ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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第94回天皇杯1回戦 vsJAPANサッカーカレッジ(レディース~トップ夢のダブルヘッダー後編)
昨日のレディースに引き続き、先週末のレディース~トップのハシゴ観戦の後編、トップの天皇杯1回戦です。

佐久陸でのレディース観戦を終えてそそくさとクルマに乗り込み、予めセットしておいたカーナビの指示に従って国道142号を走り、新和田トンネルを抜けて岡谷ICから長野道に入り、アルウィンに到着したのが14時半頃。
心配していた駐車場も構内の芝生エリアに確保でき、席もややアウェイ寄りながら良い場所に着く事ができ余裕をもってキックオフを迎えられた。
もっとギリギリに着いてあたふたするかと思っていたけど、佐久と松本って下道メインでも以外と近いんですな。

さて、この日の対戦相手は、言わずと知れた北信越時代のライバルであるJAPANサッカーカレッジ。
このチームとは過去何度も火の出るような死闘を繰り広げ、4年前の灼熱のJSCグランドで伝説のサヨナラ・ダイビングヘッドゴールによる劇的勝利で公式戦での戦いに終止符を打ったと思っていたが、こういった形で再び対戦する事になるとは思ってもおらず、両者の久々のガチンコ勝負を非常に楽しみにしていた。

そんなJSCへの思い入れもあり、自分は新潟県予選を勝ち上がって天皇杯の晴れの舞台に立ったかつての好敵手に敬意を表し、現行のJ3仕様ではなく久し振りに北信越時代のユニフォームを着用して臨んだ。
数々の思い出が詰まった北信越ライバル対決番外編、その試合の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 2(1-0・1-0)0 JAPANサッカーカレッジ
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もう時間も経っているのでここで改めて試合の詳細は書かないが、一応得点経過だけ振り返っておくと、一進一退の攻防が続いた前半28分に#19向のコーナーキックを#15西口がドンピシャ頭で合わせて先制すると、後半20分には敵陣ゴール前で途中出場の#13勝又の絶妙な折り返しをフリーで受けた#10宇野沢がエースの貫禄で冷静に流し込み2点目。
1点目の西口はゴールした後に反対側のゴール裏に向かって拳を突き上げ、ユニのエンブレムを指さしグッと掴みながら“ドヤ顔”でアピールする姿に、去年JFL優勝を決めた秋田戦の決勝ゴールのシーンがダブって見えてとても頼もしかったし、2点目の宇野沢はかつて在籍していた古巣への“恩返しゴール”を決める事ができてよかった。
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試合を見ての全体的な印象としては、いくらかつてのライバルとはいえウチの方がカテゴリーが上なんだから、JFLでの3年間+J3での半年の経験分だけ成長した姿を見せつけて、ゴールラッシュで相手を圧倒しての勝利を期待していた部分もあったので物足りないところもあったし、内容的にも少々連携が合わなかったり相手の厳しいプレスに攻めあぐねる場面があったりシュートの精度が悪く決定力不足が露呈してしまったりと課題も少なからずあったが、さすがにウチもこの試合は決して手を抜いているという意味ではなく100%の力で臨んだ訳ではなかっただろうし、対して相手側はアップセットを狙って全力で向かってきた事を考えれば、この内容もある程度想定の範囲内。
とにかく『負けたら終わり』のカップ戦は、内容はともかくまず勝つ事が最優先だし、去年の1回戦も格下のトヨタ蹴球団相手に手こずっていた事を思えば、そんなに悲観や心配をする必要もないだろう。

