ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2014第18節 vsガイナーレ鳥取
当サイトでは「ブログは“日記”なんだから、その日の事はその日のうちにアップする」をモットーにしてきたが、さすがに昨日の試合は後味が悪すぎて自分の中で気持ちの整理がつかず、全く記事を書く気になれなかった。
でも、このまま嫌な事をスルーしてこの試合を飛ばしてしまうのは逆に悔しいし、幸い今日は祝日で仕事も休みなので、昨日より少しだけ冷静になった頭をしぼって昨日の事をじっくり振り返ってみたいと思う。

さて、前半戦を終えてパルセイロは首位の町田と勝ち点5差の2位につけているものの、3位の金沢とは勝ち点1差と予断を許さない状況の中で迎えた後半戦最初の試合。
その相手であるガイナーレ鳥取は、1年でのJ2復帰を目標にかかげ、またシーズン開幕前には優勝候補の筆頭に挙げられていながら、ここまで3位の金沢から勝ち点7差をつけられての4位とイマイチ調子が上がってこないが、深刻な得点力不足を解消すべく2005年にガンバ大阪で活躍しベストイレブンにも選出されたストライカー、フェルナンジーショ選手を獲得するというビッグニュースが飛び込んできた。

元々力のあるチームである上に、この“飛び道具”が移籍早々爆発するような事があれば、現在の3強に鳥取が割って入り優勝&昇格争いが更に混沌としてくるだけに、ここは何としてもホームで勝利して巻き返しを目論む向こうの出鼻を挫いておきたいところだったが、そんな大事な試合の結果は以下の通りとなった。

AC長野パルセイロ 1(1-0・0-1)1 ガイナーレ鳥取
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やはり鳥取は去年までJ2でやっていただけあり、同じくJ2を経験した町田を除く“JFL上がり”のチームよりレベルが頭半分から一つほど抜き出た感じで、前記のフェルナンジーニョを起点にテンポ良い攻撃で何度となくパルセイロのゴールを脅かしてくる。
しかし、ウチも先週はもっとスピードや個人技のあるジェフ千葉の攻撃に対応してきた自信からか、そんな鳥取の攻撃にも慌てずしっかりプレスをかけて対応し、ボールを奪うと#13勝又や#15西口、そして新加入の#26山田らが積極的に持ち上がり、負けじとチャンスを作り出す。
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そうそう、この試合ではV・ファーレン長崎から期限付きで移籍してきた#26山田晃平選手がいきなり初スタメンを果たしたが、ボールタッチも柔らかいし、体格はそんなに恵まれていないものの相手に競り負けない球際の強さもあるし、何より隙あらば積極的に前へと向かう思い切りの良さがあり、この試合でも強烈な存在感を放っていた。
左サイドといえば、#14高野に#8旗手と高い実力を持つ選手がいるが、山田選手の加入で更にポジション争いが激しくなり、攻守に厚みが出てくるものと大いに期待している。
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そんなこんなで両者が高い次元で一進一退の攻防を見せ、ふと気が付くと時間も30分をとうに超えてきた。
こういった締まった試合は時間の経つのが早いものだが、このままスコアレスで折り返しか・・・と思い始めた前半40分、#13勝又のクロスをゴール前に詰めてきた#7佐藤が気迫のダイビングヘッドでゴールネットに突き刺し、遂にパルセイロが先制!
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先週のフクアリを再現するように雄叫びを上げる悠希の姿に勝利への希望や勇気が湧いてきた素晴らしいゴールだったが、後半に入って「是非とももう1点!」という願いとは裏腹に徐々に鳥取が攻める時間が長くなっていき、中盤以降はウチのディフェンスラインもズルズルと下げられて肝を冷やされるシーンが多くなってきた。
それでも全員が高い集中力で守り抜き、また相手のシュート精度の悪さにも助けられて4分という少し長めのアディショナルタイムも何とかやり過ごせるか・・・と思われたが、最後のワンプレーであるコーナーキックからのゴール前での混戦でレフリーが長い笛を吹きペナルティスポットを指差した。

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この瞬間、自分は何が起こったのか状況を掴めずポカンとしてしまった。
ゴール前に選手が密集していて遠目からでは詳しい事は分らなかったが、鳥取の選手が故意に倒された訳でもなさそうだし、仮に何か妨害行為のようなものがあったとしても、それがエリア外ならともかくあのようなセンシティブな場面でファールを取るに値するようなプレーだったのだろうか・・・・???

