実力の違いを見せつける貫禄のゴールで5点目、その4分後にはコーナーキックからのこぼれ球を#18矢島由希が押し込んで6点目、アディショナルタイムには#14浦崎優香からのロングフィードを#9濱垣香菜が頭で合わせたのがそのままゴールに吸い込まれ7点目と怒涛のゴールラッシュを見せ、不安だらけだった前半の重い雰囲気はどこへやら、終わってみれば5点差をつけての圧勝と相成った。
s-P5250017.jpg

と、後半を中心に攻撃陣の躍動が目立ったこの試合だったが、今日のMVPを選ぶとすれば自分は是非とも#3大島稀選手を推したい。
とにかくグダグダだった前半にあって、大島選手は高い集中力とハードワークで何度もピンチの芽を摘んでいたし、後半になって流れがよくなると積極的にサイドを駆け上がって攻撃参加もしており、試合終了間際の相手の最後の反撃も失点の決定的なピンチを最後まで落ちない運動量と体を張ったプレーで食い止めるなど、最終ラインでまさに獅子奮迅の活躍を見せてくれた。
この新しい守備の要は、奇しくも背番号も苗字もポジションもトップの大島嵩弘選手と同じで、もう長野で3番といえば『オオシマ』で決まりだネ!! って感じだ。

また、今日は右サイドバックで久々に先発出場した#14浦崎優香選手も目を引いた。
これまで攻撃的なポジションが多く、最終ラインでの出場は自分は記憶にないのだが、そんな不慣れなポジションゆえ守備面では多少後手に回る場面も見られたものの、特に後半に入るとレディース初期の苦しい時代に孤軍奮闘していた頃を彷彿とさせるような果敢なオーバーラップで何度もチャンスを演出しており、間違いなく後半に入ってのウチの攻撃活性化の立役者の一人といえるだろう。
レディース創設時からのオリジナルメンバーは、チームの積極補強で有能な選手が入りレギュラーの座を追われる選手が多いが、浦崎選手のように限られたチャンスに与えられたポジションで頑張って活躍する姿を見るのは、大原時代から応援している自分としては嬉しい限りだ。

そんな訳で数字の上では“快勝”の試合だったが、相手の決定的なシュートがバーやポストに嫌われるというラッキーな部分やシュート精度の悪さに助けられた場面も多く、もう2点くらいは取られていてもおかしくないような内容で、守備面ではまだまだ課題も多く、厳しい言い方をすればこれだけの点差でも手放しで喜べるような試合ではなかった。
次節はアウェイでアンジュヴィオレ広島との対戦となるが、あちらも新規参入ながら現在8位と健闘しているし、今日の前半のような試合をしていては確実にヤラれてしまうので、ここはもう一度気持ちを引き締め直し、是が非でも連勝して帰ってきてほしい。


そして・・・

明治安田生命J3リーグ2014第13節@沖縄市立陸上競技場
FC琉球 0(0-0・0-2)2 AC長野パルセイロ

長野市内で行われたパブリックビューイングには行かれず携帯の速報を追っていたので、後半になってもなかなかスコアが動かずヤキモキしていたが、後半24分に#10宇野沢のゴールで1点入った時には心底ホッとしたし、ノドから手が出るほど欲しかった追加点を移籍後初ゴールを切望していた#13勝又がアディショナルタイムに決めてくれたのが本当に本当に嬉しかった。
それに何より、スコアレスドローや1-0の辛勝では前節の快勝がムダになってしまうところだったが、今日も複数点差をつけての勝利に加えて期待の新戦力の初ゴールがあり、あの試合の良い流れをキープできたのが非常に大きい。
J3リーグ公式HPの戦評によると、前半は爽やかな信州とは180度違う気候に苦しめられて動きが重かったようだが、そこを耐えて後半に形勢逆転し、地元の琉球に走り勝ったのは、今後に向けて選手達も大きな自信になったんじゃないだろうか。
次節は佐久にJ-22を迎えての試合となる。
前回の対戦では8000人を超える東和田の大観衆の後押しを受けて勝利したが、ワールドカップによるJ1中断期間という事で当初のレギュレーションには無かった“不穏当な動き”があると一部で噂されており、もしそれが本当で次節から実施されるとなればかなり厄介な事になるが(なにぶんこの手の情報に疎いもので、この文章も未確認情報ですが悪しからず・・・)、相手がどう出てこようがウチは全力で勝ちにいくのみ!
それに“バージョンアップ”された相手に勝つ事ができれば、それこそウチの実力が本物であるという証明もできるだろう。
とにもかくにも高い個人技を持った超・難敵ではあるが、そこはパルセイロ自慢の組織力で相手に仕事をさせず、この勢いを更に加速させるような快勝を期待している。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
今日は前半はあまりよくない展開でしたね。
セレッソレディースは、まだ勝ててはいないものの、どの試合でも
だいたい得点はしているんですよね。
終わってみれば点差はつきましたが、内容は苦しい印象でした。
今日は中盤のダイナモ、重政選手もいなかったですしね。
2014/05/25(日) 23:41:49 | URL | 某コテ #-[ 編集]
更新お疲れ様です。
おっしゃる通り、ハーフタイムで監督の喝があったと、今朝の信毎に出てましたね(笑)
それでもまあ、前半悪いながらも2点獲れたのは、スーパーエースだけでなく、選手個々の力が上がっているからじゃないでしょうか。
セレッソの方がチームとしては良いサッカーしてたように思いますが、だからこそレディースの今後がますます楽しみになりました。
何が起こるか分らない、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクのパルセイロ・レディース。
もう少しファンの心臓にやさしくしてと思わないでもないですが、本当にスリリングで面白いです(笑)。
ユラ選手の右サイドバックに期待大。
2014/05/26(月) 20:29:24 | URL | レディース・ファン #-[ 編集]
某コテ様
いや~、前半の出来を思えば、後半よく持ち直しましたよね。
やっぱり重政選手の欠場も相当大きかったと思います。
信毎によると故障との事ですが、長期離脱するような大きなケガでなければいいんですが・・・
あとセレッソは、本文の冒頭で書いた高評価はあの試合を見た後でも変わりませんでした。
まだ中・高生年代という事で体が出来上がっておらず、終盤になると体力や集中力が落ちてなかなか結果が出せずにいるけど、個人的に好きなタイプのチームで陰ながら気にかけているので、これからもメゲずに頑張って早く1勝をあげてほしいものです。・・・と、今年のウチとの対戦が終わったので安心してエールを贈ったりしてみました。。。

レディース・ファン様
前半の試合中の本田監督の後ろ姿からタダならぬ気配を感じていましたが、やっぱり落ちたみたいですね、カミナリ。(笑)
本当にセレッソの方が内容的に良いサッカーをしており、あのメンバーが順当に成長して大学・社会人年代になったらかなり強いチームになると改めて感じました。
それでも、おっしゃる通り悪いなりに前半で2点取れたのは去年までからすると大きな進歩だし、後半はピッチの中の全選手が気持ちの入ったプレーをしており、見ていて楽しく頼もしかったです。
ハラハラ・ドキドキは少し前までのトップチームから続くパルセイロの“伝統芸”です。
トップは美濃部さんになってから安定感や強豪としての貫録が付いた感じですが、レディースはもうしばらくこの芸風を楽しみましょうかね。
2014/05/27(火) 21:27:46 | URL | ぼー #-[ 編集]
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.