ぼちぼちいこか
AC長野パルセイロ・信濃グランセローズを中心に、スポーツいろいろ見聞録
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明治安田生命J3リーグ2014第21節 vsツエーゲン金沢
前節は最下位のYS横浜相手に引き分けに終わって貴重な勝ち点を落とす結果となってしまい、昇格のためにはいよいよ一歩も引けない状況まで追い込まれたパルセイロ。
そこへ持ってきて今節からは、金沢~相模原~町田と難敵相手の大きな山場ともいえる3連戦が始まる訳だが、この厳しい戦いを良い形で乗り切れば最低でも昇格圏内の2位以上でのフィニッシュに向けて足場を固める事ができるだけに、ここは何としても全勝して勢いに乗りたいところ。

そんな運命の3連戦の初戦の相手、北信越リーグ時代からの宿敵であるツエーゲン金沢は、前節は鳥取に2-4で敗れてウチとの勝ち点差は2に広がったものの、今シーズンはそれまでのウイークポイントだった守備面が大幅に改善されて失点が少なくなり、元来からの得点力の高さと相まって今年は例年以上に不気味な存在感がある。
また成績面でも、ウチが11勝7分2敗・28得点14失点に対して金沢は11勝5分4敗・31得点14失点とほとんど同じ数字であり、そんな実力的にも伯仲した両者の直接対決は、首位・町田への挑戦権を賭けた重要な戦いといえるだろう。

そんな今季の運命を左右するような絶対に負けられない一戦の結果は以下の通り。

AC長野パルセイロ 1(1-1・0-1)2 ツエーゲン金沢
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出だしこそ両者とも警戒してかお互いに中盤で潰し合う“両すくみ”的な静かな展開だったが、徐々にウチが両サイドを中心に攻め上がり、対する金沢は速攻でチャンスを作るというお互いの持ち味が出る“北信越ライバル対決”にふさわしい緊迫した展開となっていく。
そんな中でもウチが若干優位に試合を進めていくと、前半19分、コーナーキックからのゴール前での混戦から最後は#2松原がねじ込んでパルセイロが先制!
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(ゴール直後の場内アナウンスでは#10宇野沢のゴールと言っていたけど、写真を見ると優吉っつぁんが喜びを爆発させていたから「あれっ?」って思ってたら、やっぱり試合後に訂正されてましたね。)

絶対に勝ちたい金沢との直接対決で、この先制ゴールは非常にデカい!
この選手全員の気持ちが入ったナイスゴールで勢い付いたパルセイロはなおも追加点を取ろうと攻め立てるが、何度かあった決定的なチャンスもシュートがわずかに枠を外れてゴールならず、そうこうしているうちに金沢も徐々に盛り返し、前半41分、ゴールエリアのすぐ外の絶好の位置で与えてしまったフリーキックを直接決められ同点にされてしまう。
これは雨でスリッピーになったピッチ状況をうまく利用した敵ながらアッパレのフリーキックだったが、前半終了間際というウチにとって最悪な時間帯に不用意なファールで与えたセットプレーからの失点という最悪な形で、何となくイヤな雰囲気のままハーフタイムに入った。
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まぁでもまだ後半があるし、ここは休憩時間に気持ちを切り替えて再び勝ち越しを・・・と期待したが、金沢のキックオフで始まった後半はウチがクリアーしたボールをことごとく相手に拾われて攻め込まれる時間が長くなる。
それでもウチもひとたびボールが収まれば果敢に攻め込み何とか悪い流れを断ち切ろうとするが、後半12分に悲劇が起きた。
#13勝又が中盤でインターセプトするとそのままフリーで持ち込み、最後はGKと1対1になって後はゴールに蹴り込むだけ・・・というところだったが、ちょっと力んだかドリブルの球足が長くなってボールがGKの前に出てしまい、慌てて前へ突っ込んでいったところGKと交錯してしまい絶好のチャンスを潰してしまう。
「あ~あ、もったいないなぁ~・・・」と思っていたら、何と主審が勝又に向かってレッドカードを掲げたではないか!?