この判定にはベンチも当然納得がいかず、美濃部監督も衛藤コーチも血相を変えて猛抗議したが当然覆らず、フェルナンジーニョの蹴ったPKがゴールに吸い込まれ、その瞬間に試合終了を告げる長い笛が空しく鳴り響いた。

それにしても、前節町田戦の疑惑のオフサイドといい昨日のあのPKといい、2戦続けて、それも大事な大事な上位陣との直接対決で不可解極まる判定に泣かされてしまった。
町田戦の時は美濃部監督の「これもサッカー」というコメントに、「まぁそんなもんなんだろうな・・・」と無理に自分を納得させたが、これが2度続けて起こると、「不運」とか「しょうがない」という一言で片づけられてしまうのはあまりにやりきれない。

レフリーの判定に文句を言うのはタブーだし、レフリーだって人間だから間違いだって当然あるし、いくら抗議しても結果が変わらないのは重々承知しているが、それでも敢えて強く言わせてもらうと、選手達は目の前の1勝に向けて毎回死に物狂いで練習に励み自分の全てを注ぎ込んでプレーしているし、クラブにとっても1つの勝敗が優勝や昇格、ひいてはクラブ運営の浮沈にかかわるシビアな世界に身を置いており、サポも含めてみんな運営側が思っている以上に“命がけ”で試合に臨んでいるのだという事をどうか分かってほしいし、今回の件も含めて物議をかもしたジャッジについてしっかり分析や反省をし、審判技術の向上をしていってほしいと切に願っている。
(ただ昨日のレフリーについては、あの判定以外は常に公平で的確なジャッジをしていたし、判断や指示も早くて引き締まった試合展開に一役買っており、自分は全体的には高く評価しているとフォローしておきます。あの時は止むを得ずブーイングしてしまったけど、これを機にもっと精進して素晴らしいレフリーになるよう頑張ってください。)

・・・と、この記事も試合同様後味の悪い内容になってしまったが、ただウチが勝ち点を落としてしまったのはあの判定が全てではなく、美濃部監督も言うように“次の1点”が取れなかったウチ自身にも原因があるのは間違いない。
いや、それよりもあの判定は“付け足し”のようなもので、あの鳥取の猛攻を思うと、引き分けという結果は“妥当”というよりも、むしろ“負けなくてよかった”といった方が正しいのかもしれない。
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シーズン序盤の頃から比べれば良くなってはいるが、それでもまだゴールへと向かう気迫というか、積極性というか、我武者羅さというか、そういったものが前面に出ていないように思われる。
もちろんただ闇雲にシュートを打っていけばいいという訳ではないが、連携ばかりに気を取られていてはゴールは生まれない。
レフリーの判定一つで結果が左右されてしまう事なく、自分達の力でしっかりと勝利を掴み取っていかなければ、優勝や昇格など夢のまた夢なんである。

次節は5月のゴールデンウィーク以来の東和田開催という事で、また大勢の観客が足を運びスタンドも満員近くまで膨れ上がると思うが、そんなオレンジ色に染まったホームゲームで、初めて試合を見た観客にパルセイロの魅力やサッカーの面白さをアピールするためにも、昨日の悔しさをしっかり胸に刻んで、気持ちを全面に押し出したプレーでスカッとした快勝を見せてほしい。

崖っぷちに立たされたココからが力の見せどころ。

勇敢な獅子たちよ、奮起せよ!!
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【 おまけ 】
だいぶ内容が重くなってしまったので、ちょっと気持ちが和むような小ネタやトピックを数題。

その1
試合前にスタンドでまったりしていたら、黄緑色に身を固めたかわいい鳥取サポ(?)を発見。
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彼(彼女?)も試合を見たいのかピョンピョンと必死にフェンスをよじ登ろうとしていたが、観客に気づかれず踏み潰されてしまってはかなわないので、捕まえて外の草むらに逃がしてやりました。

その2
試合中の“たまたま珍百景”。
川鍋&ジーニョの「どぉ~もぉ~、アンガールズで~す」
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はい、ジャガジャガジャガジャガ・・・(両選手、ネタに使ってスミマセン。。。)

その3
選手紹介時にボードをめくっていたのは、もはや佐久が誇るゆるキャラとなった我等がアイドル、ハイぶりっ子ちゃん!
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お得意のぶりっ子ポーズやエレガントに片手を上げての決めポーズなど、シュールでセクシーな“ぶりちゃんワールド”全開で、これには遠路はるばる駆けつけた善良な鳥取サポもド肝を抜かれた事だろう。
アクセントの腰巻も普段の黄色からオレンジに変え、オデコの“種別幕”の表示は赤地に白抜きの『J2特急』とバリバリのパルセイロ仕様。
残念ながらチームは“臨時停車”してしまったけど、赤丸急上昇のぶりちゃん人気にあやかって、これから先はノンストップの超特急で突っ走りましょう!!
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした。
昨日、ゲキサカの携帯サイトで結果だけ見て、「ロスタイムの終了間際に追いつかれたとは何とももったいない。」と思っていましたが、そういう経緯だったとは。本当に悔しいお気持ち、お察しして余りあります。
とにかく、次こそ勝って下さい!