それにこの試合では、ウチにとって大きな収穫を得る事もできた。
それは、入団当初から大きな期待を受けながら怪我に泣かされこれまで出場機会のなかった#6旗手真也選手が遂に移籍後初の公式戦出場を果たし、左サイドで存在感を放ち90分間をフルに走り抜けた事だ。
旗手選手は日本で最も強く最もクリーンだった伝説のアマチュア軍団・SAGAWA SHIGA FCで主力を張っていただけあり、病み上がりを感じさせないほどキレのある動きでスピードのあるJSCの攻撃にしっかり対応し、ファールを取られない絶妙な寄せとボディバランスで相手の動きを封じていた。
とにかくスピード・フィジカル・バランス・判断力とあらゆる面で高い実力を持っており、早く次の試合でのプレーを見てみたいと思わせる選手だ。
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また、後半24分からは去年の大怪我を克服して#17松尾昇悟選手も出場し、ゴールこそならなかったが持ち前のハードワークでスタンドのパルサポを大いに沸かせてくれたし、これから格上と戦う天皇杯や佳境を迎えるリーグ戦に向けて、非常に大きな戦力が戻ってきたのは嬉しい限りだ。

それからもう一つ、JSCの戦いぶりが良い意味で4年前と変わっていなかったのがとても嬉しかった。
ピッチ上のフィールドプレーヤー全員が良く動き、人数をかけてプレスを仕掛けてボールを奪うと小気味よいテンポで攻め込む様は本当にあの時のままで、そこへ「いっちょジャイキリやってやろうゼ!」という天皇杯ならではの気持ちの入り方もプラスされ、おそらく格下相手という事で100%の力を出していなかったであろうウチの戦いぶりのマイナス分(←ココ、真偽のほどはともかく一応格上チームのサポの意地というか強がりでしっかり強調させていただきます)と相まって、ちょっと大げさに表現するとまるで北信越リーグの首位攻防戦を見ているような緊張感ある試合を繰り広げてくれた。
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また、そんなJSCにあってウチからレンタル移籍している#4下村悠太選手がフル出場し、大きな声を出しながらチームを引っ張り活躍していた姿が見られた事も収穫だった。
ウチがいた頃の“ムダに熱い”と揶揄されていた頃とは比べられないが、現在サウルコス福井と熾烈な優勝争いを繰り広げているJSCで様々な経験を積み、逞しくなって長野に帰って来てもらえたらこんなに嬉しい事は無い。
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試合終了後、JSCの選手とスタッフ全員がウチのゴール裏にやってきてスタンドに向かって深々と頭を下げて挨拶するシーンがあったが、パルサポとしては、かつてしのぎを削り合い今はJ2を目指して邁進しているパルセイロへの敬意の表れとして受け止め、こうして再びガチンコ勝負を繰り広げてくれた心意気に感謝したい。
そしてゴール裏の面々も、そんなJSCに惜しみない拍手と「サッカーカレッジ!!」のコールを贈っているのを見て暖かい気持ちになり、佐久陸からクルマを飛ばしてアルウィンまで足を延ばした甲斐があったとしみじみ感じた。
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という訳で見どころ満載だった1回戦を無事に突破し、来週の2回戦はフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と対戦する。
自分にとってジェフはJ2以上のカテゴリーの中で最も好きなチーム(今やどんな選手がいるかも分からず“サポ”と言うのはあまりにおこがましいので、こういった表現をさせていただきます)であり、いつかは直接対決を見てみたいと思っていたが、まさかこんなに早くこんな形で実現するとは思ってもみなかった。

かくなる上は今年も格上を撃破してオレンジ旋風を吹かせるか!・・・といきたいところだが、去年はアマチュアチームという事で相手もロクに研究も対策もせず戦力を落として臨んでくれたおかげで2度もジャイアントキリングを達成させていただいたが、今年は一応はJの傘下にいるプロチームで町田と共にJ2昇格に最も近いチームという事で、相手も警戒してしっかりと対策を立ててくるだろうから、去年のようにうまくはいかないだろう。
それにジェフは監督が代わって大変な時期ではあるが、得てしてそんな時ほど「新しい監督に勝利を!」と選手のモチベーションが高くなって今までの成績以上の力を発揮するものだし、特にジェフは新監督が名将・関塚隆氏とあって、ウチの苦戦は必至であると予想している。
でも、そんな状況だからこそウチとしても大いにやりがいのある試合になるだろう。