ちょっと待ってほしい。
確かにGKはエリア内では相手のタックルに対して固く守られてはいるが、あの場面はボールが思いがけず前に転がってしまった事による勢い余っての“不可抗力”であり、イエローだったらともかく、一発レッドはあまりにも極端な判定じゃないか?
これでウチは町田戦の『疑惑のオフサイド』と鳥取戦の『疑惑のPK』に引き続き、またしても上位との直接対決という大事な試合で審判に振り回される結果となってしまった。

この判定、審判アセッサーやマッチコミッショナーはどのように見ていたのだろうか?
確かにピッチ上では審判の判定は絶対ではあるが、観客だって贔屓目線ではあるけど選手の動きが俯瞰できるスタンドからしっかりプレーを見ている訳で、その観客のほとんどが大きな声を上げて異議を唱えるようなジャッジは明らかに何らかの問題をはらんでいると思う。
これは鳥取戦の記事でも書いたが、観客からブーイングが飛び出したジャッジは「審判がそう判断したんだから正しい」で終わらせるのではなく、試合後にしっかり検証して今後の審判技術の向上をしていってもらいたいと重ねてお願いしたい。
そうでないと、何のために審判アセッサーやマッチコミッショナーを置いているのか分からない。

・・・と、話が少し違う方に行ってしまったが、これで数的不利になったウチは当然ながら防戦一方となり、最前線の#10宇野沢以外の全員が自陣に引いて必死に金沢の猛攻をしのぐ展開に。
それでもウチも完全に受け身になる事なく、高い集中力で相手の攻撃を防ぎボールを奪うと果敢に前へと攻め上がり、何度か大きなチャンスを作るなど、全員が勝利に向けて必死にプレーする姿が伝わってきた。
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ただ勝負の世界は非情なもので、5分間という長い長いアディショナルタイムも2分を経過したところで、前掛かりになったウチの裏をとられてフリーで持ち込まれ、最後はGKと1対1の場面となったところで相手にしっかり決められて逆転を許し、「最低でも引き分けて勝ち点1を・・・」という長野の望みを打ち砕かれる、あまりにも痛すぎる敗戦を喫してしまった。

この試合はやはり勝又選手に対する『疑惑のレッドカード』が試合の流れを大きく変えてしまった事は間違いないが、自分はそれを承知で敢えてパルセイロの選手達に大きな『喝!』を入れたい。

確かに今日の選手達は勝利に対する思いを前面に出して最後まで気持ちのこもったプレーをしていたが、少し冷静になって振り返ってみると、流れの中で決定的なチャンスを何度も作り出していたし、数的不利な状況となって押し込まれる場面が多くなってもスコアリングチャンスはむしろウチの方が多かったんじゃないかとも思うが、それらのシュートはことごとく枠を外してしまっていたり、ゴール前フリーのところに出てきたボールを受け損なってみすみすチャンスを逃してしまったりしていた。
要するに最後のフィニッシュの場面で正確性を欠いており、その度にスタンドの大歓声がため息に変わっていたが、逆に金沢は全体的にはウチより攻めあぐねている場面が多かったもののワンチャンスを確実にモノにしており、このあたりの“確実性”が勝負を分けた最大のポイントで、少し意地悪な言い方をすれば、たとえ数的にイーブンな状況のまま90分間戦ったとしても今日の試合に勝てたかどうかは疑問であり、あのレッドカードを敗戦の一番の原因とするのは単なる“言い訳”にしかならないんじゃないか・・・とも思う。

以前のような“横パス病”は影をひそめ最後まで気持ちを込めて戦った選手達には大きな拍手を贈りたいが、今日の結果を“悲劇”とか“不運”の一言で片づける事なく、もう1ランク上を目指してしっかり精進していってもらいたい。

これでパルセイロは再び金沢に抜かれて3位に後退。
また首位の町田は鳥取と引き分けて足踏みしたものの、それでもウチとの勝ち点差は8まで広がり、優勝に向けてはかなり厳しい状況となってしまった。
また町田に引き分けた4位の鳥取が勝ち点5差とじわじわ差を詰めてきており、昇格圏内の2位争いはウチと金沢に鳥取を加えた三つ巴の様相になりつつある。

そんなこんなでここにきて更に追い込まれてしまったパルセイロだが、選手達はどうか下を向かないでほしい。
今日も長野県知事選挙があった上に強力な台風の影響で雨模様の天候という最悪な条件だったにもかかわらず、目標を上回る3,038名という人数が東和田までかけつけてくれたし、敗戦が決まっても選手がロッカーに引き上げるまで多くのサポがスタンドに残って激励の声援や拍手を贈ってくれていた。
そう。 ウチにはJ3レベルでは1、2を争う多くの熱心なサポがついているのだ。
このサポの思いをしっかりと受け止め、もう一度気持ちを奮い立たせてもらいたい。
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次節は現在6位ながら実力も高く決して侮れない相模原とアウェイで対戦するが、今日の記事でド素人にもかかわらず生意気な口調でダメ出しをした偏屈サポ(←ワタクシの事です!)に「どーだ、まいったか!!」と一泡吹かすような快勝をあげてくれる事を大いに期待している。