カエル君、可愛いですね。
私が昨日行って来た栃木グリーンスタジアムも、以前はゴール裏が芝生席で、雨上がりの試合の時にアマガエルがたくさん出現して驚いたことがありました。
今ではスタンドはコンクリになってしまって、昨日はカエルもいませんでしたが。
2014/07/21(月) 22:47:31 | URL | パオロロッシ #-[ 編集]
美濃部監督のコメント並びにブログ主様の潔い発言に感服し、にわかにも拘わらず敢えて言わせていただきます。
他競技に比べてサッカーは、実力差と点差は比例しないし、審判のたった一つのミスジャッジが試合を左右する事があります。
追加点が獲れなかった・相手の攻勢を許してしまった・ロスタイムにCKを与えてしまった・相手GKが上がってきた……等。
確かに何か起こるフラグは立っています。
ですが、今までスルーして来たCKの競り合いでPKを獲るとか、何かが起こる事を前提にしていて、反射的に吹いてしまったんじゃないかと思わざるを得ません。
レディースでの試合もそうですが、一部リーグに比べていつもジャッジがバラバラで、判定に一貫性がありません。
下部リーグはレベルが低いから、審判も低くて当然では、人生賭けて頑張ってる選手やチームがあまりに不憫です。
J3のチームとしてのサッカー力は、J1に比べて資金力や観客の数程差は無いって事は、U22選抜の結果が示しています。
むしろ、勝利への執念は比べるべくもありません。
J3は今年始まったばかりで、問題点の改善もこれからですが、未熟なジャッジだけは早急にどうにかして欲しいです。
判定を覆す事は絶対にしてはいけませんが、ミスはミスとして本人に然るべきフィードバックをしない限り、審判技術の向上なんて在り得ません。
選手達は厳しい世界で凌ぎを削ってるのに、それを裁く審判がぬるま湯に浸ってるのはあまりに理不尽です。
兎に角、ミスジャッジによる勝敗は勿論、昇格の行方が左右されないよう祈るばかりです。
ボランティアだから責任もペナルティも無いと思ってる人は、間違いではないけどやる資格は無いです。
今週の東和田では、この憤りを声援に変えて精一杯応援したいと思います。
パルセイロ頑張れ!!
2014/07/22(火) 20:13:22 | URL | レディース・ファン #-[ 編集]
パオロロッシ様
本当に悔しいというか、やるせない気持ちでいっぱいの試合でした。
あれが相手に押し込まれて同点にされたのなら諦めもつきますが、それ以外の“見えない力”に強引に結果を捻じ曲げられてしまったのは残念でなりません・・・
栃木のグリスタは自分も改修前に1回行った事がありますが、名前の通り緑が豊富で、あの環境ならカエルちゃんもいっぱい出没したでしょうね。
今はテレビで見ると全く違う雰囲気になっていますが、早くJ2に上がって新装グリスタにも行ってみたいものです。

レディース・ファン様
全くおっしゃる通り、あのジャッジは確信的なものではなく、「この場面なら絶対誰かファールする」という思い込みが高じて思わず笛を吹いてしまったんだと思います。
何しろ本当に突発的な笛でしたからね。
本当は自分もあんな分かったような記事ではなく、あの判定や度重なる誤審、そしてリーグや協会の後手後手の対応をケチョンケチョンに非難してやりたいところです。
ただ、もう起きてしまった事にいくら文句をタレても元には戻らないし、自分がみっともないだけではなく、万が一そんな記事を関係者が読んだらクラブの印象まで悪くしてしまうので自重していますが・・・
ただ一つ確信できるのは、レフリーより遠目ではあるものの、ベンチのスタッフの目もスタンドの観客の目も“フシ穴”じゃないんだから、内外野含めてあれだけの人数が異議を唱え大きな騒ぎになるという事は十中八九“誤審”という事で間違いないでしょう。
本文でも少し触れたように、リーグや協会はこういった騒動になった判定に対してはしっかり分析や総括をしてしかるべき処置を行い、こういった悲劇を無くしていく努力をしていってほしいものですね。
そうじゃないと、各試合にマッチコミッショナーを置いている意味がありませんから。
2014/07/23(水) 21:21:24 | URL | ぼー #-[ 編集]
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