去年の活躍もあって今年は大会の中でも注目される立場にあると思うが、選手達は「去年あれだけやったんだから今年はそれ以上の成績を残さないと・・・」なんて妙な色気を出したり意識し過ぎて硬くなったりせず、1回戦のJSCが見せたようにノビノビと自分達のサッカーを展開して思いっきり相手にぶつかっていき、天皇杯という大舞台を思う存分楽しんできてほしい。

そして自分も今シーズン初の県外遠征という事で、春の秋田遠征がドタキャンになった分を取り返すべく試合前日に初乗車のE7系で長野を発って、経営の危機を救った“ぬれ煎餅”が有名になった銚子電鉄の乗り歩きや、“小江戸”と呼ばれる古い街並みが残る佐原探訪など千葉の気になるスポットを巡る旅を絡めて、初めて足を踏み入れる“名スタジアム”の誉れ高いフクアリの雰囲気を大いに楽しむつもりだ。
そしてもし仮にパルセイロが負けたら、終了の笛が鳴った瞬間にすかさず黄色いユニを着て「勝った、勝った!やっぱりまだまだJ3には負けないゼ!」と喜ぼうかとたくらんでいる。(←最っ低なヤツだ!!)

そんな訳で、来週は待ってろ、ぬれ煎!・・・じゃなくて、待ってろ、ジェフ千葉!!!
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コメント
この記事へのコメント
観音駅のたい焼きもいかがですか~(笑)
小湊鉄道の牧歌的雰囲気もお勧めです。

私もどっちのゴール裏にも紛れ込むことは可能なんですけど(苦笑)
いやいや、ちゃんとジェフ側で私は応援します。
2014/07/07(月) 22:53:52 | URL | 某コテ #-[ 編集]
もし小湊鉄道に乗られるのなら、五井駅から臨海競技場に向かって徒歩約20分の「サマナラ本店」に行かれてもいいかもしれません。スタジアムにはないメニューもあって、おいしいです。

初めてのフクアリ、楽しんで下さいね。
ジェフはおそらく関塚監督の「初采配」の試合で、どうなることかと心配ですが、選手たちに頑張ってほしいです。
(もちろんパルセイロも好きなので複雑ですが。)
2014/07/08(火) 01:19:44 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
某コテ様
観音駅のたい焼き、もちろんいただいてきますよ~♪
あとオバケ台風の影響が気になりますが、“突端好き”の自分としては犬吠埼にも行って地球の丸さを体感してみたいと思っています。
小湊鉄道もメッチャ魅かれるけど今回は時間がないので、次にジェフと対戦する時に取っておきます。
試合については、応援しているチームのチャントを敵として聞きながら観戦するのは複雑なところもあるけど、やるからには全力で勝ちに行く所存ですので、どうかお手柔らかにお願いします!

パオロロッシ様
サマナラ本店は3年前のJFLジェフリザ戦の前に寄らせていただきました。
時間が無かったのでテイクアウトだったけど、評判通りの美味さで是非また食べに行きたいですね。
それとシーズン途中の新監督の初采配といえば、パルセイロも3年前のアウェイ・MIOびわこ戦で同じ状況になった事があり、その時も「新監督に初勝利を!」という相手の気迫に押されて情けない負け方をして、優勝争いに向けて痛すぎる敗戦にスゴスゴと現地を後にした経験があり、今回も同じような展開になるんじゃないかと戦々恐々としております。
でも、たとえウチが負けたとしても新生ジェフの幸先良いリスタートが見られたと思えばいいし、とにかく結果がどっちに転んでも両者には気持ちのこもった素晴らしい試合を見せてほしいですね。
自分はメインスタンドなので大きなフクアリの中でお会いできるかは難しいけど、お互いベストを尽くして思いっきり応援しましょう!
2014/07/08(火) 21:38:29 | URL | ぼー #-[ 編集]
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