オレらはまだ諦めちゃいない! そして選手を見捨てちゃいない!
何度でも立ち上がれ! 勇敢な獅子たちよ!!
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コメント
この記事へのコメント
昨日の結果は本当に本当に残念で悲しいですが、元気の出る更新ありがとうございます。
シュートの正確性はじめ、ブログ主様のおっしゃる通りですね。
自分は最近ゴール裏から応援するようになったのですが、ひとつ気になった事があります。
試合前にみんなシュート練習するんですが、正直、あまり決まってない印象があります。
これは完全にド素人目線なので全く関係ないと思いますが、あれはコーナーを狙ってるからであって問題無いのでしょうか?
「常在戦場」という言葉は適切でないかも知れませんが、普段の練習から、「この一本のシュートでチームの勝利が決まるんだ」という強い気持ちを常に持っていれば、本番での結果もおのずと違ってくるのではと、おこがましいのは200%承知ですが、自分はそう思っております。
それと、勝又選手の件でも気になった事が一つ。
前半に相手ゴールPA内で、DFと競り合いになり、両者とも倒れたシーンがありました。
ゴール裏の間近で見ていた自分は、相手のファールだと思いましたが、ジャッジは逆に勝又選手でした。
この後勝又選手は主審にかなり抗議してました。
まあさすがにPKは無理がありましたが、勝又選手のファールで無かった事は確かです。
もしかして、勝又選手のちょっと長めのこの抗議があのレッドに繋がったのだとしたら、あまりにも理不尽です。
反対サイドのゴール前でのあのファールについては、正直遠めだったので何とも言えません。
ただ、身内びいきが昂じたこんな憶測が出るのも、ここ数試合の度重なる「疑惑」があるからです。
くれぐれもジャッジに勝敗を左右される事のなきよう切に願うばかりです。
いつもウザイ長文で本当にすみませんが、ウザイついでに最後に一言。
勝又選手のアグレッシブなサッカーが大好きです。
頑張れ勝又選手! 負けるなパルセイロ!!
2014/08/11(月) 20:06:03 | URL | レディース・ファン #-[ 編集]
レディース・ファン様
コメントありがとうございます。
ここに寄せられたコメントは、「この人も同じ事を思っていたんだ」とか「なるほど、そういう見方もあったのか」とか自分にとって参考になる事が多く、何より自分の駄文を真剣に読んでいただいている証として、毎回とてもありがたく拝読させてもらっています。
ウザいなんてとんでもない! これからもガンガン書き込んでください!

さて、今回のコメントはどれも自分と全く同意見で思わずニヤリとしてしまいました。
まず試合前のシュート練習ですが、北信越リーグ時代の古い話で恐縮ですが、当時は自分もゴール裏にいて、ある試合前の練習中に隣で見ていた応援仲間が「全然シュートが枠にいかねーな・・・」とこぼしており、案の定その試合はシュートを外しまくる無様な内容で試合後にその仲間が「やっぱり言った通りだ!!」と相当怒っていた事を思い出しました。
あのシュート練習がどのような意図や目的を持って行われているのかは自分も分かりませんが、やっぱり練習でうまくいかないものは本番でもダメなのは当然の事であり、練習からシュート一本打つのにも気持ちを込めてほしいものですよね。

そして勝又選手の前半の抗議の件は、自分も大いに気になっていました。
確かにあのファールのジャッジも酷いものでしたが、勝又選手の抗議もちょっとしつこ過ぎるな・・・と感じていて、あれでレフリーの勝又選手に対する心象がかなり悪くなったような気がします。
そんな伏線があったので、問題の場面も本当はイエローで済むところレッドになってしまったんじゃないか・・・と自分は考えています。
この事は本文でも書こうと思ったんですが、起きた事象に対する抗議はともかく、ブログという公の場で裏も取らず憶測だけでレフリーの人間性にまで言及するような記事を書くのはさすがにマズいだろうと思ってこのくだりは削除しました。(あ・・・でもここで書いちゃったか。。。)
この試合はあの一件以外も場当たり的なジャッジが多すぎたし、本当にウチはレフリー運に恵まれないと愚痴の一つもこぼしたくなりますが、リーグ関係者はこれら一連の誤審を「サポが一方的に騒いでいるだけ」とスルーせず、しっかりと試合を検証してレフリーの質を改善していってもらいたいと切に思います。

最後に、自分も勝又選手が大好きです。
そしてほとんどもパルサポも同じ気持ちだというのは、試合後にメインスタンドから沸き起こった『勝又コール』が証明しています。
当の勝又選手には、この一件がトラウマになってプレーが小さくまとまったりせず、今度出てきた時もこれまで通りピッチを縦横無尽に走り回る姿を見せてほしいと祈っています。
2014/08/12(火) 22:35:50 | URL | ぼー #-[ 編集]
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